賊団「ハルラネミツァル」
概要
ラクシャインを頭領とする、団の構成員すべてが
騎獣を操り戦う名手である賊団。
殺しと略奪を享楽(狩り)と考え、その速い脚を使って各地を駆け回り、拠点を転々とする。
注目すべきはその高い機動力で、後を追おうとしても不思議と尻尾がつかめない。
賊団の名前となった「ハルラネミツァル」は、大昔、それはもう御伽噺になるくらいの昔に存在した遊牧民族の言語(ここでは古代言語と記述していく)で「獣の王」という意味。
頭領のラクシャインを始めとする団員も、本名を隠し、この古代言語を名前とする決まりがある。名づけはラクシャインがやる。
更に別な決まりがあって、頭領以外は持てる
騎獣は一体のみである。別の
騎獣に乗り換えたい時は、捨てる
騎獣を獲物として新しく迎える
騎獣に跨り、「狩り」をすることになっている。
最近目撃され始めた真新しい賊団である。
にも関わらず集団としての高い統率力と勢力を持っているのは何故か・・・・。
頭領
ラクシャイン
古代言語で「落日」を意味する。性別は男。種族は不明。耳がややとんがっている。
外見齢50後半越え。数多の騎獣とハルラネミツァルを率いる老人だが、鍛え抜かれた肉体と研ぎ澄まされた精神は衰えを見せない。
知的生命体であるヒトの内に眠る獣を目覚めさせ、それと殺しあうのを好む。その最高の獲物(獣)を創りあげるためならばどんな手段も厭わない。その為参謀なども自分でやらないと気がすまない。
世の中は食うか食われるかであるという。
そうでなくても殺しと略奪を好む。殺しと略奪の先にある結果(宝や名声)などではなく、その行為そのものがしたいだけ。
得物はハルバード。魔法は使えない。
副頭領
ヘヴリヤーク
古代言語で「天樂」を意味する。性別は女。種族は
ムルゲン。
外見年齢20ほど。海を行く騎獣モサを一番に扱えるため、海より陸を行くことを好むラクシャインから海を任されるようになりそのまま副頭領の座を手に入れた。青い目に白いストレートの長髪をポニーテールにしている。
例に漏れず「狩り」と称した殺しと略奪が好きである。
得物は巨大な銛とムルゲン独特の歌と
言の葉による魔法。
扱う騎獣はモサ。陸を行くときは部下の騎獣に適当に同乗する。
団員
ヌギソヌ
古代言語で「穢蟲」を意味する。性別は男。種族は百足の
メガロ。
年齢は20代後半。自身の百足の姿を隠すため厚く長く服を着重ねており、顔は新緑色の眼目以外見えない。ちなみにメガロの特徴として髪は深緑から白へのグラデーション。
得物は杖。魔術師である。
扱う騎獣はトリケラトプス。この巨体の上から魔法を大々的に放つ。
ウルゥ
古代言語で「花」を意味する。性別は女。種族は
エルオラン。
年齢は10代前半(もしかしたらそれ以下かもしれない)。その名に恥じぬ可憐で美しい容姿をしている少女。ゆるふわショートの金髪にマゼンタ色の瞳、褐色の肌。
得物は巨大な棍棒に似た大剣。自分の体格よりでかい。種族柄、地と雷の魔法も扱える。
扱う騎獣は茉馬。
騎獣は乗ってはとっかえの消費物のように使うメンバーの中では珍しくこの個体に愛着を持って固執している。
カワチ
古代語で「悪天候」を意味する。性別は男、種族は
人間
年齢は十代後半から二十代前半に見える。鋭利だが死んだような眼つきをしており、黒い瞳に黒い短髪。実にシンプルだがイケメンと呼べるすっきりした顔立ちをしている。
得物は鉄糸舞。両手に嵌めたグローブの指先から合計十本の鉄糸舞を繰り出して相手をバラバラにする。その他にもそのグローブと鉄糸舞には様々な細工が施されているらしい。
扱う騎獣はスキロシュ。
ウルゥと同じく今現在の個体に固執しているが、幾度もスキロシュに対しDVを繰り返しておりまるで愛情・愛着の類は感じられない。
(他にもたくさんいる)
その他
勢いでなりちゃしながらできてしまった賊団。騎獣は駆使したかったので、これからうまく暴れさせたいです。
ていうかどうみても某歌割の影響です本当にry
最終更新:2012年03月29日 21:50