アトミックネット



概要


意思を持ったゴーレムやロボット達が集まって、何かしら不穏な行動を働くネスト大陸出身のグループ。
大っぴらな破壊行動や賊行動は働かず、日夜自分達で謎の発明を繰り返し、火山エネルギーや地脈魔力などを吸い上げている。
しかし、何かしら敵対する組織に妨害されては大惨事を引き起こし、警察や軍隊に鎮圧され、謝りとおす日々。
軍団の数は相当数であり、基本的に何かしらの特質を持った姿と能力を有している人(ロボ)員が多い。
人(ロボ)員は、みな専用の変形フォームを持っており、状況に応じて形態を使い分ける。
リーダーのグランデは、よくも悪くも個性的な面々をまとめるのに苦労させられている。
一部を除く殆どが、4〜5mの図体を持っているため、都市部を移動する時は皆が人を踏みつけないよう危なっかしく歩く。
因みに、宇宙出身の軍団でありネスト大陸出身というのは、この星での出発点でありそこで作られたワケではない。

様々な惑星系出身の機械生命体を募った軍団であり、殆どが、我々人類が自らを「人類」
と考えるように、種としての尊厳と自己の確立性を持っている。
時には、惑星クラフ出身のスカイプラトーナ達のように、人類の手によって作られ、
活動する内に自我を芽生えさせ、生物としての尊厳を求め軍団に加わった者も居る。

全員ロボットのくせに、何故か眠ったり肉を食べたりトイレに座ったりする。


粛清のルール

裏切り者を粛清するときのルール。
軍団員は、目だった手柄を立てる毎にグランデから「お許しポイント」を一つもらえる。
それがあれば、もし裏切り、返り討ちにあっても一つ消費する事で許してもらえるらしい。
言わば「リーダーの座を狙うための挑戦権」とも言える。忠実な部下はまるで消費しない。


メンバー

殆どのものは、特に上下関係というものが存在しない。
なお、記載が無い限り殆どの人員は、人と同じような口部を持っている。

惑星アイアメイン出身(メイン層)


司令官グランデ


「この馬鹿者!!!何度貴様の専制オールフォーワンをすれば気が済むんだ!!!」

黒い体色と、ウニのような、黒い球体にトゲを持つ頭部が特徴。変形はレーザー砲を持つ戦車。
全体的に太ましいボディが印象的だが、愚鈍な見た目とは裏腹に高い戦闘力と知能を持つ。
軍団のリーダーであり、いろいろな作戦の立案の殆どを任されている。
高慢で有機生物を見下したような言動を取り、部下からの信頼は厚いが一部の人員からは反感を買っている。
たまーに部下の裏切りに会う事が有り、長い年月の間に粛清した部下は数知れない。
粛清時には、今まで無能だった人員は徹底的に破壊、有能な部下は数回許し生かす傾向に有る。

主な武装:
「グラブハンマー」
左手が変形して出現する、黒い鉄球。見た目通り相手を殴って攻撃する。
強度は高く、そこらのナパームやミサイルでは傷一つ付けられないと豪語するが、よく根元からすっぽ抜ける。

「ブレイカノン」
右肩に取り付けられた、変形時に戦車砲と化す反物質発射砲。
無機有機問わず物質にビームが接触すると、白い球状空間を作り出し対象を削り飲み込む。


科学工作員アストロ



「宇宙一の頭脳を持つこのアストロ様がァ!?」

ミントグリーンの体色と、兜のようなゴーグルタイプ・アイを持つ。変形は流線型の電車。
グランデとは対照的に、角ばりながらもバランスのいいスタイリッシュなボディが印象的。
野心の強い男(性型)であり、裏切っては許してもらい、手柄を立て、裏切りと繰り返している。
それの繰り返しで腐れ縁となっており、忠誠心などまるで無いが、グランデはお許し制度を利用して
生かしておき、ここぞとばかりに手柄を立てさせる為の尻叩きのムチにしている。
基本的に俗物であり、正々堂々の勝負は別に好まないし楽で有効なものがあればすぐ飛びつく。

主な武装:
「ゼロトンガン」
相手の重力を無くし、空に浮かせる光線を照射する、胸のエアインテークに取り付けられた武装。
ビームの効果を任意にONOFFする事で、対象を空高くから落下させる。左腕から出現する銃。

「エレクトロンガン」
電気ではない、特殊なエネルギーを発射する銃。直撃を受けた機械は高確率でその機能を停止する。
有機生命にも有効であり、直撃すれば単純に麻痺させる事が可能。
ゼロトンガンと併用することで、ブースター類を持つ敵を落下破壊させる事が可能。


情報員ファージネス


「戦いは情報だ」

焦茶の体色と、マスクタイプマウスとダブルアイ・カメラを特徴に持つ。
変形はコンセント・コード。蛇のような状態に変形する。
その状態では体をいくつもの小さなコード型生命体に分割する事が出来る。
平面で、箱をいくつも組み合わせ人型にしたような、且つ重厚な形状を持つ。
忠誠心の高い部下であり、お許しポイントは軍団に入ってからの長い年月で、殆ど使用されていない。
唯一のお許しポイントの消費は、反逆ではなく、過去に間違えてグランデのおやつを食べた時。
命令に、機械的に良く従い、期待通りの働きをするが天然の気が入っており、たまに命令の解釈を間違える。
グランデからは可愛がられており、期待にこたえようと必死にがんばる。
アストロの存在は面白くなく、「どうしていつまでも残しておくのか」と嫉妬交じりの疑問を抱いている。

主な武装:
「スモーカー」
手首から発射される、煙幕弾。主な用途は目くらまし。
煙にさまざまな効果を付加する事が可能で、麻痺毒、催眠、致死毒など様々。

「ロケットパンチ」
リモートコントロール可能の、ジェット付きロケットパンチ。
見た目通り相手に飛ばし殴りつける事も可能だが、離れた場所の作業も可能。

巨大要塞兵士グランドベイル


「グラ・・・ンドベイ・・・ル・・・俺・・・強い・・・ぞ」

黒色の体色、三本の角とゴーグルタイプ・アイ、イナゴのようなインセクトタイプ・マウスを持つ。
変形は軍事要塞に地上戦艦となる。グランデが名前を与え、製作した経緯が有る。
暴走・反逆防止の為に、高速処理の服従、命令理解プログラムを入れ、思考プログラムは鈍くしてある。
これにより、グランデの命令は高速で理解し、敵の話にはまるで耳も貸さず相手を破壊する。
他のメンバーの200倍ほどの巨体を持っており、圧倒的な攻撃力、制圧力を誇る。
欠点は自分で思考する事が殆ど出来ない部分。

主な武装:
「フォートレスコンボイザー」
全身に取り付けられた、あらゆる状況に対応できる小〜重火器や戦略破壊兵器。
狙いは正確であり、狙った地点を精密に射撃できる。
欠点は本人の思考が鈍く、射撃中に話しかけられる(命令を受ける)と混乱する事。

「ウルトラクラッシャー」
攻城、攻要塞用超合金製クラッシャー。
地上戦艦形態の前部に付いている。


科学者ミッション


「自分で考えるのを止めると、自分が自分で無くなる気がするんだ」

他の団員より一回り小さい、赤紫色の体色と、白と黒に分かれた仮面のような顔を特徴に持つ。
口と目のパーツは非常に簡素な作りであり、小さな長方形の口と、赤い球体をはめ込んだ様な目。
発明を得意とし、自分の発明を利用した作戦の立案を得意とする。変形は人間大への縮小。
発明、作戦立案の他に、主に潜入や人間との友好を図る時の窓口となる。気のいい性格であり、人と接する事が好きと宣う。
それ故に甘い性格で、命令に反して人命救助を優先してしまったり、有機生物との付き合いをグランデによく咎められる。
過去にファージネスと同じ失態を演じてお許しポイントを消費したせいか、ファージネスと仲が良い。
同じ様な得意分野を持つホワイトローブに馬鹿にされているが、同じ種族同士でどうして仲良くできないのかと悩んでいる。

普段の身長は3m弱であり、変形時には1.7mほどになる。


主な武装:
「アイスガス」
両腕の拳が引っ込み、そこから出現するエアインテークより放射される冷凍ガス。
人間や同種族程度の相手であれば、直撃でガチガチに凍りつかせられる。

「ジャッキアップ」
口車ではなく、各関節に取り付けられた加速装置。一時的に自分の素早さを一段階アップさせる。

土木作業員スクラップブリンガー


「やっ、やめて!殴らないでくれっ」

土色のボディ、口の無いゴーグルアイだけの顔面と四角い頭部が特徴。変形は様々。
グランドベイルには遠く及ばないが、10mほどの巨体であり、自分の身体を数体に分割
、それぞれが意思を持った人間サイズのロボット(各々作業機械に変形可能)として活動可能。
戦闘能力は考慮されていないが、様々な土木作業用装置、車両に変形出来る。
ボーリング、レッカー、ブルドーザー、ダンプ、ショベル、クレーン、ミキサー等と一部だけでも種類は豊富。
変形形態の自身の一部を、味方に武器として装着させる事も可能。
気弱で臆病だが働き者。物事の善悪についてあまり考えずに黙々と命令を遂行する。
自分のやっている事を人に咎められると、謝りながら作業を続ける。

主な武装:
無し。作業機械を武器に転用する事は可能。

「合体武装」
味方に合体させる武装。
例として
「ショベルアームクロー」「ドーザーアームシールド」「ボーリングパイルドリル」
「ミキサーコンクリートボム」「レッカーアレストワイヤー」「クレーンフック」等など。


発明兵ホワイトローブ


「しまったッ!見えんッ!!私の象徴である筈の白色がアダとなったかァッ!!」

白い装甲と、真っ赤な顔と間接パーツを特徴にしており、緑色のダブルタイプ・アイを持つ。
人員の中で、もっとも人間に近い顔面を持つ。変形はグランデのパワーアップ用武装&装甲。
ミッションと同じく、発明と作戦の立案を得意とするが、こちらは邪悪な人格の持ち主。
グランデの信奉者であり、有機生命体のみならず、聖域製機動、自立兵器や出来の悪い団員
を馬鹿に仕切った態度を取る。周囲からは嫌われているが、グランデからは使える団員と認識されている。
お許しポイントはまるで消費した事が無く、消費した事の有る団員は通常の5倍は馬鹿にする。
同じような立場で正反対の性格を持つミッションを「臆病者のチビガラクタ」と馬鹿にしている。

主な武装:
「ミサイルバルカン」
ミサイルを発射する、手持ち式の銃。銃型ミサイル・ポッド。
体に繋いだベルト状弾丸ケースから直接弾丸補充が可能で、マシンガンのように扱える。

「スカルデコイ」
自分と同じ姿の鉄屑をバラ撒く欺瞞兵器。熱感知兵装を誘導できる。
が、サンクチュアリに来てからは欺瞞兵器としては巨大すぎるので
現在はフレアとしての性能を持つただの白いボールとなっている。

攻撃兵ガンファイア


「うひゃひゃああばばばばbえへへべbはぶydgtふ…失礼、頭の古傷が。」

真っ赤な体色、ゴーグルタイプのカメラ・アイに引き締まっていながらも角ばった体が特徴。
変形形態は野砲。荒っぽい性格であり、兵器と破壊を愛する男。
陽気で気さく、と形容されるが戦闘時の行動のせいで普段から危険人物扱いされている。
機械類にはめっぽう強く、作業用アームで人間の小さな機械も修理できる。
他の仲間のように有機生物を過剰に見下したりせず、どうでもいい存在と認識している。
なお、軍団員仲間すら彼にとってはどうでもいいやつが多いので、扱いはそう変わらない。
良い奴と思えば良く接し、苦手な相手には苦手なりの態度を取る。
フランクなだけに、グランデからは裏切りの可能性を秘めていると目されている。
頭脳に障害(損傷)を残しており、たびたび二重人格のように頭がおかしくなったりまともになったりと繰り返す。
暴走状態では弾丸をバラ撒くくらいしか脳が無く、修得している柔術を扱えない。
柔術は「チキュウ」で習ったものらしい。


主な武装:
「グレネードマシンガン」
小型のグレネードを雨あられのように発射する連射兵器。
小型と言えど、人間にとってはほとんど実物大。

「クエイクマシン」
足に取り付けられた装置を作動させつつ、地団太を踏む事で地震を起こせる。
味方にも影響が及ぶため、使用状況は限られる。

広域破壊兵ファストブラッド


「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

黒い体色に、赤い関節、ゴーグルアイとマスクマウス、四角い頭部を特徴にする。
変形形態は戦闘機。ファージネス以上に寡黙な男であり、誤解を生むほどだんまりの男。
命令を良く聞き、戦闘だけでなく諜報、整備もこなし、精神鑑定でも裏切りの目は無し。
グランデから「最高の兵士」と称されるが、その実力はピークであり、頭打ちとも目される。
本人もそれを自覚しており、グランデに生涯今のままの地位で付き従う事を誓っている。
何よりも強者の役に立つ事を好み、それが果たされるならば善悪は問題ではない。
ホワイトローブ、アストロの数少ない友人であり、この二人とどのようにして仲を結んだのかは不明。

主な武装:
「ハウリングブラスター」
自分の周囲に強力な音波をバラ撒く兵器。
時に生物の感覚を狂わせ時に木々や建造物をなぎ倒し、時に機械を狂わせる。

「ソニックブラスター」
衝撃波で、敵を切断したり粉砕したりする銃型の兵器。
使い方によっては液体を沸騰させる事も可能。


工作兵ブルースクレイパー


「我が名をブルースクレイパー!いざ尋常に・・・やめろ、最後だけ呼ぶんじゃない」

青い体と黒、金、水色のアクセントが特徴の工作兵。中性的で、男性型か女性型どちらか不明。
変形は名前のとおりスクレイパー。ヘラが刃そのものであり、突進で相手を切断する。
もともとは別働隊の一人であり、ほんの1年前ほどからこの星に滞在している。
星に訪れた際、然る人物たちを目撃。
その戦闘スタイルやもろもろうんぬんに感銘を受け、何よりも「刀剣」に惚れ込む。
飛び道具が混在する戦場で、近距離武器を使い敵を薙ぎ倒す姿に発奮。
愛用の作業用ヘラ「ブルースパチュラ」を改造、刀剣型チェーンソー「コバルトストライク」を発明。
以後、光線銃やミサイル、飛び道具の類は仲間から進められても一切使おうとはしていない。
アストロやホワイトローブ、バンクランなどからはその部分だけは馬鹿にされきっている。
カッコヨクールに勤めようとしているが、誰が見ても影響を受けやすい子供っぽい性格が分かる。
ちなみに、刀剣使いと打ち合う為に、わざわざ自分をダウンサイジングし、身長を180cm程にしてある。
名前の最後四文字だけを呼ばれると激昂する。よくアストロにそう呼ばれる。

主な武装:
「コバルトストライク」
元作業用ヘラ。いろんな改造が施され、刀剣型チェーンソーとして生まれ変わる。
切れ味は抜群であり、並みの刀剣なら克ち合った瞬間に砕き割る。
見た目だけを模しているため、あくまで「刀剣」ではなく、「刀剣型チェーンソー」。

「バトルマスク」
戦闘時に顔の左右部から出現する、特注物のバトルマスク。
忍者を模しており、あらゆる体内に影響を及ぼす毒気などを無効化可能。

戦士ダンプ


「できねぇって!出来るし!生き物諦めない限りなんでもできるってぇ!母ちゃんが言ってたもんね!」

ゴーグルタイプアイにマスクタイプ・マウスのいかにもロボットらしい人面を持つ。
一本の角を頭に持ち、中世の兵士の兜のような頭部を持つ。体色は山吹色。
名前はダンプではあるが、変形形態は船・戦車・戦闘機と四つの形態を持つ。
一つ考えれば後は何も考えない男であり、ただ自分の信じる者を一直線に信じそれ以外は己の自信に全てを賭し行動する。
グランデの目的を自分の理想と感じ、その理想を成功させ、やがては自分も大きくなろうとしている。
羞恥心というものが無い男であり、大衆の中で叫んだり、グランデをべた褒めしたりするのは日常茶飯事。
こんな「てい」でも知能指数は高く、陰険な方向に働かなかったのが幸いした男。
しかし実力は有るのだが頭を使おうとせず、使うという事が頭の中に無く、グランデからは非常に残念がられている。
尊敬、信用した者を絶対に裏切る事の無いドが付くほどの忠臣者。しかし何も考えないため、バカ。
そのため、こいつよりバカな者には尊敬されるが、そうでない者からは性格を利用されこき使われる。

主な武装:
「オーバーウォールキャノン」
炸裂曲射砲。超長距離から発射し停泊している目標などに攻撃を仕掛ける。
相手が鈍足であればある程度の予測射撃を仕掛ける事も可能。背部に一門装備。

「バリアントランチャー」
ビーム、実弾(連射)、実弾(大型炸裂砲)を使い分ける事の出来る大砲。
右腕に装着する。

「バーンサーベル」
熱を持たせる事により、相手を溶断する実体剣。
電磁サーベルを進められた時「重くないから」といって断り、こちらを使ったらしい。

軍事要塞小惑星アイアン・サブ出身

アイアメインの兄弟惑星として開発された、軍事小惑星出身の者。

情報参謀バンクラン


「戦いは情報だよ皆の衆!だから根も葉もない噂で私を貶めるなァアアア!!!」

黒目の無いオレンジ色のヒューマンタイプフェイスと、学生帽のような頭部が特徴的。
変形機能は有していないが、自らを電子物質に変換する能力を持ち、電子機器に侵入可能。
生真面目な性格で、ふざけると言う事を知らず、軍団の中ではおちょくられ役。
よくガンファイアやアストロ、アリエルやホワイトローブにグランデ、はては部下の
ファージネスからまでいたずらされる苦労者。情報管理の他に、外交なども担当。
アストロのギャグ体質が年々移りつつ有るとされているが、言われると顔を真っ赤に激怒する。
実際はどうなのか、バナナで滑ったりしょうもない騒動に巻き込まれる第一人者になる事から明白。

主な武装:
「シックスガン」
対特殊合金用合金弾「リベラジウム弾」を発射する事の出来るリボルバー銃。
かなり頑丈に作られており、銃身を突き刺したり鈍器にしたりする事が出来る。

「バンクラン憑依術」
電子物質状態で、機械生命のみならず、有機生物にも取り付く事が出来る。
取り付いた相手の意思は個人差は有るが自由に操る事が出来、考えなどを読める。

霊媒師ショックガイスト


「呪術に魔法文化も捨てたものではないのだよ」

黒よりの灰色の体色と、2mと相手によっては人より小さい体長を持つ。
黒目が無い以外は完全な人間型のフェイスパーツを有している。
アイアメインの技術や兵器などを才能の無さゆえに修得する事を諦める。
その代わり、旅する中で訪れたあらゆる星の霊術や呪術に興味を持ち、勉強。
深く広く、長い年月をかけなかなかのレベルのものを身に付けることに成功している。
変形は味方と合体する事の出来る霊媒装置形態「霊波制御装置(ウェーブ・ルン)」。
漢字文化が好きで、他人、自分問わず新作の兵器にはすぐ漢字名を付けたがる。

主な武装:
「呪術、魔術」
いろんな惑星を訪れ、吸収してきたそれらの技術、知識。
一通り使えそうなものは修得しているが、まだまだ吸収は止めていない。

媒体役員クリスタルスフィア


「覚悟は出来ています!」

白色の体色と重装甲20mの巨体、全身の熱光線砲口を特徴に持つ。
ダブルタイプアイ、マスクタイプマスクを持つ。変形形態は空間突撃艇。
ショックガイストをその身にドッキングさせる事でパワーアップする。
巨体と重武装だが、女性であり、臆病な性格を持つ。
パートナーであるショックガイストとは恋人同士であり、戦いを嫌うが
ショックガイストを助け、困らせないためと一緒に戦場に出ている。
もとは体長2mほどと、ショックガイストと同じほどだったが、戦う為に全身を強化。

主な武装:
「大口径荷電粒子殲滅砲」
五指、胴体、マスク、頭部、肩、爪先、膝とあらゆる所に取り付けられた荷電粒子ビーム砲。
周囲360度に死角を無くし、射程も長く威力も高い。
ショックガイストとドッキングする事で、霊体や魔力で形作られた敵にヒットするようになる。


偵察員スキャッター(スニークビーク)


「お前は友達?そうだ、俺と友達!味方、味方!」

黄色と茶色のデュアルトーンボディ、ズングリムックリの重武装ボディが特徴。
各装備を外せば人間と同じくらいのロボットにしてはスマートなボディが現れる。
レンズだけの眼鏡を目に装着したような、独特のカメラ・アイを持つ。
このカメラ・アイは偵察用に特化されており、ズームや赤外線、X線など様々な機能を持つ。
お調子者の軽い性格であり、すぐに独断行動を取って勝手に戦闘に参加しようとする。
自分の実力に自信を持っているのか、戦闘を遊びにして楽しもうとする困った男。
頭が悪そうに見えるが、武器の発明に関してはなかなかで、高性能というほどでもないが
小気味良く使いやすい小火器をたびたび発明。メンバーからは信頼されている。
名前のスキャッターとは、武器であるリベットガンをバラバラばら撒く所からついたあだな。
本名は()内のスニークビーク。変形形態は戦闘ヘリ(ガンシップ)。

主な武装:
「リベットスプラッシャー」
敵に撃ち込むと「カンッ」と表面で止まり「パチッ」と電流で追加ダメージを与える釘銃(リベットガン)。
単発のダメージより痛みと連射力を重視しており、マシンガン形式になっている。
なお、電流の追加ダメージの際に電熱でリベットが溶解し、敵表面と融合して厄介な事になる機能付き。

「シャングリラ」
配下の偵察用小型ロボ部隊。各人人間より一回り小さい超小型サイズ。
蜘蛛型のエレクニア(足長30cm)
鳥型のニブディバイド(翼長60cm)
人型のユニバーサル(体長120cm)
三体が合体する事で、身長1.7mのキメラ型兵士となりその状態では「合体偵察員デトランサー」と呼ばれる。

欠落補助員ジュドウ


「手間は解消するよ、頼っておくれ」

ゴーグルタイプアイ、灰色の小柄な体、白い顔と間接が特徴。変形はスポーツカー。
明るく気さく、技術の方も何にでも明るく、戦闘力もそれなりに高い器用な男。
自分の体のサイズを自由に組み替える技術も体得しており、変形とは別に発揮できる。
飛びぬけた才能は未だに認められないが、自分のレベルにあっていればどんな作業でもこなす。
あらゆるファイアウェポン、ピットウェポンに精通しており、スティック・スタンガンから
ターゲットストーム、グランドベイルの火器管制まで操る事が出来る。
一芸に秀でた人間の多い中、あらゆる雑務で頼られている。
現状の生活に満足するあまり、戦争の中に身をおきながらも
「能天気野郎」「平和ボケ」と言わしめるほどの軍団の地位への興味が薄い。
技術を極めたい、という気持ちはあるが「偉くなりたい」は皆無の男。


主な武装:
「ファイアナッツ」
食事で得た余剰エネルギーを変換して、エネルギーの続く限り生み出せる簡単な作りのエネルギー球。
他の機械に与えればそこそこのエネルギーとなり、投げれば爆弾になる。
氷に近づける事で溶かし、木材に近づければ燃え、組んだ木の中央に設置すれば暖を取れる。
作成技術を身に付けるには人間年に例えれば2,3年は必要らしい。

「スパイシー」
愛用のミニ・モービル。自我などはもっていないが、持ち主と同じくサイズ変更可能。
モービルとは名づけられているが、キックボードのような形状をしていて飛行可能。

惑星クラフ出身


駆逐兵インセクト・エイリアス


「私は生物だ!」

細い、流線型の人間じみた腕部を持つクラフという惑星の人類によって作られた種。
ハッピーターンを取り付けたような、独自の目を持ち口部は昆虫のように生物的。青色を基調にする。
ビークルモードという独自の変形機構を持ち、人の乗る台座を廃したバイクのような車両に変形する。
グランデが惑星に立ち寄り、クラフを滅亡させた時、(自分達の常識では人類の奴隷に過ぎない)機械生命でありながら
自由奔放に、人を殺し、略奪していくグランデ達の姿に感銘を受け、同時に反乱を起こし合流。
それ以来グランデに付き従い、部下として自分の生物としての尊厳を探している。
名前はアストロから与えられたものであり、「通称虫」を意味する。
長いので普段は周囲からはエイリアスの部分のみを呼ばれている。
スカイ・プラトーナと呼ばれる種族(機械種)らしい。


主な武装:
「リンクシューズ」
クラフ星の科学者達からエイリアスのようなロボットに与えられた武器。
電磁浮遊と加速の特性を持った、刃の付いたゲタのような履物型の武器。
電撃と斬撃により相手に鋭いダメージを与える。

「インセクトマウザー」
全身の至る所にあるクラッシャーやアンガーなど。
時にはぶつけるように、時には齧るように相手を粉砕する。

衛生兵リンクス


挿絵作成:カークン様

「メカが生き物でないと、誰が決めたんだい?」

茶色をアクセントにした、鼠色の体色を持つ。エイリアスと同じくスカイ・プラトーナ。
ほとんど同型のボディを持つが、頭部パーツだけは独自の形状をしている。
菱形のくぼみの中に、片方に二つずつ計四つの青色のカメラアイを持つ。
軽い性格だが、心底に掲げる目標はエイリアスと同じであり、今の生活に意義を見出している。
内心、考えすぎるエイリアスの性格を心配している。男性型。

主な装備:

「リンクシューズ&インセクトマウザー」
スカイ・プラトーナ共通の装備。リンクスも装備している。

「治療キット」
どこでもいつでも応急処置のための治療キットを装備している。
各仲間の予備パーツや修理道具の入ったサックを背に担ぐ。


砲撃兵ダブルシナプス


「グランデ様、ご命令を!」

黒をアクセントにした、白い体色を持つスカイ・プラトーナ。
頭部の形状は錐状で、根元の黒色の部分にそれぞれ緑色の単眼を持つ。
左肩に直結したビーム砲を持ち、右肩から背にかけてエネルギータンクを持つ。
重装備のせいで他の二人ほどの機動性はないが、その分装甲を厚く持つ。
これといって特徴のない性格であり、目だった行動もしない。
自己主張の少ない性格で、暗くはないが快活に、従順に命令をこなす。

主な武装:

「リンクシューズ&アームクラッシャー」
インセクトマウザーは装備されておらず、腕に威力の高いものが
一つだけ付いており、近接戦での防御や攻撃に使用される。

「シングルブラスター」
肩に付いている高出力の熱光線砲。
破壊力が高く、最大の特徴は軌道を自由に設定出来る事。
発射後に設定したとおりのコースに光線を曲げられる。
発射後に軌道を変更する事は出来ない。


出身地不明


破壊兵ビッグランダー


「人間は強いんだろう?此処で退くな!」

深緑の体色と大きな一角を持ち、紫色のヒューマノイド・フェイスを持つ。
変形機構は取り入れられておらず、ただ格闘能力だけを中心に作られている。
武人的人格を持ち、強者との戦いだけを求める。体長は10mほど。

主な武装:
「SS」
の腕力。

「格闘センス」
どんな小さな標的も逃さない。

「五指迫撃光学熱量砲」
指に搭載された強力なビームランチャー。

破壊兵ターゲットストーム


「♪」

基調カラーは、白と黒、アクセントに深めの濃赤。変形は腕部装着型ブラスター。
台形の、長い頭部を持ち、太腿や前腕は太いパーツに包まれている。言うならばゲッ○ー的体系。
胸は普通の人間のように真っ平らでなく、中央から丸く出っ張った装甲を持ち、山形の中央に赤いラッチ蓋を持つ。
鳩尾で分けるようにして、その出っ張った装甲の部分は鳩尾より上、鳩尾より下の胴体は普通の人間と同じ形。
顔は人間と酷似した形をしており、唇も鼻も有るし動く。眼はサングラスのようなパーツで隠されている。
いつも歯を剥き出しにした、邪気の無い笑顔を浮かべている。くっきりと、へこみでっぱりのはっきりした顔をしており、バタ臭い。
右腕、左腕をラッパのような銃口を持つ、長方形の銃「ストームブレンダー」に変形させる事が出来る。
陽気だが、口数は少なく、だいたい表情で気持ちを伝える。発声器官が有るのかどうかは定かでない。

主な武装:
「ストームブレンダー」
大気を吸収し、物凄い圧をかけ噴出す「竜巻銃」。銃自体に殺傷能力は無く、衝撃力のみのもの。

「Bストームブレンダー」
ビーム・ストームブレンダー。熱光線を竜巻のように噴出する。
当然こちらは殺傷力しかない。

「マーベラ・ストーム」
変形した姿である腕部装着銃。発射可能回数は1発。
最大チャージで山を吹き飛ばす威力を持つ。


破壊兵バグノーツ


「死ィ〜ねェ〜〜〜!弱い奴は死ねェ〜〜〜!分かるだろ?」

丸みを帯びた、他のメンバーとは違う、エイリアスとも違う土偶じみたボディを持つゴーレム。
黄土色の全身、単眼、太い前腕部と拳、脹脛が特徴。どこかの星の遺跡から出土された。
ホワイトローブの手によってトランスフォームシステムが取り付けられており、形態は未知。
本人の話によると、元は人の手に作られた意識の無いゴーレムであったものの、数万年
人の駒として働くうちに自我が宿ったらしい。自我が宿った後、意志のままに破壊を続け
その星の人間に封印を施され、迷宮の奥深くに縛り付けられたそうな。
その後、人間の滅んだその星に訪れたアトミックネットによって蘇生させられる。
数万年として破壊、殺戮を繰り返させられたせいか、それらの行動が大好き。
アトミックネットに居つくのは、それらをやるだけで生計を立てられ「トク」なため。
小さく、力を持たない人類を見下している。

主な武装:
「鏡面装甲」
威力の高くない魔力のあらゆる攻撃を跳ね返す特殊装甲。

「魔力保持」
魔力を持つゴーレムであり、魔法を放つ事が出来る。

「光線銃、ミサイル、爆弾兵器など」
アトミックネットから支給された兵器を使いこなす。
巨体に内臓しており、口や腕から発射される。


女性軍団員

も、居るらしい。

惑星アイアメイン出身


悪路調査員ゲレンデ


「ああ、ホワイトローブ・・・どうしてしまったの?また貴方と一緒に、有機物を虐殺したい」

細く、女性的なフォルムを持つホワイトピンクの体色に、口紅を塗っているような口。
変形は万能モービル。名前がグランデと似ている事を気にしている。
ホワイトローブの元恋人だったが、ある日を境に高慢な性格になってしまったのを苦に離別。
いつか元に戻ってくれる、と心のどこかで信じつつ今は様子を見ている。
アストロが言い寄ってくる事も有るがまるで相手にしない。
ミッション、ファージネス、アリエルは良い友達。グランデは怖い。
下等生物(ヒト種とか魔物とか)は死ねばいいと思っている。

主な武装:
「フローファイア」
前腕部に現れる火炎放射から発射される1800度の炎。
モービル形態でもカウル部分から放射可能。汚物は消毒

「ヴィヴロブレード」
背中に取り付けられている超振動を起こす刃。
モービル時には足になる。

潜入調査員アリエル


「お生憎様、ガッチガチのは嫌いなのよね」

人間型。青いロングヘアーと紺色のサングラスをかけたマーメイドタイプのボディを持つ。
「美女」に設計されており、出るところは出てへこむところはへこんでいて、顔立ちも端正。
変形はヒト形態→人魚形態。サイズは常時人間サイズであり、巨大にはなれない。
かなりラフで自由人な性格であり、自分の事すらあまり考えない。楽しいことあったればよし!をモットーにする。
ファストブラッドやホワイトローブのような、崇拝者、寡黙人を嫌う。

主な武装:
「マリンミサイル」
背中に背負ったバックパックから発射される魚雷。
命中精度は高く、弾速は遅く対象を死角から追い詰める。

「ヒューマン・チェンジ」
人魚姫が人間に変るように、足を人間のものに変化させる。

発破兵プリマコード


「ウフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフ!」

マゼンタピンクの体色に、更に濃いショッキングピンクをアクセントにする女性兵。
サングラスタイプのカメラアイと人間的ノーズ・マウスパーツを持つ。
軍団内では、緻密な計算の必要な発破を担当している。
が、性格は破壊的で事あるごとに発破で問題を済ませようとする。
しかし、頭は良く目的に見合った爆破用具の発明が特技。
中には一見爆破用具でなくても良いような物まで有るらしい。
自分の発明には自信が有ると豪語するだけあって、品質は精密。
戦闘用のミサイルやボムもプリマコードがその殆どを製作している。
自分の断り無しに、自分の作った以外の爆発物を味方が使用すると
まるで夫に浮気されたかのような言葉を並べ立ててハンカチを噛む。

主な武装:

「ボムズ」
いろいろな効果、形態を持つ爆発物。
地中に潜行する「ダイムボム」、ECCMの「スーパーノイズ」や
強烈な光だけの「ウルトラレイ」、転がる「フォールロック」に
蹴り飛ばせる「サッカーボール」、銃に装填可能「バレットボム」
などなど、それぞれ任意で爆破する事が出来る。

「精製機関」
体内に爆弾の精製機関を搭載している。
材料を経口すると、腹部が開き製品が出てくる。
記憶装置に登録している爆弾でなければ製作できない。
完成した品を、即射出するボムランチャーとしても使用できる。

アストロノーツ


概要

全く誰も自分を慕ってくれない事に苛立ちを覚えたアストロが、自分で製作した部隊。
各々星の歴史に名を残してきた、「強そう」とアストロが認めた職種や人物をモチーフにされ作られた。
巨大さ故の不利と、人に溶け込み易いという利点を考慮し、各自人間サイズで作られている。
なお、アストロは製作の際に自我を与える為に一度アイアメインに帰星している。
アストロの目論見どおりには行かず、完全な成功作は少なかった。

怪盗ゴールデッド


「父よ、仕事を与えたもう」

時代に名を残してきた怪盗をモデルに作られた。
余計な部分の無い簡素な外見のボディ、マスクマウス、サングラスのようなゴーグルアイが特徴。
殴ったものを硬貨や札束に変える、ある意味ものすごい能力を持っている。
性格は守銭奴には設定されておらず、盗み出す事そのものに至上の悦びを感じるらしい。
格闘能力は高く、パワーはないがスピード・テクニックに優れ受け流しや防御を得意とする。
普段から仕事以外の事はあまり考えておらず、指令の無い日ムダな一日を過ごしてしまうのが悩み。

主な武装:
「ライザー」
人の思考を麻痺させる音波を放つ催眠杖。
仕込み杖でもあり、非固体物(火や水に電気、霊対、魔力)とも拮抗出来る刀身を持つ。

「テレポーテーション」
短距離テレポーテーション。逃走や翻弄の際に使用。効果範囲は5m〜10m。
使用する際はよく壁の向こうにテレポートし、相手に消えたと思い込ませる。

「グライダー」
ブースター付きグライダー型飛行装置。グライダーではない。
本体(ゴールデッド)と連動しており、思考どおりに飛び回れる。

兵器研究家ウィルシン


「イッヒッヒ!!このウィルシンに任せんしゃい!」

過去に最悪の兵器を作ったとされる、老人科学者をモデルに作られた。
子供が怖がるお医者さん像を体現する、額の銀の円パーツと白衣のようなパーツが特徴。
兵器の発明を得意とし、中でも化学兵器に生物兵器の二つへ一層の興味と情熱を注ぐ。
マッドサイエンティストな性質を持つ男であり、自分の心を満たす為には手段を選ばない。
自分を生んでくれたアストロには感謝しているが、親でもボスでもなく友人という認識。
そのためそんなに忠誠心が有る訳でもない。多少の頼みは聞いてやるが、自分にとって
邪魔な存在になれば切り捨てる事も考えている。

主な武装:
「いろいろ」
五指や腕、背中のラックから出てくるさまざまな装備。
実際に使うより、発奮、興奮した時や実験対象を前にした時などにバッと出てくる。
振動メスや注射器など武器になるものも存在する。

「ケミカルアーミーズ」
ナノマシン。空中に散布できるほど軽く小さく、特殊な能力が無ければ視認不可能。
相手に摂取させる事で、様々な効果を及ぼすが、直接的な大ダメージを持つ者は少ない。
なお、相手方が機械であろうと効いてしまうため、誤用で自滅する事も。

痒みタイプ:
吸った直後、全身に回り凄まじいかゆみを誘発するタイプ。

痺れタイプ:
麻痺毒のような痺れではなく、長時間の正座の後のような痺れを引き起こす。

××タイプ:
分からなかったら、パパやママに聞いてみよう!オカマ爆弾。

戦国兵器マルムスティーン


「俺、強いワケじゃない。お前、俺より弱い。死ぬしかない。」

アストロの勘違いにより作られた、戦国武者型戦闘ロボット。
全身の装甲が戦国武者型であり、ダブルアイには歌舞伎の隈取のようなペイントが入っている。

しかし、頭脳に欠陥が有るのか、喋り方は緩慢で、性格は少し幼い。
これはアストロが武士道精神を理解できず、面倒くさがり自分の性格の一部をインプットしたためであるとされる。
強固な装甲を持つが、そこそこのスピードがあり武装も強力で豊富。
名前「マルムスティーン」は昔の人間は名前に「マル」が付いているからこれでいい、というアストロの勘違い。
敵を破壊する事を楽しみにしているが、何よりも生身の生物、特に人間を一刀両断するのを好む。
全身が武器の塊であり、とても重厚な外見をしている。

主な武装:
「シノビバルカン」
胸部に取り付けられた隠し機銃。装甲が開き発射される。
主に懐に入ってきた敵の迎撃、抹殺に使われる。

「ニンジャクナイ」
手首に取り付けられた、自分の手足のように動くクナイ。
装甲の一部として取り付けられており、普段は目立たない。
取り外し手持ちの武器として扱う事も可能。切れ味抜群。

「シュリケンボム」
手裏剣型爆弾。敵に突き刺さり爆発する。銃並みの精密射撃が可能。
手裏剣には棒タイプと十字、八方、十方タイプが存在する。

「オオヅツディスラプター」
背部に取り付けられた、一対の熱光線キャノン。
高熱であらゆるものを溶かし去る。

「エチゴヤリボルガン」
金色のバナナマガジン・ガトリング。
大口径の弾丸で障害物ごと相手を削り取る。

「ターボカタナ」
ジェットブースト機能の付いた切れ味鋭い刀。
防御用に使う事も想定されており、耐熱性、耐腐食、絶縁性など諸々が高い。

「ヒナワバスター」
大きな炎の弾丸を発射する火縄銃型キャノン。
片手で扱える上に連射可能。相手に燃え移ると長時間体に張り付く。

「ヤミサイル」
矢ミサイル。その名の通り矢型のミサイル。
威力はなかなかで、追尾性が低く直進性が高いが、弾速を武器にする。

「ビームバボウサク」
肘部に取り付けられた、ビーム製の防御柵を発生させる発振機。
着弾予定地を操作する事で、そのままただのビームガンにする事も可能。

「レーザーレンド」
レーザーを発射する連弩型の武器。戦国兵器ではないのはアストロの勘違い。
自分の前方180度に発射する広範囲型兵器であり。燃費は悪いがチャージ、収束する事で強化可能。

「カブキギロチン」
カブトヘルムの内側から出現する鬣のように連なった回転ギロチン。
4つのパーツで構成されており、基部の1つ目を除く3つは射出可能。
射出した場合は熱源を探知して相手を追尾する。

「スモウインパクト」
強烈な張り手。武装ではなく本人が考案した技。

「スモウインパクト・ブライ」
スモウインパクト強化バージョン。
強固な装甲を持つ相手に対して、二倍のエネルギーを消費して繰り出す。
繰り出すと周囲に竜巻が発生する。

「ラッパインパクト」
手刀バージョンのスモウインパクト。
柔らかく、打撃を通さない相手に対して使用される。

「ラッパインパクト・テンチュウ」
ラッパインパクトの強化バージョン。
同じく二倍のエネルギーを消費して繰り出す。
繰り出すと前方に強力な風の槍が発生する。

「テンショウフルオープン」
空中に滞在し、全方位に全武装を間断無く発射。
周囲を焼け野原に改造する。


潜入工作員オートマタ&ジェイムズ


「刃物は好きじゃなくてね」
「銃なんて野蛮、そう思いませんか?」

とある踊り子ととある諜報員をモデルに製作された、人類型潜入工作用ロボット。
オートマタは黒髪をアップに纏めた露出度の高い服を着た美女、ジェイムズは茶髪の彫りの深く鼻の高いスーツの男。
外見は人間とまるで変わらず、パーツも有機物を多く使って作られている為、ロボットというよりは人造人間。
「魂」や「におい」などに対しての偽装も完璧であり、そのテの判別法にかかってもバレる確率は低い。
オートマタ、ジェイムズともに奇跡的に忠誠心の有る性格。
ジェイムズはいつも余裕を持った、それでいて快活な性質。オートマタは口数は多くないが、表情で快活にするタイプ。
有機物に限りなく近いがために、殆ど人間と同じ感覚を持っておりアストロの与り知らぬ所で人間に憧れている。
アストロ以外はその存在を知らず、仲間からも「アストロに協力する現地人類」と認識されている。

主な武装:

ジェイムズ:
「ジェイムズ・セット」
ジェイムズがいつも体のどこかに仕込んでいる、いろいろなスパイグッズ。
検知器に反応しない特殊な銃、仮死偽装薬、サングラス型閃光爆弾などなど。
サングラス型閃光爆弾はいつも着用しており、サングラスの役割もこなせる。
なお、赤外線スコープや暗視スコープなど視覚に関わるグッズは全て眼球に有る。
アナログ・デジタルに関わらず錠を外す「作業用ミニアーム」も組み込まれている。

「アイキドー」
合気道。戦闘のためにプログラムとして組み込まれている。

「アビリティ」
様々な技術、技能。
機械(主にドア制御装置や配電盤、乗り物)などの修理、操作に長ける。
陸海空各運転技術や射撃、社交ダンス(?)もインプットされている。
アイキドーもこのうちに入っている。

オートマタ:
「マタ・セット」
ジェイムズと殆ど同装備。
専用の物として催淫効果を引き起こすフェロモン発生装置を身に宿す。

「マジックアサシネイション」
魔力を用いた武器作成。主に暗器が作成される。
銃や短剣、弓矢、刃先などを発生させられる。

失敗作ネコ


「にゃにゃにゃーにゃーにゃにゃーにゃにゃー」

製作途中、ボディを精製マシーンにかける時の一度目とインテグラルスフィアに自我を
与えてもらう時の二度目、「猫が飛び込む」という奇跡の失敗過程を持つロボット。
当初はとある西部時代のガンマンをモデルにしたロボットを作ろうとして、一度目の失敗発生。
元のボディが猫のような奇妙なボディに変化した所で、獣人の素早さと機械の頑丈さを持った
ロボットに製作方針を変更。完成したボディをアイアメインに持ち帰り、インテグラルスフィア
に命と自我を与えてもらう時に宇宙ネコが紛れ込み、光を放つボディに飛び込む。
気が付いた時には、ずんぐりむっくりな、二足歩行の不細工なデブ猫が出来上がっていた。
身長は170後半あり、いつも無表情で人の顔(眼)を真正面から無言で見つめる癖を持つ。
解析器に通しても詳細不明で、かなりの無口という事もあり性格も能力も不明。
目覚めてまもなくアストロの「なんだコイツはァ!?」との言葉に「ネコじゃ 悪いか」とだけ答えた。
その後何かを発言した記録は無い。
よくよく考えれば二足歩行の体長170cmのネコなど居ないため、ネコ型ロボではない可能性がある。
(ネコとはあくまでも本人の自己申告であり、どうみてもあんまりネコではない)
妙に有能なため、金やかつおぶしで繋ぎとめられ報酬の為にアストロの命令を聞いてやっている。

主な武装:
「妙に強い蹴りとパンチ」
この珍妙な格好でで妙に強い蹴りやパンチを繰り出す。
腕力はAほどと思われる。

「ネコジャンプ」
このずんぐりむっくりな体格でネコそのもののジャンプを繰り出す。

「かつおぶし示談」
かつおぶしをもらえれば何でもやる。
とみせかけ、一つ目をもらった直後にまた寝転がって無言で次を要求する。
何に使うのか、たまに現金を要求する事すらあるあつかましさ。

「妙な才能」
妙に頭が良く妙に器用。妙になんでもそつなくこなす。
妙に料理もできる。

「フッ」
何かができず悩んでいる者の前に現れては、目の前でやってみせ
表情を変えずに一度だけ「フッ」と鼻を鳴らして去っていく。

はぐれロボ

善良な自我の芽生えにより裏切る、善良でなくともアストロへの反駁などで
裏切り、アストロの元を去るという自体を四機が起こしている。
現在残った五機は10機製作したうちの6機がアストロの元に残ったもの。
人間世界で、通常の職業を手に入れ生活していると見られる。


自然交信員ネーティオン

シャーマンをモデルにして作られた、「自然の声」を聞く事の出来るロボ。
「優れた力は無闇に利用するものではない」との矜持を持ち、アストロの元を離れる。
美しい自然を気に入り、それを壊し利用しようとするアストロに反発した。
現在は機械のパワーを生かし作業員をしている。


観測手スペーサー

歴史に名を残す狙撃手と組んでいた観測手をモデルにして作られた。女性型。
どこまでも、あらゆる距離、物質を見通す目を持っていたが戦いを嫌い逃亡。
人々の平和な生活を観測する事を趣味とし、それを壊す作戦の手伝いを嫌った。
現在は能力を生かし環境保護団体で観測員を務めている。


戦士スタンピード

有名レーサーをモデルにして作られた、加速装置を組み込んだロボット。
周囲に影響を出さずに、人の視認出来ないほどのスピードで動き回る事が可能。
人の命令通りに動くのを嫌い、自由を求めて脱走。
アストロ、捕まえられないほどのスピードを搭載するのではなかったと後悔。
現在は「監獄島」にて、脱獄犯を決して逃さないと評判の門番をしている。


機人斎

マルムスティーンに対し、スピードとテクニックを重視して作られたロボ。
自分に付けられた名前を聞いた途端激昂。暴れた後改名してから離脱。
殴りつける際に小学生同士の口論を展開した為、アストロが背中を追う事は無かった。
元の名前は「戦国浪人ドザイモン」。緑茶が大好き。現在は傭兵を営んでいる。

余談
どうみてもデ○トロン軍団の影響です本当にありがとうございました 趣味に走りました
最終更新:2013年07月06日 14:17
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