シハラム
蒼炎の軌跡第20章の敵将、クラスは
ドラゴンマスター。
デイン王国ダルレカ地方の領主で
ジルの父親である。また、
ハールの直属の上司でもある。
元はベグニオン聖
竜騎士団の隊長であったが、腐敗した元老院を見限り18年前に
ハールら隊員達とデインへの亡命を決行した。
しかし運悪く同時期に
アシュナードが
デイン国王として即位。
功績を挙げられなかったために左遷に近い形でダルレカへと追いやられていた。
ベグニオンを捨てた以上は他に道は無し、と
ラグズの乱獲・駆逐さえも行いデインで生き延びられるようにジルにも徹底した反
ラグズ思想を植え付けてきた。
そして今回、クリミア軍の足止めのために
プラハに領内での水責めを命じられてしまう。
自分の死後に生き残った兵やその家族の安全を
ハールに託し、
アイク達と敵対する。
とまあ、ここまで読めば分かるように彼は本作における
カミュポジションを担当している。
子持ちであることから同ポジション中では恐らく最年長と言えるだろう。
トマホークと
フルガードを持っているため、射程外から弓で一撃なんて楽な方法は通用しない。
またがっかり性能なはずの奥義
衝撃も
パラディン等での波状攻撃中に喰らってしまうと結構面倒になる。
そして
寝返りイベントという罠の存在。
詳しい説明はジルの項目に譲るがこれに引っかかったプレイヤーは数知れない。
一方で幸運と魔防が低いという弱点も抱えているため、
雷魔法等で必殺を狙えばワンターンキルも可能である。
トマホークの攻撃力に油断さえしなければそれほど怖い相手ではない。
どちらかというとターン制限や迂回しながら進軍しないと袋叩きにされてしまうマップ構成が難点。
加えて一部の一般兵がジルと戦闘時に『裏切り者!』と罵ってくる精神攻撃もあるなど彼の登場する20章その物が色々と厳しい印象を受ける。
ちなみに
タニスとの戦闘会話によると、ベグニオンでは彼の亡命は理想郷を求め旅立った竜騎士たちという英雄譚として伝えられているらしい。
しかし、当の
タニスからは『民を犠牲にするような愚策を用いた男』と手厳しく言われている。
本編を5周クリアすると
トライアルマップにて使用可能になる。
ジルとの固定支援が相互にあり隣接すると必殺率が上がる。
幸運や魔防の低さはそのままなので運用するにはちょっと愛が必要かもしれない。
最終更新:2024年05月22日 03:41