イオタ=マックイーン


「ご~めんよぉ☆ キミ、ボクの好みなんだけどサ☆ ツルギ君をボクから奪った相手にはちょっと……手加減できないのサ☆」

概要


モイライの月の幹部の1人。
道化師風の衣装とメイクをし、パピヨンマスクで顔を隠した小柄な男。
声も声変わりしていない少年のようだが作り声で地声は年齢相応に低い。

平時は胡散臭いおどけた言動をとるが激昂すると途端に口調が荒くなる。
出世欲が旺盛でゆくゆくは組織全体の掌握を夢見ている。
普段は冷静で的確な判断を下せるが激昂すると手が付けられなくなり、後先考えずに行動する。

若者や子供が(色んな意味で)大好きで部下も10代~20代前半の者ばかりで固めている。
それらに対する愛情は深いが一方で該当しない部下に対しては冷たい。

組織内の派閥抗争では中道派として知られており、ヴェイン派、レオン派のどちらにもある程度の顔が利く。

元々は何処かのサーカス団所属のパフォーマーでその傍らで副業として情報屋を営み、その手腕を買われてモイライの月に加入した。
加入後も独自の情報ネットワークは健在でこれを足掛かりに幹部の座を手にした経緯を持つ。

魔月器(モーントバッフェ)は自身を蛾人間のような姿に変身させるパピヨンマスク、『瘴烟蛾王(モッテケーニッヒ)』。
これを解放し変身すると羽を用いた飛行、眼からの強烈な破壊光線、広範囲に広がる毒霧などの攻撃が可能になる。
ただし炎に弱くなるという欠点もある。

特に毒霧は味方すら巻き込む無差別大量殺戮テロを引き起こすため使用が禁じられている。

密輸現場を押さえるべく密輸船に潜入したリゲル一行と交戦の末、敗れ死亡した。


技・魔法


マリスジャグリング
ナイフ、フープ、火炎瓶など様々な危険物を投擲して攻撃する

破壊光線
眼から強力な光線を発射する。

瘴気の烟
猛毒の霧を広範囲に放出する。

解放
「瘴烟蛾王(モッテケーニッヒ)」を解放し、変身する。
掛け声は「撒き散らせ、『瘴烟蛾王(モッテケーニッヒ)』」。

経歴


2009年8月1日対「モイライの月」その1なりチャ
密輸船のボスとして登場。
密輸の現場を押さえるべく船に潜入した一行と交戦、最初はティマフと余裕を見せながら戦っていたがウィアットカレンドラの死を教えられると激昂。

「瘴烟蛾王(モッテケーニッヒ)」を解放して氷室カーマといった味方諸共船全体を毒霧に包み、破壊光線を乱射し一行を攻撃するがティマフに炎の攻撃を浴びせられ、ウィアットゲイルの攻撃がダメ押しになり戦闘不能に。
最後はティマフに喉を貫かれ、死亡した。


由来


「Ι(イオタ)」…ギリシャ文字の第9字。

補足


「瘴烟蛾王(モッテケーニッヒ)」の解放は漫画「BLEACH」に登場する「破面(アランカル)」の「帰刃(レスレクシオン)」が元ネタ。
「瘴烟蛾王(モッテケーニッヒ)」の名前はTVゲーム「バハムートラグーン」に登場する「モスケーニッヒ」が元ネタ。
眼からのビームや毒霧攻撃を使う点も同じ。


最終更新:2014年04月20日 12:49