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【がったいメタルスライム】 - (2012/12/30 (日) 20:38:25) のソース

*概要
Ⅵに登場するモンスター。
大魔王の城を根城にする[[【メタルスライム】]]の一種。
その名の通り、[[【合体スライム】]]のメタルスライムバージョンである。
こちらは8匹揃うと[[【合体】]]して[[【メタルキング】]]になる。
また、見た目は普通のメタルスライムと全く同じだが、こちらの方が経験値が少ないなどといった特徴がある。

合体スライムがⅣで初登場して以来Ⅸまで皆勤を誇っている一方で、こちらは合体メタルスライムとしての出演はⅥのみ。
あとはⅦにてほぼ同じモンスターである[[【メタルスライムS】]]が登場しただけとなっている。

なお、「がったいメタルスライム」という名称はSFC版Ⅵの公式ガイドブック上での表記であり、
ゲーム内に登場するこのモンスターの名称はあくまで「メタルスライム」である。
DS版Ⅵの公式ガイドブックや[[モンスター大図鑑>【ドラゴンクエスト25thアニバーサリー モンスター大図鑑】]]では「メタルスライム(合体)」という名称で掲載されている。

*DQⅥ
[[【ムーアの城】]]にのみ出現する。ただし出現率は非常に低い。
通常のメタルスライムとは異なり、メラは唱えず、攻撃手段は通常攻撃のみ。そしてやっぱりよく逃げる。
また、[[複数の仲間を一気に呼ぶ>【なかまをたくさん呼ぶ】]]タイプの仲間を呼ぶを使用して仲間を集め、メタルキングへと合体する。

このモンスターは[[【行動パターン】]]が[[【偏向性ランダム】]]に設定されており、確率配分も特徴的。
「合体」>「合体」>「逃げる」>「通常攻撃」>「仲間を呼ぶ」>「逃げる」という優先順位となっており、
その上[[【判断力】]]が高いため「通常攻撃」は効果が薄いと見るとそれも選択肢から外される。
つまり仲間が集まる前は「合体」できないため「逃げる」確率が最も高くなり、1ターン目で一気に全員逃亡ということもままある。
その一方で、誰かが仲間を呼んだ場合はほぼ間違いなく次に行動する奴が「合体」を選択する。

公式ガイドブックでは「合体するまで待ってから倒すと、莫大な経験値が入る」と書いてあるが、
待つも何もこいつらは基本的に「逃げる」か「仲間を集めて即合体」の二択の行動を取ることになるため、
普通に戦いつつ合体するのを待つなどということは基本的にはありえない。
また、普通のメタルスライムよりも遥かに素早く、その素早さの値は250。
これは[[【はぐれメタル】]](500)、[[【メタルキング】]](350)に次いで、Ⅵに登場する全てのモンスターの中で3番目に高い値である。
そのため普通に戦うと高確率で先に行動されるので、合体する前のこいつらを仕留めること自体かなり難しかったりする。
落とすアイテム[[【スライムメット】]]。

なお、行動パターン以外にも普通のメタルスライムとは様々ところが微妙に異なっている。
・&bold(){ステータス・報酬の違い}
||CENTER:HP|CENTER:MP|CENTER:攻撃力|CENTER:守備力|CENTER:素早さ|CENTER:回避率|CENTER:経験値|CENTER:ゴールド|CENTER:落とすアイテム|
|メタルスライム|RIGHT:6|RIGHT:12|RIGHT:39|RIGHT:999|RIGHT:115|RIGHT:0%|RIGHT:1350EXP|RIGHT:75G|ブーメラン(1/128)|
|合体メタルスライム|RIGHT:8|RIGHT:0|RIGHT:90|RIGHT:999|RIGHT:250|RIGHT:1/16|RIGHT:1015EXP|RIGHT:20G|スライムメット(1/64)|
合体メタルスライムは攻撃力と素早さは普通のメタルスライムの2倍弱と高いのに対して、
報酬は経験値・ゴールド共に控えめ。合体前に頑張って倒してもあまり旨みがあるとは言い難い。
また、DS版ではメタルスライムのHPが5となっている。

耐性面では、普通のメタルスライムはメラを唱え、MPを持っているためかマホトーン・マホトラ系が弱耐性となっている他、
1ターン休み系への耐性が強耐性となっている。
一方、合体メタルスライムはニフラム系の耐性が弱耐性になっている以外は全ての属性に完全耐性を持っている。
とはいえ、上記の通り合体メタルスライム自体とまともに戦う機会はほぼないので、あまり気にする必要はないだろう。
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