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【呪い】 - (2012/12/06 (木) 11:53:41) のソース

*概要
実は本編Ⅰからずっと登場している常連のトラップor状態異常。
装備品に呪いがかかっている場合と、戦闘時に呪いを受けることの2通りがある。
呪いがかかっている装備品を装備してしまうと、通常[[まがまがしい音楽>【呪いのモチーフ】]]が流れて呪われたことを知らされる。
その後、その装備品にかけられた何らかの悪い効果を半永久的に受け続けることになってしまう。
呪いを解くには[[【シャナク】]]を使うか、[[【教会】]]で呪いを解いてもらうかのどちらか。
基本的には呪いを解くと装備品は消滅してしまう。アイテムコレクターは注意が必要。
性能が優れた装備品も多いのだが、それ以上に呪いが強烈なので、基本的に装備しない方が良い。
しかし、まじんのよろいなど悪い効果を逆手に取ることで逆に有効に利用できる装備品もある。

*DQⅠ
呪われたアイテムを身に付けるとラダトームの城に入れなくなる。したがってセーブも不能。
ちなみに呪われた状態で死ぬと復活した瞬間にHP1で追い出される。そんな、ひどい…。
ラダトームの町に呪いを解いてくれるじいさんがいて、解呪手段はこれのみ。
呪いアイテム自体はまったくメリットのない代物であり、
おそらく「RPGにおける呪いという概念」を教えるために存在していると思われる。

*DQⅡ
呪われた装備が「非常に強いがリスクがある」効果になったのはここから。教会も初登場。
呪いを解くと装備は消滅する他、[[【ハーゴンの神殿】]]で幻術状態の中装備すると戻った時には外れる。
この幻術状態のプログラムミスを利用した裏技が[[【はかぶさの剣】]]である。
なお、Ⅰのラダトームのじいさんは健在だが「新しいタイプの呪いだから解けない」と言われる。
リメイク版では、呪いを解いても装備品は手元に残る。

*DQⅢ
シャナクが初登場。呪われたアイテムを装備する機会もそうそう無いが、いつでも解呪できるように。
なお呪いを解くと装備品は消滅してしまうので、うかつに装備しないように注意。
勇者以外の仲間は転職すればノーリスクで外せる(転職自体がリスクだが)。
また、エンディングを迎えると直前のセーブデータに戻るので、結果的に外せる。
ラスボスぐらいにしか活用できないが、勇者一人旅では般若の面を有効利用できる。
ただし携帯アプリ版では装備した状態でセーブされてしまうので注意が必要。

*DQⅣ
シャナクを覚える仲間はおらず、オリジナル版では教会で呪いを解くと装備品は壊れる。リメイク版では装備品は手元に残る。
ちなみにリメイク版のピサロは呪いの効果を受けずに装備可能。専用装備があるのであまり意味は無いが。
ピサロが装備した時にデメリットがない事から、本作での呪いとは「外せないこと+装備品のデメリット性能」の2点である事がわかる。

*DQⅤ
呪われた装備をノーリスクで外せるようになった。ただ呪いのSEが流れるのみ。SFC版ではステータスウィンドウに何も出ない。いわば「装備品のデメリット性能」に過ぎないため、教会に相談しても「呪われていない」の一点張り。リメイク版では「のろい」と付くようになったが、とくに仕様の変化は無い。
が、ステータス異常としての呪いが初登場。シャナクはこちらの効果に用いる。
呪いはのろいのマスク、サターンヘルム、ライオネックが使い、全部で5種類。
+戦闘中の行動時に動けなくなる(のろいのマスク、ライオネック)
+戦闘中の攻撃時に自分や仲間を攻撃してしまう(ライオネック)
+戦闘中に使おうとした呪文や特技がかき消されてしまう(サターンヘルム)
+フィールド上でHPが減少していく(のろいのマスク)
+フィールド上でMPが減少していく(サターンヘルム)
1〜3は戦闘終了後に呪いは消える。シャナクは戦闘中、移動中どちらでも使える。
他には大神殿において質問への答え如何でマーサに化けたラマダが戦闘前に呪いをかけてくる。
が、この呪いには上記のような戦闘中のデメリットは無い。
とはいえリメイク版ではずっと「のろい」と表示されるので、鬱陶しいなら教会やシャナクで解呪しておいた方がいいかも。
また、HPの呪いは毒の倍速でダメージを受ける(4歩で−1HP)。毒や猛毒と同じように、死ぬことはなく、残りHP1で下げ止まる。またSFC版では、上記のうち2の呪いは使わない。
*DQⅥ
Ⅴと同様、ノーリスクで装備を外せる。というより「呪い」という概念そのものがほぼ存在しない。
したがって教会からも「のろいをとく」の項目が削除されている。
一応DS版ならマイナス効果のある装備品を装備した際には例の音楽は鳴るが、装備品自体のマイナス効果を我慢すれば問題はない。

DS版では装備するとステータスが呪い状態になるようになった。
Ⅴ同様、どうやら各装備品のマイナス効果そのものが呪いの効果ということらしい。
とはいえ、普通に装備を外せるのはSFC版と同じで、実質何も変わっていない。

*DQⅦ
簡単には外せなくなり、シャナクも無いので久しぶりに教会の出番が。
ただし、Ⅲと同様に呪いを解くと装備品は消滅してしまうので注意。

*DQⅧ
Ⅳなどと同様、呪いを解いても装備品は消滅しない。
そして呪われた装備品を聖者の灰(+α)と共に錬金釜にぶち込むことで有益な装備品を作ることが出来る。
(例 破滅の盾→メタルキングの盾 ドクロのかぶと→太陽のかんむり)
また、Ⅴと同様ステータス異常の呪いも再登場。
呪いの玉や霧などバリエーションがあるが基本的に1ターン休み。
しかし、ダメージカット能力があるモンスターや一緒に出現するモンスターが大挙して使うので、
テンションアップの邪魔をされて大変に嫌らしい。
ちなみに主人公はその出自の関係上、ある戦闘を除いて呪いを絶対に受けない。

*DQⅨ
今作ではシャナクに代わり[[【おはらい】]]の特技が登場し、自力で呪いを解くことが出来る(手元にも残る)。
また、呪い装備を複数装備する必要のあるクエストも登場する。
Ⅷ同様、錬金材料としても活躍。

*DQM
1、2、CHでは状態変化型で、のろいのことばを喰らうとなる。
HPやMPが減ったり、行動できなかったり、麻痺状態になったりとロクな事が起こらない。
シャナクやげっけいじゅ、ひかりのはどうで解除することが出来る。
1ではとまどいの扉のぬしのじんめんじゅが使ってくるので意外な苦戦をした人もいるかもしれない。

*トルネコ1
装備品が外せなくなってしまう。そして不思議のダンジョンシリーズの特徴として、
本編シリーズのように「呪われた装備」があるのではなく、
「全ての装備品が一定確率で呪われている」という風になっている。
ちなみに呪われている武器や盾は必ず修正値が−1、ちからの指輪は−3である。
ハラヘラズの指輪など有益な装備ならまだしも、 ルーラの指輪やハラペコの指輪などだったら目も当てられない。
メイン装備を決めたら無駄に装備を変えない、特に指輪は事前に識別する等して呪いを避けよう。
解除するにはシャナクの巻物。武器や盾ならバイキルトの巻物、スカラの巻物、メッキの巻物でも呪いが解ける。
パンの巻物で強制的にパンにして装備から外すという荒技もある。

なお、シャナク等で呪いが解けるのはその冒険の間のみらしく、呪われていた指輪は持ち帰ったら呪いが復活する。
また、上記の「呪われた装備は修正値がマイナス」というのは厳密には逆のようで、
ダンジョンから離れて状態がリセットされると、修正値がマイナスの装備には呪いが生まれる。
これはダンジョン内で錆びた盾や、パルプンテの巻物で強化し続けて修正値がリセットされると起こる。

*トルネコ2
呪いが復活することは無くなったが、シャーマンが装備に呪いをかけてくるようになった。
解呪方法は基本的には1の時と同じ。各種巻物で解呪ことになるが、少々勿体無いが今回は白紙の巻物でも代用可能。ダンジョンにいる神父に話しかけて呪いを解いてもらえる。
また、装備を外すだけなら装備外しの罠やがいこつ剣士系統(盾のみ)を使う手もある。
トルネコが魔法使いになればシャナクも覚えられるが、肝心の魔法使いは指輪しか装備できない。
一方巻物を読めない戦士の場合は、呪われた装備に適当な技をセットして、罠にかかる等してわざと破壊して外す荒技がある。

*トルネコ3
矢などの飛び道具や草、巻物、杖にも対象が拡大。武器、盾は修正値に関わらず呪われている可能性がある。
武器、盾、指輪では呪われるとその装備品の印の効力が発揮されなくなった。
危険な指輪などを装備してもとりあえずは安全になった反面、
プラス効果の印の効果まで消えてしまうのでやっぱり厳しい。
但し、それを逆手に取って、[[【さきぼそりの剣】]]等のマイナス効果を打ち消して高い基本性能のみを活用するのに利用出来る。
矢や装備品以外の場合は基本的に使用不可能になってしまう。
石や[[【大砲の弾】]]は少し特殊で、投げたり転がす事は可能だが、ダメージや爆発等の主要な効果をしなくなる事に伴って
様々な条件下での効果も変わる(詳しくは各項目にて)。
パンや[[【ちいさなメダル】]]、カギ等は基本的に呪われる事はないが、[[特定条件下>【呪いの壺】]]で呪われる場合があり
食べたりメダル王に渡したり鍵を開ける事が不可能になってしまう。

解除するにはシャナクの巻物か、多少強引だが祝福の壺を使う手もある(後者は指輪等 祝福の概念がない物は不可)。
シャーマンの呪いの対象はアイテム全版に拡大されたので注意したい。

*少年ヤンガス
ついにゴールドなどごく一部を除く全アイテムに対象が拡大された。
基本的な仕様はトルネコ3とほとんど同じ。
呪いの罠まで設置されるようになったので罠チェックをきちんとしておきたいところである。
敵では、ゾンビマスターがアイテムを3つ呪ってくることがある。
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