すーぱーか*戦え!基板加工機と・・・
「Eagle_CAMから基板へ」、覚え書き ~あの雪辱を味わわないために~
「Eagle_CAMから基板へ」、覚え書き ~あの雪辱を味わわないために~
Step1:Eagle(ガーバー出力)
Eagle側では3ステップのみ。
run drillcfg mm 保存
CAM excellon
CAM garber 全MirrorOFF
作成した5種類のファイルをコピー
ファイル検索用→(*.whl;*.drl;*.sol;*.drd;*.plc;*.cmp)
CAM excellon
CAM garber 全MirrorOFF
作成した5種類のファイルをコピー
ファイル検索用→(*.whl;*.drl;*.sol;*.drd;*.plc;*.cmp)
\Projectからガーバーデータだけを抽出するバッチファイル
拡張子を.batにして以下のバッチコマンドを書いてねー。
動作内容は見ての通り。カレントフォルダに\Gerberを作って切削に必要なファイルを検索して、\Gerberコピーするだけのものです。pause要らないかも。echoも。
動作内容は見ての通り。カレントフォルダに\Gerberを作って切削に必要なファイルを検索して、\Gerberコピーするだけのものです。pause要らないかも。echoも。
md Gerber
copy *.whl Gerber
copy *.drl Gerber
copy *.sol Gerber
copy *.drd Gerber
copy *.plc Gerber
pause
copy *.whl Gerber
copy *.drl Gerber
copy *.sol Gerber
copy *.drd Gerber
copy *.plc Gerber
pause
Step2:Flash for Windows(変換作業)
- 先生の部屋からパソコンを借りてきて、起動する前に加工機とパソコンをUSBでつないでおくのを忘れない。
- 「他CAD読み込み」から、*.whl→アパチャー、*.drl→穴
- 「フォト/穴 変換条件」でアパーチャは*、穴はCRLF(某部からいただいた解説HTMLはここが間違ってるので注意)単位変換はEagleのDrill-cfgでmmで出力している場合(関係あるのかは分からないけど)穴の方で0.0001インチだったと思う。値が不確かなのでフォトも含めて誰か確認した後追記して下さい。あとはデフォ(しない/しない/しない )。ちなみに利用する単位はステータスバーみたいな所に[mm]や[inch]って書いてあるところをクリックすると変わります。
- Garbar Inでフォト裏(*.sol)→フォト表(*.cmp)→穴(*.drd)→補助線(*.plc)を入力。(一応ICのピッチを測定。単位系に注意。)
- 輪郭抽出を行う外形加工の輪郭抽出に付いては、工具を2番に選ぶ前に、レイヤーを外径加工の物に変え忘れることが多いので注意。plcの外径線を選択した後Yを押し、その後右クリックして確定する。右クリックで確定が忘れがち。あとなんかやることあったっけ・・・。ハッチングはブリッジするとやばいところ等最低限に・・・。
Step3:切削
Flash for Windows切削モードに変更。
ミーリング90を装着、マニュアル運転ボタンを押して深さを合わせる。(0.25-0.30mm)
切り込みダイヤルは、切削機手前側を左に移動する(時計回り)と切り込み幅が太くなる(だったような。要確認)
この地点で基準点(P1)の設定は出来ない。後で。
切り込みダイヤルは、切削機手前側を左に移動する(時計回り)と切り込み幅が太くなる(だったような。要確認)
この地点で基準点(P1)の設定は出来ない。後で。
加工ボタン?を押して、必要な加工リストを右側に設定して加工に入る。
ここで位置合わせを行う。P1に移動してHomeを押し、P2が基板から落ちないか確認する。両面基盤を削るときはここでP1、P2にきちんとドリルで穴をあけて死亡フラグを折っておくこと。
ここで位置合わせを行う。P1に移動してHomeを押し、P2が基板から落ちないか確認する。両面基盤を削るときはここでP1、P2にきちんとドリルで穴をあけて死亡フラグを折っておくこと。
どんどん切削する。ミーリング90とドリル(0.8/1.0共に)は同じ切り込み高さでおk。一応確認すること。
ドリルなどで作業落ちが起きた場合、Escで止めて、もう一度切削行程をはじめからやり直す。このとき切削行程確認ダイアログでスキップを連打してすでに行った切削をスキップする。ドリルでの行程落ちは太さ単位でスキップできるので、無意味な作業を最小限にできる。
ドリルなどで作業落ちが起きた場合、Escで止めて、もう一度切削行程をはじめからやり直す。このとき切削行程確認ダイアログでスキップを連打してすでに行った切削をスキップする。ドリルでの行程落ちは太さ単位でスキップできるので、無意味な作業を最小限にできる。
フォーミングカッターを装着する。ミーリングとドリルとは高さが違うので注意!設定高さは基板を置いてある台にカッター先端を付けたとき、基板にのる足がボール紙1枚が入る高さくらいがいいっぽい。つまり基板の上に厚紙を置いて、刃が接地するくらい。
フォーミングカッターの最後の切削部分は基板を押さえないと上手く切れないどころか、刃が折れそうで怖いのでしっかり押さえること。
フォーミングカッターの最後の切削部分は基板を押さえないと上手く切れないどころか、刃が折れそうで怖いのでしっかり押さえること。
以上。
おまけ
基盤加工用消耗品の購入について
やたらと折れやすいミリングカッター、フォーミングカッター、ドリルたち・・・
彼らが折れると僕らの心も折れてしまう。先生に「すいません折ってしまいました」と謝りさらに鬱になる。それを見かねた先生が(別にそういうわけじゃないだろうけど)今年度から彼らを自分たちで購入するようにとのこと。
なのでここに彼らの値段を書いておきます。
彼らが折れると僕らの心も折れてしまう。先生に「すいません折ってしまいました」と謝りさらに鬱になる。それを見かねた先生が(別にそういうわけじゃないだろうけど)今年度から彼らを自分たちで購入するようにとのこと。
なのでここに彼らの値段を書いておきます。
品名 | 単位 | 内税価格 |
ミリングカッター90° | 1本 | ¥4,095 |
ダイヤモンドミリングカッター(笑) | 1本 | ¥33,600 |
ドリル0.3~1.5mm (0.1刻み) | 1本 | ¥1,890 |
ドリル1.6~3.0mm (0.2刻み) | 1本 | ¥1,890 |
フォーミングカッター1.0 2.0 3.0mm | 1本 | ¥2,940 |
さて、これで今度からは
「やっべーミリングカッター折っちまった。先生に謝らなきゃ。」
から
「やっべーミリングカッター折っちまった。4千円がぁぁぁぁ。」
になります。
「やっべーミリングカッター折っちまった。先生に謝らなきゃ。」
から
「やっべーミリングカッター折っちまった。4千円がぁぁぁぁ。」
になります。
彼らはとても高価なものです。折らないように気をつけましょう。
切り込み深さ調整ダイヤルについて
- ←:切り込み
- →:逃げ
- 確認thx -- 名無しさん (2008-05-18 03:06:50)