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【主人公(Ⅷ)】 - (2013/08/11 (日) 11:20:50) のソース

> ''パーティメンバー:DQⅧ''
>【主人公】―[[【ヤンガス】]]―[[【ゼシカ】]]―[[【ククール】]]
*目次
#contents()
*DQⅧ
[[【ドラゴンクエストⅧ 空と海と大地と呪われし姫君】]]の[[【主人公】]]。
頭のバンダナと黄色い服がトレードマーク。
ロト・天空シリーズのようないかにも勇者らしい風貌ではなく、どちらかと言えば颯爽とした冒険者らしいルックスをしている。
またⅧの世界では「勇者」という呼称もなく、その観念も薄い。
相棒の不思議なねずみ[[【トーポ】]]が、いつもポケットの中に入っている。

[[【デフォルトネーム】]]は作品名と同じ「エイト」。
DQMBなどにもこの名前で登場している。

**その旅路
元は[[【トロデーン城】]]の若き兵士長。
トロデーン城はある日[[【ドルマゲス】]]によって呪いをかけられ、城の人々はイバラに、
[[【トロデ】]]王は醜い魔物に、[[【ミーティア】]]姫は馬に姿を変えられてしまった。
だが、彼はなぜか1人だけ呪いの影響を受けなかったため、トロデとミーティアと共にドルマゲスを倒し呪いを解くための旅に出る。
この一件に限らず、彼は戦闘中も装備品によってもなぜか一切呪われることがない体質を持っている。
これは後述する彼の生い立ちによるものなのだが、判明するのはだいぶ後の事である。
旅路の中で、はぐれ盗賊[[【ヤンガス】]]、ドルマゲスに兄を殺された少女[[【ゼシカ】]]、同じく恩師を殺された聖堂騎士団員のはみ出し者[[【ククール】]]を仲間に加えてゆく。
なお、旅の途上は常に兵士長としての上司たるトロデと馬姫様が同伴しており、歴代勇者と異なりパーティリーダーという性質は薄い。

長き旅の末仇敵ドルマゲスを討ち果たすが、なぜか2人と城にかけられた呪いは解けず、七賢者の末裔の殺害も止まらなかった。
一連の事件の背後に復活を遂げんとする[[【暗黒神ラプソーン】]]の存在があることを知った彼は、故郷を救うため、そして世界を救うために暗黒神との対決に挑む。
だが、その過程で知ることになる彼自身の出自は、あまりにも意外なものであった・・・。

余談だが、暗黒神ラプソーンを倒し世界を救っても、称賛される描写がほとんどなく、せいぜいトロデーン国の近衛隊長に出世するくらいである。
エンディングのイベントで登場するクラビウス王にも感謝されることは無いし、[[【聖堂騎士団】]]には世界を救った後まで目の敵にされる始末。
世界を救ったのに称賛されなかった主人公ナンバー1ではなかろうか。
伝説にまでなって人々の間に語り継がれたⅢの主人公とは、えらく扱いが違う。

**その出自
その正体は現サザンビーク王[[【クラビウス】]]の兄、[[【エルトリオ】]]王子と竜神族の娘[[【ウィニア】]]の間に生まれた子。
人間と[[【竜神族】]]とのハーフである。
後に二人は竜神族によって引き離され、結果、不幸にも二人とも死に至ることとなる。
そして主人公はこれまでの記憶を封印する呪いをかけられ、人間界へと追放されることとなった。
彼が呪いの影響を受けないのはこの竜神族の強力な呪いが先にかけられており、
後にかけられる他の呪いを無効化してしまうことが原因である。
その代わりと言うべきか、人間体の[[【竜神王】]]が使う[[【竜神の封印】]]は他3人と違って高確率で食らう。

**戦闘能力
***総評
勇者と呼ばれることはないものの、Ⅳ以前の作品における勇者の特徴を色濃く持っており、その意味では原点回帰と言える。
回復呪文が充実しているほか、元々が雷の呪文だった[[【ギラ系】]]の攻撃呪文、勇気スキルで覚える[[【デイン系】]]や[[【ベホマズン】]]といった典型的な勇者専用呪文を習得する。
戦闘での役割も、勇者らしく攻撃と回復である。補助呪文は勇気スキルによる[[【マホトーン】]]だけである。

歴代勇者との最大の差異にして最大の長所は、勇気スキルによる消費MP減少。
勇者といえば「強力な呪文を覚えるが、最大MPが並程度なので乱用しづらい」という印象があるが、勇気スキルを高めると呪文に必要なMPが減少する。
これにより、終盤になるとベホマズンを自在に連発する事が可能になる。その性能はまさに化物級。
賢さが伸びにくいので攻撃呪文の威力には期待できないが、回復呪文は非常に有用だし、MPを消費する各種攻撃特技も強力なので、非常にありがたい。
魔法に秀でた主人公というのは歴代作品でも中々異色である。

もちろん呪文のみならず肉弾戦でも十分戦える。
中でも[[【さみだれ突き】]]や[[【雷光一閃突き】]]は、ボス撃破の際に有効なダメージソースになる。
[[【ドラゴン斬り】>【ドラゴンぎり】]]も、相手によっては非常に強力。
ゼシカのグリンガム+双竜打ちの前にはどうしても霞んでしまうが、物理アタッカーとしても優秀だ。

***ステータス・装備
高レベルになるまでは、ククールと似たステータスを持つ。
ククールに比べると素早さと賢さで劣り、レベル35くらいになるまではMPも低め。
しかしHPはヤンガス並みの高水準を常に維持するため、打たれ強い。
Lv45まではククールと同等の力なので、物理攻撃もそれなりといった程度の威力だが、
その後は大きく伸び、最終的には戦士系のヤンガスをも超えるパワーを持つようになる。

武器は剣とヤリ、そして序盤戦のおなじみ装備となったブーメランを使用可能。
防具はヤンガス、ククールと共通するものが多い。

デイン系に耐性を持っているが、食らう機会は多くないので生かしづらい。
もちろん、[[【いなずま】]]や[[【いなずまぎり】]]は[[【イオ系】]]なので、普通に食らう。
[[【ラリホー系】]]と[[【メダパニ系】]]にも耐性を持ち、わずかながらも行動不能になる確率が低い。
また、特殊体質のおかげで、[[【呪い】]]に対して完全耐性を持っているのも長所。[[【からみつくいばら】]]も無効。
ピサロのように呪われた装備品を装備しても呪われないので、[[【はめつのたて】]]などをより強力な装備を手に入れるまでのつなぎに使うプレーヤーもたまにいる。
前述の通り、他3人とは違って竜神の封印は高確率で食らうので注意。…と言っても竜神の封印は人間体の竜神王の1ターン目の行動以外無いのだが。

***習得呪文
|CENTER:習得Lv|CENTER:習得呪文|
|CENTER:3|CENTER:[[【ホイミ】]]|
|CENTER:4|CENTER:[[【キアリー】]]|
|CENTER:6|CENTER:[[【リレミト】]]|
|CENTER:11|CENTER:[[【ギラ】]]|
|CENTER:18|CENTER:[[【ベホイミ】]]|
|CENTER:20|CENTER:[[【ベギラマ】]]|
|CENTER:27|CENTER:[[【ベホマ】]]|
|CENTER:29|CENTER:[[【ザオラル】]]|
|CENTER:32|CENTER:[[【ベギラゴン】]]|

ゼシカやククールとは違い、自力習得の呪文は少なく、バリエーションに乏しい。
そのため、スキルで何を覚えるかが非常に重要になってくる。

***スキル
[[【剣スキル】]][[【槍スキル】]][[【ブーメラン(スキル)】]][[【格闘スキル】]][[【勇気】]]

ヤンガスやゼシカに比べると、スキルポイントの伸びがやや悪いので、どのスキルを上げるのかしっかり考えたい。

総評でも述べたとおり、勇気スキルの消費MP減少がとてつもなく強力。
もちろん、覚える呪文も[[【ルーラ】]]、[[【ライデイン】]]、ベホマズンと強力なので、90までは率先して上げていきたい。

武器スキルは、剣か槍のどちらかを選ぶのが良いだろう。
ブーメランは後半になると攻撃力不足に陥りやすい。わざわざスキルを上げなくても、序盤のうちは通常攻撃だけでも十分使えるので、優先度は低い。
剣スキルは、中盤以降の武器の種類が多く、特技の安定感もあり、MPを消費しない特技も多いのが長所。
ただし、[[【はがねのつるぎ】]]を入手するまでは[[【どうのつるぎ】]]で頑張る必要があるので、序盤は攻撃力不足に陥りやすい。
それと、SP100になるまでは対集団への対応力が低いので、そこには注意しよう。
槍スキルは剣よりも対応できる幅が広く、強力な特技が多い。
特に雷光一閃突きはメタル狩りに使えるだけでなく、この特技があるかどうかで難易度が大きく変わるボスが複数いる。
ただし剣に比べるとMPを消費する特技が多い。また、特技にはややクセがあり、上手く使わないと効果的にならない。

なお、格闘スキルに11振ると[[【だいぼうぎょ】]]を覚えられる。ストーリーが進めば進むほど役に立つ特技なので、覚えさせても良いだろう。

*DQⅨ
再登場したドルマゲス、ラプソーンを倒す事(or期間限定でWi-Fiショッピング)で彼のコスプレ装備が手に入る。
コンプリートすると、ミーティア姫に忠誠を誓う「トロデーン近衛隊長」の称号がもらえる。
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