DS版Ⅴ、Ⅵ、Ⅸにおけるシステム。 以前からDSソフトのROMを不正にバックアップしたり、違法コピーされたバックアップファイルを特殊な機械(通称マジコン)を用いてプレイする行為が、 多くの心無いプレイヤーによって行われていた。 当然ながらメーカー側も黙っているわけではなく様々な対策を行っている。 ドラクエシリーズにおいてもDS版Ⅴで初めてマジコン対策としてコピーガードが施された。 内容は不正にコピーされたソフトでゲームを始めると、いつまでたっても船が最初のビスタ港に着かないというもの。 既に正規発売日の前日の16日ごろからネット上に違法コピーデータが出回っていたらしいが、 このデータでプレイした数人が前述の内容をネット掲示板に書き込んだため「ついにメーカー側も対策を仕込んだか」などと話題になった。 しかしながら、マジコンユーザー側もすぐさま対策に乗り出し、 結局正規発売開始からわずか6時間後にコピーガードを破る改造コードが出回って事実上無意味になってしまった。 Ⅸにおいては、違法データで起動すると最序盤でフリーズを起こすようになっていたが、やはりあっさり突破されてしまった。 DS版ⅥにおいてもⅤと同様の措置が取られた。 不正なROMと判断されると、オープニングのムドー城のイベントを済ませてもターニアに起こしてもらえず、延々と悪夢の中を彷徨うハメになる。 しかし、こちらもやはり以下同文。 結局のところメーカー側とマジコン側のいたちごっこが続いているのが現状のようである。 無論ドラクエ、いやゲームを本当に愛する者であるならばこのような違法なコピーデータなどには絶対に手を出してはいけない。 尚、現実における出来事を皮肉ったジョーク記事で知られている虚構新聞社において[[このようなジョーク記事>http://kyoko-np.net/2009071301.html ]]が掲載されたが、 これが本当だったら良かったのにと思った人も多いかもしれない。 ----