海の魔物を束ねる魔神。初出はVI。 二又の槍を持った半魚人で、シリーズ毎に体色が異なる。 彼自身が登場しない作品でも、彼の持つ[[【グラコスの槍】]]が出てくることがある。 また[[【グラコス5世】]]や[[【マダム・グラコス】]]などの派生も多く、地味に優遇されている。 ギリシャ神話のグラウコスという人物あるいは神が元ネタと思われる。 同名の人物が複数人居るが、スキュラ絡みのエピソードを持つ海の神が有名だろうか。 それ以外は特に海と関係の無い奴も多いので、海神のグラウコスが元ネタと見て良いだろう。 ---- DQ6 [[【デスタムーア】]]四幹部の一人。 [[【キングマーマン(VI)】]]の色違いで、SFC版では緑色、DS版では紫色。 デスタムーア軍団の幹部の中で唯一、本人に出会う前に量産型に出会うことができる。 [[【海底神殿】]]に住み、[[【カルベローナ】]]を封印を任されている。 また海の魔物の指揮を執って、世界中の海を荒らしているようで、[[【ポセイドン王】]]から苦情が出ている。 だが、幹部としてはかなり抜けていて、自分から秘密をベラベラ喋ってしまったり、昼寝してたりする。 そして「ブクルルルー」という間抜けな声を出すなど、アホっぽい印象が強い。 戦闘面ではステータスが高く、武器を振り回す、なぎ払い、マヒャド、氷の息を使って全体攻撃を仕掛けてくる強敵。 …なのだが、この頃になるとこちらも充実してくるため、割とすんなり倒せてしまう。 スクルトとフバーハで固めればほとんどダメージは受けないし、一人旅では神秘の鎧で完封されてしまう。 その上完全1回行動で凍てつく波動を使えないのが弱さに拍車をかける。 更に脅威であるマヒャドをマホトーンで封じることもできてしまう\(^o^)/ 。 ちなみに倒すと必ず[[【グラコスの槍】]]をドロップする。 武器としての性能はイマイチだが、道具として使うと自分にスカラの効果があるため、一人旅等の制限プレイでは非常に役立つ。 ---- DQ7 デスタムーアと関係を切ったのか、何故かVIIでも登場する。 体色は青色に変わり、雑魚の[[【グレイトマーマン】]]と同配色になってしまったが。 しかし、今回はあの悪名高き[[【海底都市】]]のボスを務める強敵であり、 津波を呼んでハーメリア地方を水没させるという大事件を起こしたりと、八面六臂の活躍をした。 (実ステータスはともかく)体感的な強さもストーリー上の被害も、前作と比べて格段にパワーアップしている。 またVIのヘタレさが消え、中々の威厳を見せるようになった。 ジャミラスやムドーもそうだが、どうやらデスタムーアの部下は主君の元を離れて再就職すると元気になるようだ。 登場時期が早くなったためマヒャドは使わないが、相変わらず全体攻撃が得意。 1~2回行動でなぎ払い、津波、氷の息、猛毒の霧を使ってくる。 この時点では攻撃を軽減する手段や全体回復が乏しいため苦戦は必至。何気に攻撃力も高い。 特に氷の息をまともに喰らうとパーティーが半壊する。慎重に行くならウールガードを毎ターン仕掛けておくとよい。 これだけでも十分強いのに、さらにこちらは転職不可+防具購入不可というハンデを抱えなければならない。 よってVIIの中でもヘルクラウダーと並び特に苦労するボスとなるだろう。 対策らしい対策もなく、せいぜい回復を早めにするくらいで、VIの彼を見て油断している人は危ない。 後はNPCの[[【ろうがくし】]]が鍵を握る。 ちなみに子孫である[[【グラコス5世】]]も、戦えるようになった直後に挑むとかなりの強敵である。 ---- DQM2 モンスターズでは、水系が登場した2から登場。 水系と????系との配合で生まれる。 攻撃力が高く、バイキルトや高く飛び上がるに加え、どういうわけかすなけむりも覚える。 ムドーとの配合で[[【ポセイドン】]]が生まれるので、図鑑を埋めるなら配合しておこう。 ---- DQMCH CHでも登場するが、水系が削除されたためか、タイプは悪魔系に変わっている。 今回は前作と異なり、てっぽうみず、ヒャド、バイキルトを覚え、本編の印象に若干近付いた。 マーマンにバトルレックスとトドマンの心を使って転身させるのが手っ取り早い。 やはり攻撃力が伸びる他、かしこさの伸びもなかなか。 転生士を使って転生させると、ベテラン釣り師になる。 ---- DQMJ JOKERでも悪魔系のAランクモンスターとして登場。 特殊配合でのみ誕生し、アークデーモン×マーマン(またはオクトセントリー)を配合することで生み出せる。 海賊イベントで、キャプテン・クロウの呼び寄せた用心棒として4戦目に登場する。 もったいぶって呼んだ割には大して強くはないので、蹴散らしてやろう。 MPがやや伸びにくいが、それ以外はそこそこの値になるので戦力としては十分。 耐性は「みずでかいふく」と「まふうじをむこう」。 ワニバーンやだいおうイカを生み出す場合、こいつが必要になり、オーシャンクローを作るための通過点として扱われがちである。 所持スキルは「ヒャド&デイン」。 ---- DQMJ2 前作に引き続き、悪魔系のAランクで、例によって特殊配合でのみ誕生する。 今回はベリアル×マーマン(またはオクトセントリー)で生まれる。 アークデーモンではなくベリアルを使った特殊配合が必要になったため、作るのが若干面倒になった。 特性としてバギ系のコツとヒャド系のコツを持ち、魔封じと耐性低下を無効化する。 所持スキルは前作と同じヒャド&デイン。 海王神の4体配合や、マリンデュエルを生み出す特殊配合にも用いられ、前作同様に通過点として見られがちである。 またグラコスの槍も出てくるが、DS版VIとのすれちがい通信でしか手に入らないレアアイテムである。