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【くさったしたい】 - (2012/06/23 (土) 23:40:20) のソース

*概要
Ⅰ、Ⅳを除く全ての作品に登場するモンスター。
敢えて「ゾンビ」ではなく「死体」としているあたりが出演率の高さの秘訣だろうか?
同種族に[[【リビングデッド】]]、[[【グール】]]、[[【どくどくゾンビ】]]、[[【ポイズンゾンビ】]]、[[【エテポンゲ】]]がいる。
本編においての大まかな特徴として、同時期に出現する他のモンスターと比べてHPが高く、守備力や呪文耐性が異常に低い。

堀井氏お気に入りのモンスターとしても知られている。何でも「死体にわざわざ”腐った”を形容するのが良い」らしい。 
Ⅵでグラフィックが変更されているが、不評だったのかⅦからは元に戻っている(ただし、リメイク版VIでは変わったまま)。
ちなみⅦ以降では「死体」は漢字表記。

*DQⅡ
テパ地方やデルコンダル地方などに出現する。また、何故かテパの川を進んでいると出現することもある。
しかし何よりもロンダルキアへの洞窟。地下1Fの出現率は100%(コイツしかいない)で、スライムを越える最高の数値。
戦闘スタイルはあまいいき、どくこうげきに加え、仲間1人に集中攻撃をしてくる。
落とすアイテムはいのりのゆびわ。

*DQⅢ
バハラタ周辺や幽霊船などに出現するが、初遭遇は恐らくピラミッドのマミーに呼び出されたものだろう。
そのマミーとシャーマン系全てに呼ばれる。激マイナーなマクロベータに呼ばれるコイツの立場は…。
状態異常攻撃はしてこなくなったが、集中攻撃は相変わらずで、防御したり様子を見たりしていることもある。
落とすアイテムはぬののふく。

*DQⅣ(リメイク版)
敵としては登場しないが、隠しダンジョンの山賊のアジトエリアにくさったしたいタイプのキャラクターがいる。
モデルは恐らくエテポンゲだろう。

なお、Ⅳの小説版では、戦いに敗れた魔族の軍の死体が次元を越えてこいつになっていったという内容がある。

*DQⅤ
ラインハットの地下道やサンタローズの洞窟に出現する。
なめまわしたり、がいこつへいを呼んだりもするが、様子を見て何もしないこともある。
落とすアイテムはただのぬのきれ。
仲間にもなるが、ラインハットの地下道は後々入れなくなるので勧誘はサンタローズの洞窟ですることになる。
詳細は[[【スミス】]]参照。

*DQⅥ
若干ポーズを変えて登場。
地底魔城やムドーの島、モンストル周辺、果ては絶望の町周辺にまで出現する。
毒攻撃、猛毒の霧、なめまわし、くさったしたいを呼ぶ、集中攻撃となかなか多芸になった。
落とすアイテムはただのぬのきれ。
今作でも仲間になる。詳細は先述のスミスの項目を参照。

*DQⅦ
からくり兵の拠点や沼地の洞窟などに出現する。
けっこうな序盤に登場するため、通常攻撃以外は毒攻撃のみとなった。
落とすアイテムはどくけしそう、もしくはくさった死体の心。
モンスター職にもなっている。詳細は[[【くさった死体(職業)】]]にて。

*DQⅧ
旧修道院跡地、願いの丘などに出現する。また、なげきの亡霊にがいこつと共に呼び出される。
毒攻撃に加えて新たにテンションダウン攻撃を習得した。
ダメージ3割カット能力があり、しぶとい。気がつかない人も多いが。
落とすアイテムはどくけし草、もしくはくさりかたびら。
スカウトモンスターとして「地獄のベテラン選手」こと[[【スミス(スカウトモンスター)】]]がいる。

*DQⅨ
アユルダーマ島やダーマの塔などに出現する。
行動パターンはⅧと変わっていないが、ダメージカットはなくなっている。
ゾンビ系の例に漏れず炎と光に弱く、氷と闇に耐性を持つ。
落とすアイテムはどくどくヘドロ、もしくはちからのゆびわ。
今作ではほぼ出ているだけという扱いだが、やはり愛されているのだろう。
また、出現率100%完全オンリーは、過去作においては本編だとコイツだけだったが、
シンボルエンカウントになった今作でブラックタヌー(グビアナ砂漠の小島)などに並ばれてしまった。

*トルネコ1
10F~20Fに出現する。
「グォッポォ」という気持ち悪い音と共に、腐った液で装備中の盾を錆びさせて盾の強さを1下げるという気持ち悪い攻撃を披露する。 
通常攻撃はしてこないので、盾を外すか錆びない盾を装備すれば楽勝。
薬草や弟切草を投げつけるとダメージを与えることができるが、もったいないのでやめておこう。

*トルネコ2
迷いの森や不思議のダンジョンなどに出現する。腐った液に加え、墓に入ったりするようになった。
同フロアのシャーマンが呼び出したりするなどこき使われることもままある。 
また、バーサーカーが隣に来ると最悪。
腐った死体復活→バーサーカーに即虐殺→また墓を落とす(落とさないこともある)のループが発生することも。 
見ている分には笑えるが、バーサーカーがこっちに来るとシャレにならない。一刻も早く根本を断とう。 

*トルネコ3
密林の墓場やいけにえのほら穴、異世界の迷宮などに出現する。
腐った液と墓化はそのままに、通常攻撃が出来るようになったほか、落ちているアイテムを投げてくることがある。
投げられるアイテム次第では非常に危険なので注意しよう。
異世界30階で発掘のために大部屋の巻物を読んで、その出土品を投げつけられたら泣くに泣けない。
囮としてモンスターの墓を置いたり矢を一本撃って放置しておけば多少は回避できる。
部屋に墓があるとアイテムやトルネコを等をガン無視して墓に向かう性質がある。
アイテムがあると当然アイテムに向かうが、トルネコなどと隣接すると普通に攻撃してくる点には注意。
仲間が腐った液をくらうと攻撃力が半減するので、この系統がいるフロアで放流するのは危険だが、
異世界31~35階には悪名高いバーサーカーが出現するので、階段を探すためにやむなく放流するのも判断の一つ。
仲間にしてもLv9までしか上がらないが、いけにえのほら穴だと使い勝手がいい。
また、変身の巻物の変身候補の一体にもなっている。
冒険の履歴の「潜ってかわすモンスターにニフラムの巻物を当てた」を達成するためには、これに変身するのが手っ取り早い。
それ以外に変身する理由はほぼないだろう。

*少年ヤンガス
トレードマークだった腐った液が剥奪されてしまった。
その代りに毒攻撃と仲間を呼ぶようになっている。配合方法はがいこつ剣士×虫系など多数。 

*DQM1、2
ゾンビ系として登場。ゴースト×獣系で配合できる。
1ではとまどいの扉などに、2ではルカ編のみ水の世界の幽霊船などに出現する。 
能力値は序盤にHP、中盤以降に攻撃力、素早さ、賢さが伸びる。また、意外にも会心率が高めに設定されている。
覚える特技はどくのいき、ぶきみなひかり、なめまわし。

*DQMCH
ゾンビ系がないので悪魔系Dランクとして登場。敵としては大灯台などに出現。 
大灯台の頂上には死んで腐った死体になってしまった元灯台守[[【スミス】>【スミス(キャラクター)】]]がいる。
クリア後に恋人でもある魔物使いのマチュアを連れていくと仲間になる。 
もちろん普通にランク転身することもできる。 
能力値は元々は人間だったせいか、賢さの伸びが優秀。HPも後半良く伸びる。
覚える特技は1、2と全く同じ。

*DQMJ
ヨッドムア島に出現。ただし、ストーリーが進むと会えなくなるので要注意。Cランクと意外に位階が高めである。 
能力値はHPの伸びが非常に良く、攻撃力もそこそこ。
他の能力値は低く、特に賢さはほとんど伸びない。見た目(?)通りザキ系と毒系を無効化する。
一方で予想が付く通りデイン系が弱点。所持スキルは[[【ためいき】]]。 

*スラもり1
ニコミスキー鉱山とメラゾマ火山で出現し、地面から這い出てきて爪で攻撃してくる。
倒してもまたすぐ地面から出てくるため、キリが無い。ゆっくりとだが着実にこちらに迫ってくる姿がプレイヤーを焦らせる。
一部のフロアでは落とし穴の先に大量に出現したり、宝箱の中に潜んでいたりと本家に劣らぬ雰囲気作りに一役買っている。
倒したときに落とすゴールドが異常に少ないのも特徴。恐らくは復活することを利用して楽にゴールドを稼ぐのを防ぐためだろう。
ちなみに火が弱点であり、溶岩に落ちたりフレイムの息やひとつめピエロのメラなどをくらうと即死する。
また、トロッコなどで輸送した後はしばらくの間出現しなくなる。 
ちなみにスライムもりもりではグールと同じ体色である。

*スラもり2
キリタッタ崖の内部に出現。性質は前作とほぼ同じだが、
同ステージに火を使える敵がいないからか、勇車バトルで火を使った攻撃をしても即死しなくなった。
しかし前作のような不意打ちをしてこなくなったせいか、不思議と前作よりも弱くなった感がある。
前作同様所持金は少なく、トロッコなどで輸送すればしばらくは出現しなくなる。
勇車バトルでは「ドカンと ぶっぱなせ!」しか命令できない。 
それだけ聞くとあまり有能には思えないが、ゾンビだけあって倒されても復活が早いという特徴を持つ。 

*スラもり3
トンガリこふんとスーラシアこうざんに出現。
HPが1ポイント上がり、前作よりも攻撃スピードが速くなった。集団で絡まれると危険。
倒したときに落とすゴールドが増えたが、それでも他の敵よりも少ない。
そもそも3では船バトルを仕掛けたほうが圧倒的に稼げるので、すぐ復活することを踏まえてもこいつで稼ぐ必要性は低い。
やはりトロッコで輸送した後はしばらくの間出現しなくなる。
船バトルでの作戦は前作と同じだが、本作では攻撃が速くなっただけならず一度に弾を3つ担げるようになった。
要するに前作のスラゾーポジションであり、時期を問わず強い。
仲間にするのは楽なので、序盤なら迷わずメンバーに加えるべきである。
エンディング後は動きの素早いスライバに役割を取られがちだが、それでも十分活躍が見込める。
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