IXの配信クエストでクエストNo.149。 2009年11月6日配信開始。 NO.148[[【サンディようぎしゃ】]]をクリアしていないと受注できない。 サンディのストーリークエスト5部作の第4弾。 とはいえ、今回はサンディ本人は全く登場しないのだが。 依頼者はサンマロウ噴水前にいる学者のエルク。 前回もお世話になった雨の島にある青い樹は、実は本当の樹ではなく、 幽霊のようなものなのだという。 そこでかつてそこにあった本当の樹の資料を探してほしい、 というのが今回の依頼。 雨の島に向かうと、今まではなかったぼろぼろの石碑が見つかる。 「名も無き女のたましいよ やすらかに眠りたまえ」 ちょうど島に居合わせたグビアナの教会神父オルヌルフによると ここは300年ほど前、「かたくなにおのれの名を告げずそのまま死んでいったあわれな女」 の墓らしい。 300年ほど前、グビアナ砂漠の北に傷だらけの立派な身なりの女が流れ着いた。 彼女は意識を取り戻してから死ぬまで、 自分を追放した国と自分に刃を向けた者への呪いの言葉を吐き続けていた。 また、「オンゴリの崖が…」とうなされていた事もあったという。 主人公がオンゴリの崖に行ってみると、石碑にツメで引っかいたような文字が。 石碑3枚に及ぶ非常に長いこの文章だが要するに、 これを書いた人物はガナン帝国の者で、内容はガナサダイ皇帝の妃サンドネラへの呪いの言葉。 サンドネラは雨の島の大樹を焼き払う、彼女に逆らう者を彼女自身の指示で作らせた カデスの牢獄に送るなど悪行三昧だった。 この人物はサンドネラを暗殺しようと斬りかかり、オンゴリの崖に流刑となった。 この人物はその後のサンドネラの生死は知らないものの、彼女は 「私はかならず生まれ変わる」と宣言していた。 サンドネラはガナサダイ皇帝に「サンディ」と呼ばれて(!)寵愛されていた。 この石碑の内容をエルクに伝えればクエストクリア。 報酬はマジカルメガネである。 どちらも呪いの言葉を残していることからグビアナの女と石碑の人物は同一と解釈したくなるが 流れ着いた女はサンドネラと明言されている。 クエストでの説明通り、流れ着いた女がサンドネラで、石碑の人物とは別人なら 石碑の人物の活躍のおかげなのか彼女は帝国を追放されたことになる。 何より、サンドネラが自身が焼き払った雨の島に眠っていること、 サンディと呼ばれていて、「生まれ変わる」と言ったこと。 前回のクエストでサンディを「もうひとりのわたし」と呼ぶ声が雨の島で聞こえたこと、 カラコタに伝わる「若く死んだ娘は妖精になる」という伝説。 これらをつないでいくと、とんでもない仮説ができるわけだが… その真相は次回につづくのだった。 ----