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イベント95 ルージュの戦い 提出用ページ - (2007/06/16 (土) 19:30:57) のソース
ゲーム時の提出用ページです。 #aname(top){} #contents() **イラスト #ref(http://kurosakik.s263.xrea.com/cgi-bin/image/370.jpg,,width=240) http://kurosakik.s263.xrea.com/cgi-bin/image/370.jpg 指揮を取る藩王 作:朱居まりあ #ref(http://kurosakik.s263.xrea.com/cgi-bin/image/377.jpg,,width=240) http://kurosakik.s263.xrea.com/cgi-bin/image/377.jpg ぐるぐる摂政 作:朱居まりあ #ref(http://kurosakik.s263.xrea.com/cgi-bin/image/286.jpg,,width=240) http://kurosakik.s263.xrea.com/cgi-bin/image/286.jpg 電子戦用 作:朱居まりあ #ref(http://kurosakik.s263.xrea.com/cgi-bin/image/379.gif,,width=240) http://kurosakik.s263.xrea.com/cgi-bin/image/379.gif 越前ハッカー 作:鴻屋心太 [ [[トップへ戻る>イベント95 ルージュの戦い 提出用ページ#top]] ] **作戦 【基本方針】 ハッカーによるハッキングで敵に情報戦をしかけ、友軍情報の隠蔽・改ざんを行い、友軍部隊の奇襲・戦闘を援護する。 【作戦手順】: ・ECM :電磁パルスの照射によって敵のレーダーを麻痺させる。 ・敵システムへの侵入:コンピュータウィルスを使用する。自己増殖して他のコンピュータに感染、浸透して以後の侵入経路を確保。また、密かに情報を改竄する。 ・改ざん:敵のレーダーを麻痺させた後、ウィルスによる情報の改竄で本来存在しない友軍部隊を示し、敵の積極空戦部隊、ないし護衛部隊の注意を引きつける。 ・改ざん:奇襲をかける友軍部隊の存在を敵レーダーから隠蔽する。 ・侵入失敗時のフォロー:ウイルスの浸透に失敗した場合、ハッキング主体からEMP主体に方針を切り替え、敵のレーダー撹乱、電子機器破壊に注力、高出力でのEMPを解禁する。 【ECMの詳細】: ・前回の秘書官偵察隊で得られた情報から、敵のミサイル誘導方法・レーダーの周波数帯域を特定し、そこで使用されている帯域に絞ってジャミングをかける。 ・友軍が使用するレーダー等電波の周波数帯はEMP対象帯域を避ける。 ・相手の通信周波数が不明の場合、自軍周波数を除いた全周波数に対してジャミングを行う。一気に妨害不能な際には周波数を周期的に変えて擬似的に広域妨害を行う。 ・対象レーダーの逆位相の電磁波を発信することにより相手レーダーに干渉させ打ち消す。 【システム侵入の詳細】: ・制御系など複数系統用用意されていて、ブロックが堅い所をさけ観測システム等後付の弱い部分に対してアクセスを行い制御を奪いデータの改ざん等を行う ・ファイヤーウォールやアイスなどのハッキング対策が施されている可能性が高い為、こちらの機器への被害がでないようにモニタリングに注意する ・前回の秘書官偵察隊で得られた情報から、戦闘機間の通信手段・暗号化手順・言語などを解析し、情報戦の準備にあてておく。 【改ざんの詳細】 ・敵軍の暗号を解読し、情報を取得する。 ・敵機コンピュータに侵入して情報を取得することにより、友軍奇襲部隊を敵ルートからはずす。 ・既に交戦中の友軍部隊に、さも増援が来るような情報を偽装する。 ・別ルートから攻撃対象に迫る友軍部隊の存在を隠蔽する。 ・友軍>敵機へのロックオン警報を消し、敵を混乱させる。 ・敵軍ネットワークを攻撃することにより敵軍内の情報伝達を阻害して部隊間の連携・情報共有を阻害する。 ・味方部隊の偽情報は複数種類作成する。 ・敵爆撃機の攻撃目標を誤認させ、経路をこちらの都合に合わせて誘導する。 【装備】 ・敵機へのコンピュータ侵入(ウイルス兼バックドア)。 ・敵ネットワークにおける情報収集ソフト。 ・敵ネットワークで自軍情報を改ざんするためのデータ改ざんソフト。 ・敵ネットワーク攻撃(DoS)のためのウイルスソフト。 ・敵暗号解読ソフト。 ・ランダム暗号鍵生成ソフト。 ・逆侵入を阻止するためのファイヤーウォール、ICE。 ・ハッカーの知恵熱・オーバーヒートを防ぐ冷却材(冷えピタ)。 ・電脳摂政黒埼お気に入りの「ブドウ糖」。脳の疲労を回復する。 【部隊能力】 ・ハッカー部隊なのでコンピュータ、ハッキング、ネットワークに対する知識を習熟している。 ・情報処理の機器に習熟しておき、的確に操作する ・視野狭窄に陥ることなく、視野を広くもち判断する。 ・作業は高速かつ冷静に行う。 判断には"文殊"データベースによる戦略支援システムも援用する。 ・報告・連絡・相談を確実に行う。 ・ハッキング、情報収集、解析、ECM用機器等操作などグループごとにわかれ連携をとることで精度、効率を高める。 【敵ハッキングからの防御】 ・自軍ネットワークにおいて本当の情報はプロテクトの堅いところにおいておき、偽情報を比較的プロテクトの薄いところにおいておく。これにより敵にこちらの情報をつかませない。 ・自軍内のネットワークは事前にランダム暗号鍵を生成しておき、指定されたタイミングにより定期的に切り替えられるようにしておき、重要度の高い情報を隠蔽する。 ・敵による侵入を防ぐためファイヤーウォール、ICEを使用する。 ・通信路を遮断された場合は、サイボーグのナショナルネットを予備回線として使用する。 [ [[トップへ戻る>イベント95 ルージュの戦い 提出用ページ#top]] ] **SS *** SS1:オン(ON/御)! (作:不破陽多) “他人のために犠牲となる。これ、帝國人の本懐なり” “もちろん、むざむざやられる気は微塵もありませんが” ~越前藩国、大剣士とハッカーの会話~ 越前藩国の指揮所。その一角で今、ある種異様な光景が展開していた。 薄暗い部屋の中、機術師(東国人+理力使い+サイボーグ+ハッカー)たちが、各々の端末を片手で操作してプログラミングしながら、もう片手に青い燐光を宿し、詠唱と共にモニター上に魔法陣を描き出しているのだ。 ネットワークを介して同期を行いタイミングをそろえられているため、その詠唱も動作も一糸の乱れもなく同時に進行していた。 詠唱が佳境に入ると同時に、燐光で描かれた魔法陣が一際強く発光しはじめる。 「「「オン(ON/御)!」」」 詠唱の最後の一音と同時に魔法陣は閃光を放ち、消えた。 一瞬の間をおいて、各自の端末からプログラムの起動音が響く。 「成功、ですか?」 藩王セントラル越前は、藩国内の最も優秀なハッカーであり、摂政でもある黒埼に問いかけた。 黒埼はちらりとプログラムを一瞥すると、視線を上げて頷く。 「はい、これで、理術理論を取り入れたプログラムは完成しました。 相手が理力を理解していないのであれば、情報戦において攻撃・防御をとわず一定のアドバンテージが得られることになります」 そう、このプログラムは空間に満ちる理力作用を論理素子として利用し、これを計算機と同時に伝送路として用いている。 プログラムでありながら精霊、端末でありながらネットワークそのもの。 その境界はどこまでも曖昧である。 「そうですか。うん、ご苦労でした。 …まぁ、コレを実際に使うことにならなければ、それが一番なのでしょうが…」 …だが、藩王の期待に反して、越前藩国の機術師たちが開発した紋章理学と電子情報工学のハイブリッドたるプログラム、まだ名もなきそれは、以後、原始的な電子妖精として活躍していく事になる……。 [[ 防空作戦SS:情報戦]] [ [[トップへ戻る>イベント95 ルージュの戦い 提出用ページ#top]] ] ---- *** 電蟲秘話 ハッカー 事前準備 作:刀岐乃 「電蟲、侵入確認」 「……どうだ?」 「侵食率25…49……100%。防壁突破!システム、掌握されました」 その場にいた全員の口から落胆のため息が漏れる。 「またダメか…」 「今回は行けると思ったんだが…」 「守ることだけ考えていたらダメではないのか?」 「ふむ…」 突如宇宙から現われた敵―――赤オーマの解析が各部署で進んでいた。 とりわけ、越前は以前の戦いで敵偵察機が放ったジャミングポッドによってレーダーを無効化されている。 電子情報戦を専門とするハッカー達は、これを踏まえ次に戦闘が起こった際の対策に追われていた。 通信網の強化。敵が情報戦を仕掛けた際の対処。 その一貫として敵がナショナルネットワーク内に侵入してきた場合に備えたネット内に展開される防壁の強化を彼らは担当していた。 これまでは単一の防壁の展開で対応していたが、それだけでは本格的な情報戦では勝てない。 そこで、防壁を食い破る情報のウィルス=電蟲を作成し、強化した防壁にぶつける、という試みを彼らは繰り返していた。 だが矛と盾の関係は、やはり矛に分があるもの。今のところ防壁は一歩後れを取っていた。 しかし、各国の才能が集まった場所だけはある。彼らは失敗しても即座に対策を打ち出すと、また作業にかかる。まるで諦めないことこそ、自分たちの美徳だとでもいうように。 「こういうのはどうだ?」 そう言って彼が提唱したのは、展開した電蟲を逆に食う防壁という、それまでの考えからすれば奇想天外な発想だった。 「つまり、侵入を確認した時点で、防壁を展開する一方、その侵入元や電蟲本体に対して攻撃を仕掛け、電蟲は情報的に意味の無い存在に変え、その侵入元に対しては逆探知を行ってこちらから侵入をしかける」 まさに攻性の防壁。盾と矛の逆転。矛を砕く驚異の盾の理論。 彼らは目を輝かせた。それがどれだけ技術的に達成が困難なことかはよくわかっていた。だが、むしろ彼らは達成が困難な分だけ熱意を燃やす、そんな生き物だった。 電子技術に魅せられた者たち、ハッカー。 彼らの夜はまだ長い―――。 その後、彼らが研究した技術は電子妖精という名前の成果へとやがて結実されることとなる…。 [[情報戦2>http://kurosakik.s263.xrea.com/cgi-bin/image/294.txt]] [ [[トップへ戻る>イベント95 ルージュの戦い 提出用ページ#top]] ] ---- *** 静かなる反撃の一矢 越前・ハッカー 作:刀岐乃 薄暗い部屋。指揮所に設けられた一室。 部屋にところ狭しと置かれた端末群が、主の帰りを待つ忠犬のように低い唸りをあげてアイドリング状態 を保っている。 「――――接続(コネクト)」 モニターで囲まれた部屋がその一言で一斉に目を覚ます。 次々と点灯する端末群。それらを見ることもなく、越前の誇る<電脳摂政>黒埼は、設えられたリクライニングチェアに深々と腰を下ろした。 何本ものプラグを首筋の後ろに突き立てる。 接続された端末群は今や彼の頭脳、手足の延長である。 それと同時に、視覚野にナショナルネットからの情報が次々と飛び込んでくる。 越前一の機術師、他国ではハッカーと呼ばれる電子的情報技能のエキスパートたる彼は、この一室に供えられた演算機全てを高機動I=Dのように振り回して駆使する驚異的な処理能力を誇る。 その力で普段は国内の政務、市場動向の監視やナショナルネットの整備など膨大なマルチタスクを行い、越前国に貢献している。 だがその彼が、持てる処理能力を全て、あることに向けていた。 敵戦闘機から攻撃を受けた時は完全な敗北と言えたが、敵のミサイル誘導方法・戦闘機間の通信手段・暗号化手順・など、様々な情報が得られており、多国のハッカーや国の中央演算機、機術師隊を通して、既にこれらの分析結果は届いている。 後はこれをどう活かすか。それは機械ではない、人の身たる彼にしか出来ないことでもある。 「多重防壁展開。追跡者用逆探知網構築。……セーフティ確保。……侵入開始」 網膜内に展開する疑似情報空間内を自由に駆け巡り、その成す事象は魔術のごとし。 <機術師>の名は彼のためにこそあると人は言う。 そして、誰も知らない深い深い領域から、静かなる反撃の一矢が放たれる――――。 [[情報戦3>http://kurosakik.s263.xrea.com/cgi-bin/image/375.txt]] [ [[トップへ戻る>イベント95 ルージュの戦い 提出用ページ#top]] ] ---- *** E95作戦開始 作:椚木閑羽 「総員、第一種戦闘配備!」 摂政・黒崎紘の怒号が響いてそれぞれが持ち場に着く。 「敵の進行ルートを予測。パターンABCD、それぞれに2から3のバリエーションを算出」 キーボードを叩きながら次々と指示を出していくのは、藩王・セントラル越前その人。 「成功確率はA-3、B-1、A-2、D-2の順。イレギュラー要素が強いのはB-2とD-1」 Wishの表情が普段のやさしいお姉さんから、厳しい参謀のそれへと変わる。 「リアルタイムのプログラム制御は任せて」 冷静に、しかし決意をこめて朱居まりあが宣言する。 「高速思考ルーチン開放!デヴァイスON。カモフラージュプログラム起動準備完了」 ハッカーたちがそれぞれの端末の前に陣取り作戦開始の時を待つ。 『通信システム、異常ないですか?』 クレージュが自分の通信端末からほかのメンバーに声をかける。 『通信周波数は10分ごとに8ずらします。くれぐれも情報の取りこぼしがないように』 刀岐乃がそう宣言して、予備の通信端末を確認し、使えないものに大きく印をつける。 『同期とれたよー』 いつもほど抜けてはいないがやっぱりどこか間延びした調子で椚木閑羽がフェイクトモエとの通信同期に成功したことを告げる。 『向こうからは通信させるな。万一電波を拾われたら作戦が無駄になりかねん』 通信機材を積み上げた中から佐倉真の声がする。 『いっそ別の周波数で偽の通信入れてもらったらどないや?』 周波数の設定を確認しながら鴻屋心太が提案する。 『名案ではあるが向こうの準備が整ってないだろ』 次々とさまざまな機材の整備を続けながら夜薙当麻がそれに応じる。 『いくら奇襲といっても危険に命さらしてる中であれこれ要求するのは酷ってもんだ』 つづけて答える不破陽多も、数々の機器の無数のプラグを抜いたりさしたりせわしない。 『ま、全員ができることをするだけさ』 空木虚介が刀岐乃の手から印のついた機材を受け取り早速修理を開始する。 ハッカーではない者たちが、ハッカーたちが作業に専念できるよう様々な形でサポートの位置につく。 「作戦開始10秒前……。3、2、1、アタック!」 すべての者が、勝利を目指して、動き出した [[E95作戦開始>http://kurosakik.s263.xrea.com/cgi-bin/image/367.txt]] [ [[トップへ戻る>イベント95 ルージュの戦い 提出用ページ#top]] ] ---- **RP 「総員、第1種戦闘配備!」 -- 「黒埼紘@越前藩国」 (2007-06-15 00:51:28) 「了解!――高速思考ルーチン開放!デヴァイスON。カモフラージュプログラム――RUN!」 -- 朱居まりあ@越前藩国 (2007-06-15 01:07:24) 「至金剛部隊は藩王ならびに摂政を最優先に機術師を死守!」-- 不破陽多@越前藩国 (2007-06-15 07:01:52) 「(がたがた震える膝を押さえつけて)…いよいよや。…落ち着け、落ち着け自分!!」 -- 鴻屋 心太@越前藩国 (2007-06-15 13:16:06) 「武者震いとはいい度胸だな、心太君?(笑)」 -- 黒埼紘@越前藩国 (2007-06-15 16:06:07) 「ジャミング電波の周波数これでいいのかなあ?」 -- 椚木閑羽@越前藩国 (2007-06-15 16:10:11) 「敵のECMソフトキル対策は伝達した通りだ。2〜5秒ランダム感覚で乱数表に従ってバンドを変更する。」 -- 黒埼紘@越前藩国 (2007-06-15 16:12:00) 「昨晩、藩王と私が徹夜でサイコロ振って作った乱数表だ。情報流出はない!!」 -- 黒埼紘@越前藩国 (2007-06-15 16:12:46) 「敵機捕捉次第、情報戦を開始。4秒以内に侵入を成功させろ!」 -- 黒埼紘@越前藩国 (2007-06-15 16:13:06) 「その成否に関わらず、直後には友軍機の誘導を開始。」 -- 黒埼紘@越前藩国 (2007-06-15 16:13:39) 「く……キツいわぁ…オーヴァーフローしそう…って!このくらいの情報流で脳味噌やられてりゃ越前のハッカーの名折れだわよ!くっそお!!」 -- 朱居まりあ@越前藩国 (2007-06-15 20:47:36) 「手の空いている者は朱居に冷却材を渡してやれ。今はそれで凌いでもらうほかない。」 -- 黒埼紘@越前藩国 (2007-06-16 01:10:06) 「にひひひひひひ。まだまだ気づかせやしないんだからねぇー。 -- 灯萌@越前藩国 (2007-06-16 03:15:41) 「今日もいい電波出てるわぁー。これならいけるいける!」 -- 灯萌@越前藩国 (2007-06-16 03:16:49) 「朱居殿。冷却材半ダースおまち。(ばたばた走り回って冷却材を配りまくる)」 -- 夜薙当麻@越前藩国 (2007-06-16 03:23:13) 「夜薙さま、僕にも冷却剤ー…算盤つかわん計算はやっぱりまだ慣れへん。。。」 -- 鴻屋 心太@越前藩国 (2007-06-16 07:36:39) 「あー冷える……サンクス。大丈夫、やれる。やってみせるから」 -- 朱居まりあ@越前藩国 (2007-06-16 14:17:05) 「余計な犠牲など出させるもんですか――たとえこの脳が焼き切れたとしてもね!」 -- 朱居まりあ@越前藩国 (2007-06-16 14:20:17) [ [[トップへ戻る>イベント95 ルージュの戦い 提出用ページ#top]] ]