ヘスケス


アイデア:虎眼
線画:yuki
色塗り:珀路


1: 名前
ヘスケス

2:年齢
造られてから160年らしい

3:性別
女性型

4: 種族
MFM(モーフィングマシン)シリーズの一体、ST(スピードタイプ)

5: 外見
青と白を基調にしたボディカラー。
女性的なボディ・イメージで、頭部は巻貝のようなフォルムになっている。
以前は手足にドリルがついていたが、今は人間と同じ形の手足をあてがわれている。
色は当然ボディカラーに準じる。

頭の巻き貝状の部分にゼンマイが収納されており、ショートすると側頭部の辺りから出てくる。
手動で再起動をお願いします。

戦闘時は両手首から先、両膝から下をいったん引っ込めて代わりにドリルを装備。
常時低空を素早く浮遊移動する。
ドリルは発射でき、体内から新しいものが装てんされる。
ブースターは背部に格納している。

6:性格
当初優秀な性能で造られたため、プライドが高く他人(機)を見下した姿勢をとる。
自分のボディフォルムにも自信を持っており、美しいと思っている。
そのため、手痛いダメージを食らえばすぐに混乱する。
開発者から必要とされたがっており、他人(機)に上から目線なのも「自分なら大勢の上に立てる」とアピールするためだったりする。

現在は『アレ』を巡る争いを経てからは大きな目標を失ってしまい、無気力(?)な状態が続いている。
自分から動く目的もなくなってしまったのでスリープモードでいることも多い。
起きているときでもひたすら自分の頭部からケーブル伸ばしてネットサーフィンしてる。
よって他人(機)見下した姿勢も影を潜めている。
それでもやっぱり誰かに必要とされたいと思っているし、泰紀達に慕われるベルファストをうらやましいとも思っている。
同様にメモリを昇華させた兄弟機達への劣等感も抱えており、その裏返しで自分は機械的であり続けようとする。

しかし自分でも説明できない行動に出ることもあり、すっきりしない不完全燃焼の状態が続いている。
時間はかかってしまったが、最期に、それらの行動はすべて自分の「意志」であるということに気づいた。

7:過去
ベルファストと同じ経緯。違うのは他人との付き合い方による性格の成長のみ。
当初からの高性能により常に他人を見下すようになっている。
同じ兄弟機でもあるギャヴァルラジャダムベルファストに対しても同じ態度をとる。
ちなみに造られたのはギャヴァルが先。その後ヘスケス、ラジャダム、ベルファストの順番。
ゆえに末っ子であり開発者から一身に期待を受けていたベルファストへの嫉妬はすさまじかった。
ただ、自分もギャヴァルからしてみれば同様の存在であったことは最後の最後まで知らなかった。

開発者から他機より秀でていると認められ、必要とされたいがために兄弟機と『アレ』を巡って争ったものの、
結果はベルファスト『アレ』を破壊し、兄のギャヴァル、弟のラジャダムは壊れ、
開発者のアイリッシュにはついに振り向いてもらえなかったというものだった。
戦いの中で半壊し放心していたヘスケスを回収したのは、皮肉なことに自分が何度も破壊しようとしたベルファストだった。

そしてベルファストによる監禁生活に反発し、アイザックの元へ下るもベルファストとの激戦の末彼に再び回収された。
監禁生活はなくなったものの、結局自分に行くあてなどなく暇をもてあましている。

それでもアイリッシュのことをあきらめきれず、アイザックの討伐任務へ参加。
崩れ行くライニグング内でアイザック(ロビイ)の想いを聞き、ようやく自分のこれまでの行動や、気持ちを理解する。
歓喜してベルファストに「メモリを手に入れた」と宣言し、瓦礫の中へ消えた。


8:職業
ニート

9:口調
基本丁寧語。でも上から目線。テンション上がったり混乱するとはっちゃける。

<普段>
「マア、勝負ハ見エテルケド相手シテアゲマショウ」
「オ久シブリネ、ベル坊ヤ。少シ太ッタンジャナイ?」
「少シハタメニナル情報ヲ集メナサイ!コノ、ウスノロドモ!」
「ナンデ私マデ出撃ナノヨ。戦闘ハアナタ達ノ方ガ得意デショウ?」
「キャァア!?」
「コレヨ!コレガ私ノ時代ヨ!」
「コノ手足デハ、マルデマネキンデハナイデスカ」
「セメテブースターヲ返シナサイ!コレデハドコニモ行ケマセン!」

<弱気>
「ナゼ私ジャナイノデスカ……アッチノ方ガ明ラカニエラー出テルジャナイ!」
「ベル坊ヤモ、マダ「アレ」ヲ手ニ入イレテイナイ。…マダ、巻キ返セル!」
「モウ、私ナンテ要ラナイノデスカ…?」
「……私ノ方ガ、役ニ立テルノニ…役ニ、立チタイノニ……ナゼ…!」
「ナンデ……私ジャナイノ……」
「私ハ壊レ損ナイマシタカ……。……特ニ早マッタ行動ハシマセンカラサッサト行キナサイ、ベル坊ヤ」

10:一人称、二人称
一人称:私
二人称:普段は「アナタ」。テンション上がると「オ前」。
     兄弟機は呼び捨て。ベルファストだけは「ベル坊ヤ」。あとは「~サン」。

11:好きなもの
アイリッシュ

12:嫌いなもの
敗北、ベルファスト(今はそうでもない)

13:好きな人
いない(ってか恋愛観がない…)

14:パートナー
いない(いらないと思ってる)

15: 属性

16: 苦手な属性

17: 戦闘スタイル
そこそこの攻撃力と圧倒的なスピードを生かした攪乱型。
巨大なトゲ状の腕による刺突と、トゲ腕の先端から発射するニードルガンで白兵戦をメインに戦う。

18:精神力
機械なのでよほどのことがないと回路がショートしない。
物理的に壊す方が早いと思われ。

19:戦闘熟練度
☆☆☆☆☆(武装有りなら★★★★☆)

20: 技や魔法
「ニードルガン」
巨大なトゲの形をした腕(ドリル)の先端より発射されるニードルガン。
人間を一瞬で穴だらけの死体に変えてしまう。
足のドリルからも発射出来る。

「ニードルブレイク」
同じ箇所にたて続けにニードルガンを叩き込む。
足りない攻撃力はこれでカバーしている。

「カトラスダンス・ニードルバージョン」
両手両足のドリルを回転させながらの乱舞攻撃。

「ウォーターカッター」
巻貝状頭部の前方から発射する水圧カッター。
機体の攻撃用出力がそれほど高くない為、切れ味は普通の剣程度。
出力を調整すれば花の水遣りに使える。

ちなみに腕力はあるけど下手に殴ればこっちの装甲がへこむ。

21: 特殊能力・特殊技能
「ハッキング」
頭部からコードを引っ張り出し、電子機器に繋いで支配下に置く。
コードの種類はいろいろある。

「サーチ機能」
魔力サーチ、熱源サーチ、暗視カメラと一通りの視覚オプションを備えている。

「機械」
機械であることのさまざまな利点。人間にしか効果を及ぼさない呪いを無効化したり
閃光や爆音などの感覚阻害、毒物や真空による弊害などその他諸々を遮断出来る。

「防衛機能」
水中や酸素の無いフィールド、邪気、瘴気地帯でも活動可能。

「ジェットブースト」
ベルファストのそれより強力なジェットブースト。
通常スピードAからSへの昇華を可能にしている。

22: 必殺技
「ドリルトレント」
体の装甲を一旦分解、結合させ巨大ドリルに変形。
強力な回転で竜巻を起こし、引き込んだ物をズタズタのミンチにする。
ただ以前よりは威力が落ちている。

23: 能力[E.まるで駄目 D.苦手 C.人並み B.得意 A.達人級 S.化物級 SS.神級]
 体力:D(限界まで装甲が薄くされてある)
 魔力:B+
 腕力:B+
 知力:B
 素早さ:D(徒歩)~A(ブースター)~S(ジェットブースター)
 命中:B

24:武器やアイテム(説明、長所、短所を必ず書いてください)
「ニードルガン」
両手両足に装備するドリル。戦闘時に両手の肘から先、両足の膝から先をフォームチェンジすることで装備し、
以後の移動はブースターでの浮遊のみとなる。

「ホルスター」
手製のホルスター。ヘスケスの両腿に着脱できる金具がある。
上部と下部が開くようになっており、上から物を入れて下から取り出す。
結構いろいろ入るし、ヘスケスの装甲より硬いのでベルトの部分を持って殴ることも可能。

「記憶素子」
黒いトランプのような物。ホルスターに収納されている。
ヘスケスに記録されている約160年分の記憶データうち、ヘスケスが必要ないと思ったものが収められている。
移したデータ分の内容はヘスケス本体の方には簡素な文章としてだけ残っている。
ヘスケスが作られてからラジャダム、ベルファストの作られる過程、研究所での記憶もこちらに入っているが、ヘスケス本人は記憶素子の入っているホルスターも平気で武器に使ったりと特に未練も思い入れもない様子。

ヘスケスと共に、これらも瓦礫の山の中へ消えた。

25:その他
トラメちゃんからもらったデータに独断で加筆しました。

タグ:

ロボット
最終更新:2012年03月30日 00:37
添付ファイル