他のRPG作品で「幻惑」というと、およそ「混乱」のイメージが強いが、DQにおいての意味合いは全く異なる。 DQにおいて「幻惑」とは、「命中率の低下」を示すことが圧倒的に多い。 この状態異常にかかると、通常攻撃、物理系特技の命中率が3/8(37.5%)になり、攻撃の半分以上は当たらなくなってしまう。 これを引き起こすのは呪文[[【マヌーサ】]]のほか、特技[[【すなけむり】]]、[[【まぶしいひかり】]]などがある。 ステータスウインドウでの表記は「マヌ」または「マヌーサ」がほとんどだが、眩しい光などで1ターン限定の場合は表記がない。 こちらが受けてしまうと、物理攻撃が当たりにくくなるので、雑魚戦が非常に鬱陶しくなる。 特に戦士系は強力なダメージソースになっていることが多く、打撃攻撃が当たらないと敵の数が減らせず、苦戦したりピンチに陥る可能性が出てくる。 直接攻撃や物理系特技がメインであるキャラの耐性は上げておきたいところ。 一方、こちらから相手を幻惑状態にした時は、もちろん有利な状況ではあるものの、 37.5%という中途半端な命中率が残っているので、当たる時は当たりまくる。 相手を幻惑状態にしたとしても、効果を過信したり、油断したりするのは禁物だ。 ----