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【ダーマ神殿地下の決闘場】 - (2012/12/17 (月) 01:52:44) のソース

*DQⅦ
Ⅶに登場する地名。
過去の[[【ダーマ神殿】]]の地下に造られた巨大な決闘場。
神官たちを追い出したあとに、魔物たちが神殿の地下を大改造を施して造った施設。
[[【神殿への地下道】]]を抜けると、この場所に出ることになる。
魔物が作った決闘場だけあって、人間以外にも至る所に普通に魔物たちが闊歩している。
宿屋・武具屋・教会は人間が任されているが、肝心の決闘場の受付なども魔物の担当。
それほど人間が酷い扱いを受けているというわけではないが、完全に魔物の支配下に置かれている。

ここにはこれまでに出会った人物が多く集まっており、連れ立ってここへ来た[[【カシム】]]、[[【フーラル】]]、[[【ザジ】]]に、
行方不明だった[[【ネリス】]]、そしてふきだまりの町の「魂砕き」でザジの魂を砕いた[[【旅の戦士】>【勇者を目指す戦士】]]が居る。
ここではさらわれていたネリスが上記の戦士の魂を砕く目的で、「魂の剣」をとって決闘に参加していることが発覚する。
その上、彼女は手にした者の憎しみの感情を増幅させる「魂の剣」の影響で日に日に性格が歪んでいったらしく、
弟のザジの説得からも耳を背けるほどのかなりネガティブな状態に陥ってしまっていた。

なお、この施設の役割は[[【魂砕き】]]に成功した者たちの第2の試練の場というもの。
「魂砕き」に成功した者は、奪われていた呪文と特技を返してはもらえるのだが、
そのまま自由になれるということはなく、ここでの決闘に参加させられていた。
神殿の外の出るための条件は、「決闘に出場し、そして5回連続して勝ち抜き優勝する」こと。
そしてこの決闘への参加資格は四人一組であること。
参加者が足りない場合は魔物がその穴を埋めているらしく、多くの参加者は魔物を3匹引き連れてこの決闘に参加している。
「自分以外のヤツは敵」という考えから、みんなで協力しようという人間は居ないらしい。
そんな中、「決闘で優勝して堂々とダーマ神殿へ乗り込みたいが、面子の足りない」という主人公たちは、
「邪魔の入らない決闘の場で姉のネリスを正気に戻したい」というザジと共にこれに参加することとなる。
ちなみに、決闘場に居る男の話では「5回勝ち抜きで優勝」ということだったのだが、実際には6連戦となっている。
どうやら、「挑戦者として1戦目に勝ったあと、後の5組の挑戦者に連続で勝利する」ということだったらしい。

**決闘場での戦い
主人公たちが闘うことになる対戦相手は以下の通り。
なお、決闘参加者はⅣの[[エンドールの時>【武術大会】]]とは異なり戦闘時のグラフィックはネリス以外はモンスターからの流用で、
マップ上のグラフィックのみ普通の人間となっている。また、各対戦相手の詳細な情報や攻略法は各キャラのページを参照。
なお、ここでの闘いではお供の魔物の掃討に[[【やいばのブーメラン】]]が役に立つ。
多少攻撃力が落ちても使う価値はあるので、持っているなら持ち物に加えておきたい。
加えて、ここでの対戦者は全員が[[【軍隊系】]]に完全耐性を持っているため、[[【とおぼえ】]]を使うのはデメリットが多い。
***1戦目
[[【ネペロ】]]+ドラゴスライム×3
魔法使い。ステータスは低いが豊富なMPで多彩な呪文を扱う。
この時点では主人公たちが「挑戦者」。
***2戦目
[[【ガルシア】]]+サンダーラット×3
戦士。高い攻撃力でムーンサルトなどを放つ上にスクルト・ベホイミまで使う万能型。
ここからガルシアたちの側が「挑戦者」となる。
***3戦目
[[【トンプソン】]]+マドハンド×3
神父の色違い。バギマ、ラリホー、ベホイミと攻守の呪文を使いこなす。
***4戦目
[[【ナプト】]]+ブチュチュンパ×3
武闘家。1~2回行動で回し蹴り、正拳突きなどを繰り出す。
***5戦目
[[【ドンホセ】]]+ストローマウス×3
あらくれ。眠り・混乱攻撃や砂煙でこちらのペースを乱しつつ石つぶてを放つ。
***6戦目
[[【ネリス】]]+スライムナイト×3
最終戦。完全2回行動でマヒャド斬りやヒャダルコなどを扱う。

**決闘終了後
ここに居る皆は既に呪文や特技を取り戻している者たちばかりで、個人の戦闘力はそれなりにある。
そのため何かきっかけさえあれば反乱を起こして脱走したいと思ってはいたようなのだが、
失敗した時のことを考えるとなかなか踏ん切りがつかなかったらしい。

が、決闘敗れたあとで魔物に処刑されかけていたネリスを、カシムが救出したことによって事態は一変。
彼の行動が皆に魔物に立ち向かう勇気を与え、反乱を起こすきっかけとなっていた。
決闘を勝ち抜いた後、すぐに神殿に向かわずに決闘場に引き返すと、人間魔物入り乱れての大乱闘が起こっている。
魔物に話しかけるなどすると戦闘になることもあるが、全て単体が相手なので大して苦戦はしないだろう。
ただし、囚人服姿の男を襲っているスライムナイトに戦いを挑む際には特に警戒が必要。
というのも、スライムナイトの方に話しかけた場合は戦闘になっても問題ないのだが、
囚人服姿の男に話しかけてから戦うことになると[[とんでもない相手>【フライングデビル】]]が襲いかかってくるのだ。
なお、[[【勇者を目指す戦士】]]はこの反乱の際に命を落としている。

ちなみに、上記の通りここには人間だけでなく多くの魔物が我が物顔で闊歩しているのだが、
ここの魔物は全員が人語を介しており、それっぽく見せるためか二足歩行で比較的人間に近い姿をした魔物が多い。
また、そういった魔物の頭数を揃えるためか、この時点ではまだ本編では未登場の魔物のマップ上のグラフィックも使われており、
[[【リザードマン】]]や[[【リビングスタチュー】]]、[[【まかいファイター】]]や[[【キラープラスター】]]など、
物語終盤~隠しダンジョンに出現する魔物なども一足先に顔を見せている。
もっとも、魔物と話しかけると戦闘になることもある反乱中であっても、
上記の「とんでもない相手」を除けば終盤以降に登場するモンスターと戦闘になることはないので、話しかけても問題はない。

また、現代ではこの決闘場への入口は塞がれており、入ることはできない。
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