アイリッシュ


「こんな…こんな事!…一世紀半の時が…あぁ、ああ………!!!」

概要

ベルファストギャヴァルヘスケスラジャダムを生み出したボール・バルフェー研究所の科学者。
ブラウンのショートヘアにオレンジの瞳を持つ壮年女性。45歳。姓は「バルフェー」。
自らの血筋である研究所が続けて来た「機体の自己学習・成長・進化による人格形成」という命題に強い執着を持つ。
その為か、研究所の作品である4機個々の人格を見ようとする意識は薄く、殆どの興味が研究の完成にのみ注がれている。
アイザックことロビイは、上記4機の研究から分化した計画の副産物であり、アイリッシュの作品である。

最終的にはその考えが自らの人格を破壊し、廃人と化してしまう原因の一つとなる。

技・魔法

なし

登場


2010年4月17日海賊討伐なりチャ
自身のパワーアップという任務への意気込みを見せるベルファストに随伴して登場。
自らのプログラムに行動を支配される事の危険をベルファストに注意し、戦場から退く。

2010年5月1日昼平原討伐なりちゃ
傭兵一行による暴走するベルファストの中破、戦場からの離脱後に姿を現し、傭兵一行にベルファストの暴走を告げる。
一行に「ベルファストの破壊」という依頼を告げ、去って行った。

2010年5月29日ベルファスト中篇なりチャ前編
ベルファストの待ち受ける施設前において傭兵達に任務の仔細を説明。
自らも戦闘用パワーローダーに乗り込み戦闘に参加、施設内で襲来したギャヴァルと戦闘を行う。
ベルファストの撃破・回収後、傭兵達へ引き続き任務の依頼が有る事を仄めかし、退場。

2010年6月11日~12日ベルファスト中篇なりチャ後編
完成した「メモリ」をベルファストに装着する為に船舶へ同乗。
前回と同じくパワーローダーで戦闘に参加、無事に施設に到達。
しかし、自らの想定に反してベルファストが自らメモリを握り潰した為に錯乱。
瀕死のギャヴァルからの砲撃を避けられず消滅するかと思われたが、半壊状態のラジャダムの庇われ存命。
以後、自らの人生を賭して来た長年の研究が無に帰したショックで精神を失調、廃人となる。

2011年5月7日~5月8日ベルファスト長編なりチャ第二編最終章
これまでも廃人としてアイザックの押す車椅子に座した姿で数回登場したものの、行動も台詞も無いので割愛。
最期まで精神の平衡を崩したまま、アイザックと共に要塞兵器ライニグングの崩落に巻き込まれ姿を消す。
戦場の惨状の為、遺体は発見されず誰にも安否を知られてはいないが、死亡は確実と思われる。

由来

響きより。
アイルランドの、アイルランド風の、の意味を持つものの、別段アイリッシュ自身にアイルランド的な特徴が有るワケではありません。
長男は分身禁止
最終更新:2013年06月07日 02:39