ゲームクリエイター。名前は「かずお」と読む。 [[【エニックス】]]が優秀なゲーム作家を集めるために昭和57年に開催した「第1回ゲームホビープログラムコンテスト」においては、そのゲーム制作スキルにおいて、当時は同じ応募者であったドラクエスタッフたちよりも高い評価を得た。 -最優秀プログラム賞「森田のバトルフィールド」(森田和郎) -優秀プログラム賞「ドアドア」([[【中村光一】]]) -入選プログラム賞「ラブマッチテニス」([[【堀井雄二】]]) [[【ドラゴンクエストへの道】]]にも描かれたこのコンテストの表彰式では、トロフィを抱えた森田氏の姿とともに次のように紹介されている。 >パソコンゲームファンならその名をよく、知っていることだろう >その後「森田和郎の将棋」等たくさんのゲームを世に出し >『思考ゲームの森田』として独自のゲームを開発している森田和郎その人である。 堀井氏・中村氏・そして[[【千田幸信】]]氏の初顔合わせとなる記念すべきこの表彰式では、中村氏が「実は最優秀賞を狙っていた」と少しガッカリするシーンも印象深い。 さらに、[[【すぎやまこういち】]]氏がドラクエスタッフに加入するきっかけになったのは、氏がパソコン版「森田和郎の将棋」のアンケート葉書をエニックスに送ったことからだった。 なおファミコンでも、セタより「森田将棋」が発売されている。 余談ながらこのソフトは、ドラクエⅢや初代「ファイナルファンタジー」に先駆け、ファミコン初のバッテリーバックアップを搭載している。 森田氏は2012年7月に死去。享年57。 ドラクエシリーズに直接関わってはいないものの、上述のように何かとドラクエスタッフに縁の深い人物である。 ----