*DQⅥ Ⅵに登場するキャラクター。 夢占い師[[【グランマーズ】]]の助手を務めている。 グランマーズの占いに従い、サンマリーノの乗船口で下の世界で透明人間状態の主人公とハッサンに出会う。 仲間に入っても夢見のしずくを取り、主人公達が実体化するまでは戦闘に加わらず、 夢見の洞窟では歯痒い思いをさせられた人も多いだろう。 一見すると補助系要員だが、実は「らいめいの剣」などが装備できる等、戦闘能力は中々の物がある。 落ち着いた見た目から想像できるように、混乱に対し完全耐性を持つ。 背中に蝶々のようなリボンを付けている姿が特徴的。 だが最終肩書きが[[【テリーのねえさん】]](DS版では「テリーのあね」)と言う自分の主体性の無い物なのが欠点である。 なお主人公、ハッサン同様夢見のしずくを用いて現実世界で実体を取り戻したのだが、 現実世界の自分と一体化するイベントは容量の都合かゲーム上では描かれていない。 一部の雑誌に「ミレーヌ」と紹介されていたこともあり、現在でもたまに間違えられる。 過去にはつらい目にあっている苦労人。 実の両親に関しては語られないが、ガンディーノの養父母に弟とともに引き取られていた。 当時のガンディーノは、王様がマフィア「ギンドロ組」と手を組むなど悪行三昧であり、彼女は養父母に裏切られて ギンドロ組に拉致され、奴隷となってしまう。この奴隷というのが特に若い娘の場合は王様の妾扱いだったようだ。 [[【ガンディーノ】]]の項も参照。 しかし、ミレーユは王様に手をつけられる前に、その美しさに嫉妬した王妃(現ガンディーノ皇太后によって地下に幽閉され、 地下牢の見張りのおじいさんの助けで逃亡したのだった。この時もらったのが、オープニングで吹いていたあのオカリナである。 こうしてミレーユは故郷を失い、実の弟テリーとも生き別れることになったのだった。 ガンディーノでミレーユを連れて歩いても彼女は一切会話に参加しない。 (いつもより「…」が多いので沈黙していること自体がセリフなのだが) もっともガンディーノから逃亡したのち、どうして主人公やハッサンとともにムドー討伐に出たのかは謎。 のちに主人公が取り戻した数少ない記憶の中にも、ハッサンとの出会いはあってもミレーユとの出会いは詳しく描写されなかった。 世界に平和が戻ったあとは、テリーとともにガンディーノに帰郷し、養父母とも和解。 その後正式にグランマーズに弟子入りして夢占い師として新たな人生を歩み始める。 DSリメイク版では夢見の洞窟でNPCとして戦闘に加わってくれるため、攻略が楽になった。 会話システムではグランマーズを気にかけたり、猫や犬にも挨拶するなど、 イメージ通りの優しいお姉さんキャラである。 ところが、誰もがリメイクで語られると思った、最初にムドーに負けてから現実世界での自分と一体化して記憶を取り戻すまでの過程 が結局描写されず、このためレイドックやサンマリーノ大工関係のイベントで彼女と会話すると矛盾点が見えてくる。 主人公やハッサンに記憶が戻らないうちに余計なことを言わないようにしていたのは彼女なりの優しさなのかもしれない。 彼女自身の出自が結構キツイものだし。 また、人間キャラは全員耐性なし、という仕様変更で「絶対に混乱しない」という大きな特徴が失われてしまった。 正直、混乱しているミレーユ姉さんは想像したくない。 *DQM1 モンスターズ1ではラスボスを務めた。 彼女はオープニングで[[【ワルぼう】]]にマルタの国まで連れ去られてしまう。 テリーは彼女に再会するためにモンスターマスターとなり、星降りの大会の出場を目指すことになる。 そして何の因果か、彼女とは星降りの大会の決勝戦で、モンスターマスターとして戦うことになる。 連れているモンスターは[[【にじくじゃく】]]、[[【コアトル】]]、[[【メタルキング】]]。 概ね、最初のターンににじくじゃくがマダンテを使ってガス欠になるが、他の二体の処置に手間取ると苦戦する。 マダンテに耐えられることがまず重要で、その後に体勢を立て直す余裕があれば、勝利は近いだろう。 できれば、メタルキングに有効なダメージを与えられる攻撃力も欲しいところだ。 彼女との戦いに勝つと、喜びもつかの間、再びワルぼうによって拉致され、何処かへ連れ去られてしまう。 しかし、「星降りの大会に優勝した者は願いが叶う」という伝説のとおり、テリーは姉と再会できてめでたしめでたし、という流れである。 クリア後には、タイジュの国の王妃の部屋に招待されており、彼女の[[【がいこつけんし】>【がいこつけんし(Ⅲ)】]]とのお見合いができる。 [[【まおうのつかい】]]を楽に作る絶好の機会であるため、有効に活用しよう。 余談だが、急速に実力をつけた彼女は、非常に恐ろしいマスターとして噂が立っている。 曰く「[[毛むくじゃら>【ビックアイ】]]」「[[目が三つ>【エスターク】]]」「倒したモンスターを食べる」……誰がこんな噂を立てたのだろう。 *テリワン3D GB版同様星降りの大会の最後に戦う相手となる。 使用モンスターは同じくメタルキング、コアトル、にじくじゃくの3匹。コアトルが2枠モンスターなのでGB版と同じ構成となっている。 しかし戦法は大きく異なっており、こうどうはやい持ちのにじくじゃくが味方の底上げをし、4桁を超すHPを持つコアトルがメガボディの火力を生かした攻撃、 そしてメタルキングで身がメタというある種スタンダードな戦術である。 身がメタを使ってくるということは、メタキンを潰すだけの火力もしくはマインド系での封じこめができないと厳しい。 彼女との戦いに勝つと、原作同様ワルぼうによって拉致されるのかと思いきや、逆にワルぼうのほうが捕まる。 かくして再会した二人は仲良くタイジュで満天の星空を眺め、もんすたーじいさんに見送られ、二人揃って故郷に帰ってめでたしめでたし、という流れである。 だが、まさかこの星空の中に[[死兆星>【ジュヒョウの国】]]が紛れているとは、当然この時は知る由もなかったのだが。 クリア後はまだ話が続くため彼女の出番もGB版とは比較にならないほどある。 星降りの大会レジェンドでは彼女のモンスターを使うことができるのだがスキル構成が大きく異なっている。 他人のモンスターには命令できないので基本的には手持ちのモンスターで戦うことになるだろうが、 メタキンはこの時だけの特性「ミレーユのおうえん」持ちなので入れてみてもいい。 守備&回復のスキル構成と耐性から使うとしたら魔法メインの魔戦士サイフォン戦でだろうか。 星降りの大会レジェンド終了後は、格闘場のイベントで彼女と一緒に戦うことができる。 この時の手持ちはキラーマジンガ、メタルスコーピオン、ワイトキングである。 なぜか手持ちよりも圧倒的に配合の大変な凶魔獣メイザーや魔戦神ゼメルギアスのスキルを持っていたりするが... ----