1-161R ゴルベーザ

Chapter 1

フォワード
闇 コスト:7
魔人 パワー:9000

ゴルベーザがフィールドからブレイクゾーンに置かれたとき、あなたはデッキからそれぞれ属性の違うコスト2のフォワードを最大4体まで探しても良い。そうした場合、それらをフィールドに出す。それらのオートアビリティは発動しない。あなたのデッキをシャッフルする。

ちょっと変わりながら派手なテキストを持つ大型キャラクター。
本人自身は7コスト9000と若干コストパフォーマンスが悪いキャラクターであるが、場からブレイクゾーンに置かれると一気に4枚の2コストキャラを展開する。
この効果によるコストパフォーマンスは抜群によく、基本的に場に出してるカードは「カードのコスト+2(そのカード自身をコストと考えた場合)」と考えると、9コスト(ゴルベーザ)から16コスト((2コスト+2コスト)*4)も生み出せ、差し引きで普通に2コストカードを展開した時より7コストも得をすることになる。
大体2~3枚出せれば少し損~少し得の範囲となるため、2枚目以降のサーチでも除去されたとしても多少は元を取りやすい。
更にデッキ全てのサーチということで1枚だけ採用しているようなカードをピンポイントで持ってくることも可能となり状況に応じたカードを持ってくる、いわゆる「シルバーバレット」戦術も可能となる。
能動的にブレイクする手段があれば任意のタイミングで上記サーチを起動できるのでより有効。

こんな性質から単純に「除去しづらい大型キャラクター」として使うのも有効。
こちら側からすれば別にブレイクされても問題ないため、チャンプブロックどころかチャンプアタックすら平然と行える。
逆に相手からすると9000のフォワードはさすがに放置できないものの、ブレイクしても損をするため除去が非常にやりにくいキャラクターと言える。
確実かつ安全な除去を行うには1-015S バハムート4-101R ドルガンのようなゲーム除外を行うしか無い。
3-032C 背徳の皇帝マティウスですらこのカードのテキスト構文上倒したあとのサーチを止めることはできない。

以上のように非常に強力なカードではあるが、最大の欠点は「それぞれ属性の違う」「2コストのフォワード」を「4種類」採用する必要がある点。
つまり必然的に多色の専用デッキとなり汎用性が高いとはお世辞にも言えないカードである。
更に能動的にブレイクしようとすると1-092U ディリータ1-087R ケフカ等によるサポートも必須となるため構築時点で悩む要素だらけとなる。

とは言え、2弾で2-059U セルフィが加わったことで多色の壁はかなり低くなり、1弾の頃から存在する1-060S ジタン
2弾で強力なブロッカーである2-085R カイナッツォや焼きをばらまける2-006U サッズ、3弾で2コストパワー9000の3-009C バーサーカーに4弾で4-059U シンク4-073U サイスと言った除去カードや4-084C 踊り子と言ったサポートが加わるなど弾を重ねるごとにカードパワーは上がっているカードであることは間違いない。
そのぶんデッキ構築がより難しくなり扱いは難しいが将来性も十分にあるカードだといえるだろう。

余談だが、このカードで呼んでこれるゴルベーザ四天王は水のカイナッツォ土のスカルミリョーネのみ。
他の二人は呼んでこれない上にスカルミリョーネはこの能力で出す旨みは殆ど無いと残念ながらディシディア版のゴルベーザのためか四天王との相性はあまりよくないようである。

カード別Q&A


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最終更新:2012年01月23日 19:39