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【光魔の杖】 - (2012/08/15 (水) 11:45:50) のソース

[[【ドラゴンクエスト ダイの大冒険】]]に登場する武器の1つで[[【大魔王バーン】]]最強の装備。

装備者の魔法力を触手のような杖先から伸びる鎖が腕に絡みつくことで魔力を吸収し、吸収した魔力を光の刃と変えて先端より噴出させ、敵を切り裂くという
杖というよりは槍に近い形状で、魔力をそのまま打撃力に変換する一種の装置的な仕様を持ち合わせる武器。
製作者は若かりし頃のロン・ベルクである。

バーン曰く、「ロン・ベルク最高傑作の一品」らしいが、その実態は[[【理力の杖】>【りりょくのつえ】]]と同じ原理の武器で、理力の杖は誰が使っても同じ攻撃力しか発揮しないが、
これは際限なく装備した者の魔力を吸収し続け、使用者の保持魔法力が高ければ高いほど攻撃力が増す仕組みのため、バーンクラスの魔力の保持者が装備して初めて史上災厄の武器へと変貌する。
この武器を他で例えるならば、某RPGに登場する装備者のHPが高いほど攻撃力を増す【アル○マウェポン】のMP量互換版で
尚且つ攻撃する度にMP消費する【ルーン○レイド】の特性を合わせた武器といった所。

ただし、装備中は魔力を無尽蔵に吸収され続けられるため、消費する魔力(MP)は莫大なものになり、また上記にある性質から、時間経過とともに攻撃力は低下していくリスクがあり、
バーンと言えどもそれに抗う事は出来ず、当初は[[【オリハルコン】]]で製作されたダイの剣をいとも容易く叩き折る事が出来たが、
その直後に行われたハドラーとの戦闘では同じオリハルコン製の覇者の剣を防ぐのがやっとであった。
よって武器の性能そのものは決して高いとは言えないため、単なる戯れでこれを製作したロン・ベルクはこの程度の武器を最強呼ばわりさせた事に失望し、バーンの元から去る切っ掛けとなった。

杖の先端の光の刃の出力を全開にすれば、あらゆる攻撃を防ぐ障壁を作り出すことが可能で、その威力は直撃すれば一国を消滅させうる[[【ドルオーラ】]]ですら凌ぐほどである。

とはいえ流石にドルオーラの連発には耐えきれず、バラバラに砕け散ってしまった(バーンは辛うじてこの杖のおかげで助かったが…)。

元々は体力の落ちた老バーン形体の護身用として彼がロン・ベルクに製作を依頼していた物であり、その後、バーンが本来の姿である真・大魔王バーンに戻ったため十分にその役割は果たしたが、
用済みと言わんばかりにその残骸は彼によって踏み砕かれた。


因みに、他作品ネタが多く出され DQからも[[【なめまわし】]][[【ひゃくれつなめ】]]をネタに出された『サガ2秘宝伝説 GODESS OF DESTINY』にも同名のアイテムが存在するが
其方は味方全員の全能力値を一時的に引き上げるという物で、形状も効果も此方の光魔の杖とは似ても似つかない。
故にこの場合、向こうと同じく合併効果の賜物と言えるかどうかは些か疑問が残る。
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