ケスラー=ゾーンベルド


「いいねぇいいねぇ、くだらねぇ生活だと思ったが、こんなマブい女がたくさんくるなんておもわなかったぜぇ…………」

概要


モイライの月の構成員でイオタの部下。
銀髪赤眼で鋭くも整った顔立ちをしているが、性格は尊大で凶暴、短気で単純。
上昇志向が強く、幹部への出世を目指している。
目的のためには仲間すら平気で切り捨てる非情さを持つ。
執念も深く、受けた恩は忘れても恨みは決して忘れない。

同僚デス・ラムダとコンビを組むことが多く、彼女への暴言が絶えないが実質的には彼女の善意に甘えている形。
だが本人的には「便利だがうざったくて気持ち悪いゲテモノ女」程度にしか思っていない。
同じく槍を武器とするエミールも同郷の同僚だが、ストリートギャング時代の敵同士でもあり、現在でも非常に険悪な仲。
直属の上司であるイオタのことも心底嫌っており、いずれは抹殺しようと決めている。

元はストリートギャングで麻薬の密売などでモイライの月とは当時から縁が深く、腕っ節と手段を選ばない残忍さを買われて正規メンバーにスカウトされた。

「暴槍伯爵(ランツェグラーフ)」という槍を武器にしており、その技量は中々のもの。
身のこなしが軽く、槍が武器であるためスピードとリーチを活かした戦い方を得意としている。
戦闘能力はそこそこ高く、正規の訓練で鍛えられた兵士とも正面から戦えるほど。

「暴槍伯爵(ランツェグラーフ)」は解放すると全身鎧と2本の槍を装備した姿に変身する。
鎧は物理防御力、魔法防御力共に高く、また重さも殆どない優れモノ。
しかし、ケスラーは性格上この機能を使うのは「本気の証拠」と考えているため、追い込まれるまで使いたがらない。


先日の工事予定地となっている村を破壊、住民を追い出す任務に参加した際に戦死した。



技・魔法


ラッシュ
狂ったように槍で乱れ突きを繰り出す。

スパイク
急所狙いの超高速の一撃。

アサルトスピア
大きく踏み込み、強烈な一突き。
隙は大きいが高威力。

スロウランサー
狙いを澄ませて槍を投げつける。

解放
「暴槍伯爵(ランツェグラーフ)」を解放し、変身する。
掛け声は「穿(うが)て、『暴槍伯爵(ランツェグラーフ)』」

経歴


2008年8月24日なんだか討伐なりちゃ
の一員として登場。
シングマらに攻撃を仕掛けるが彼らの波状攻撃の前に苦戦。
「暴槍伯爵(ランツェグラーフ)」を解放して戦うがテティナに鎧の繋ぎ目を射抜かれて倒れ、最後はミストの攻撃を受けて凍結。
その後デス・ラムダによって氷漬けのまま撤退した。


2009年1月31日逆討伐なりちゃ
街を襲撃するの一味として登場。
ゼスガワルスらと共に街を襲撃し住民を殺戮。
だがニナと交戦し敗北、頭部を食い千切られ死亡した。

2011年8月20日VSハーデース 第二章『薤露蒿里』
ミーダース率いる死者の1人としてマーリャエミールらと共に登場。
エミールと同士討ちしながらもエーヴェルトトルメンタらと交戦するがトルメンタに吹っ飛ばされたところをミーダースの攻撃に巻き込まれて倒された。



由来


「ケスラー(Kessler)」…ドイツ語圏に見られる苗字。
ゾーンベルドはTVゲーム「バハムートラグーン」に登場する敵キャラクター、ゾンベルドから。

余談


「暴槍伯爵(ランツェグラーフ)」の解放は漫画「BLEACH」に登場する「破面(アランカル)」の「帰刃(レスレクシオン)」が元ネタ。
「暴槍伯爵(ランツェグラーフ)」の名前はTVゲーム「バハムートラグーン」に登場する同名の敵が元ネタ。

最終更新:2022年01月24日 22:17