IXに登場するモンスター。 宝の地図の洞窟のうち、遺跡系マップの高レベル地図の深層に出現する。 創造神グランゼニスが、人間を滅ぼすために生み出した破滅の魔獣である。 そういう意味では、グランゼニスの分身であるハヌマーンの下位互換なのかもしれない。 他にグランゼニスが生み出したと明言されているモンスターには[[【オーシャンボーン】]]などが居る。 ハヌマーンや[[【じごくのヌエ】]]の色違いで、目に痛い紫のドギツイ配色が禍々しく、まさに破滅の魔獣といった雰囲気の魔物である。 現在でもグランゼニスの命令を忠実に守っており、人間を滅ぼすために活動している。 その割には、宝の地図の洞窟から出てこないが。 攻撃手段は滅茶苦茶豪華で、鋭い爪を振り回す強化攻撃、イオナズン、マホカンタ、テンションバーンと、ほとんどボスモンスターみたいな多芸さを誇る。 HPも攻撃力も申し分無い高さで、1ターン2回行動など当たり前。 また、イオナズンもよく暴走してダメージが増えるので、油断はできない。 ただし、眠りやマヒといった状態異常が効く可能性もあるため、まるきりボスのスペックというわけではない。 頭も悪く、戦況に合わせて戦術を変えるようなことはないようである。 弱点は風属性と闇属性で、逆に炎、氷、雷には若干の耐性がある。 即死と混乱とマホトーン以外の状態異常や補助技は概ね有効なので、困ったら使ってみよう。 ドロップ品は通常でかがみ石、レアであくまのムチと、このクラスの敵としては少々物足りない。 無駄な消耗を避けるためにも、戦いは極力避けたいところだ。 色違いのじごくのヌエや、他のボスモンスターの色違いもそうだが、とにかくマップ上ではデカく、強烈な存在感がある。 実際の当たり判定も大きく、狭い通路で無理に通ろうとすると、引っかかって戦闘になることも多々ある。 特にこの系統の場合、こちらを見つけるとビュアール等と同様に追跡してくるため、なかなか振り切れない。 戦闘を回避しようと思うと、ステルスやメニュー画面をうまく使い、見つからないように慎重に動く必要がある。 ----