目次
Outputを変更する
Outputコンポーネントを導入して、出力方法を変えてみよう。
DSPと同じで、“音質を上げる”という物ではない。
DSPは加工する事が目的であったが、Outputコンポーネントは出力経路を変更して出力するもの。
通常は、良くも悪くもOSによって音が処理されて出力される。
これの経路をバイパスして出来る限り元の状態のまま音を出力したり、他のアプリ等に邪魔されずに優先して処理するのが目的。
DSPと同じで、“音質を上げる”という物ではない。
DSPは加工する事が目的であったが、Outputコンポーネントは出力経路を変更して出力するもの。
通常は、良くも悪くもOSによって音が処理されて出力される。
これの経路をバイパスして出来る限り元の状態のまま音を出力したり、他のアプリ等に邪魔されずに優先して処理するのが目的。
再生する音楽データの状態が良ければ違いを実感する事ができるが、元が悪いものを良くは出来ない。
WaveやFlacなどであれば分かりやすい。mp3であっても、再生環境が良ければ違いは出る。
WaveやFlacなどであれば分かりやすい。mp3であっても、再生環境が良ければ違いは出る。
ASIO
ASIOドライバーによって音を出力する方法。
ASIO対応サウンドカード等を搭載している必要があるが、非対応環境でも擬似的にASIO出力を可能にさせるソフトもある。
ASIO対応サウンドカード等を搭載している必要があるが、非対応環境でも擬似的にASIO出力を可能にさせるソフトもある。
- 参考
- ASIO output
- ASIO非対応環境
- ASIO4ALL ASIO出力を可能にするアプリケーション
- 解説
設定
Preferences→Playback→OutputASIO Virtual Devides
Preferences→Playback→OutputASIO Virtual Devides

Add Newで設定画面が出てくるので、
Driver
欄で使用するASIOドライバーを選択する。
Configureでbit数の設定ができる。再生環境が2.0chであればこれでOK。
更に設定が必要な場合はここで済ませておこう。
設定が終わったらOKを押してfoobar2000を再起動する。
Configureでbit数の設定ができる。再生環境が2.0chであればこれでOK。
更に設定が必要な場合はここで済ませておこう。
設定が終わったらOKを押してfoobar2000を再起動する。

設定のOutputに戻りOutput Device欄で先程設定した項目名を選択。
ASIO
で始まる項目を選択。
これでASIO出力ができるよになった。
使用するASIOドライバーによって、項目名は違うので注意。
これでASIO出力ができるよになった。
使用するASIOドライバーによって、項目名は違うので注意。

Kernel Streaming
ASIOは環境によっては、使用不可だったり定期的なノイズが入ったりする場合があるがこちらはその問題は少ない。
しかしfoobar2000で再生中は、他アプリケーションが出そうとする音は全てカットされてしまうので注意が必要。
しかしfoobar2000で再生中は、他アプリケーションが出そうとする音は全てカットされてしまうので注意が必要。
Output Deviceの中から
KS
で始まるものを選択し、Output Formatで処理する際のbit数を選択する。

環境によってこれらを使用しても、違いが全くわからない場合もある。また、音が改善されても雑音が入ってしまう事もある。
そんな時は、PCに無駄な処理はさせず初期状態に戻そう。
そんな時は、PCに無駄な処理はさせず初期状態に戻そう。
大切なのは、「良い音とされている」ものより「実際に良く聞こえる」方、つまり自分の耳を信じよう。