エリス

■エリス
種別:アクター 性別:女 年齢:不明 所属:紅蓮の旅団 役職:チームメンバー 職位:ヒガンバナの君
種族:魔族 メイン:スターゲイザー サブ:ソーサルギア マスター:アークメイジ
身長:138.5cm 体重:35kg PL名:檻依
イメージ:Elyss(SoundHorizon)

「わたしは何処から来て、何処に行くのだろう?」



外見
 全体的に白い身体と、赤い目


人格
 本人ですら自身の事をほぼ何も知らないのだが、それを気にしている様子はない
好奇心はやや強い


所持特異点
・精緻な記憶:知力判定+1。GMに対して今までの出来事を問うことができる。
・お金持ち:キャラ作成時GPに(3000+CL×1000)追加。CL上昇時1000GP獲得。
・真実を追う者:一部マスクデータの規制解除。ハッキング習得可能。

・敵前逃亡:殺意を向けられると逃亡する(意志判定可)自身にターゲットを向ける特技使用不可。
・英雄色を好む:好みの人物いう事に従う(意志判定可)  エリスは無意識下で「自身は世界にとっての異物である」という負い目を感じている。それだけに、直接好意をぶつけられるという事に弱い。

PickUp

 分類上魔族ではあるが、本人にその自覚はあまりないし、人間に対する敵意といったものもない。
 素性不明な少女がいつの間にかチームに紛れ込んでいたので、調査や考察の結果それらしいもの当てはめられただけ、とも言える。
 あまりに不明な事が多過ぎるので、外出時は保護観察の為に一名以上のゲストの同行が推奨されている


※最近依頼等で戦闘への参加を行なうようになったが、これまでFWO内での仕様で説明できない現象を用いた攻撃行動の報告があり、一名以上のゲストの同行を推奨から必須へ変更する事が検討されている。




+ 『門』
薔薇の香り漂う海に娘は佇む
海面より沸き立つ虹の泡と戯れながら

遥か地平の彼方、天を突く門の隙間から娘を覗く
縁に依って、門でありながら鍵へと至った娘を
電子の世界の情報集合体でしかなかった筈の我が子を

+ 『銀の鍵』
この少女は正真正銘、フィルトウィズ内で生まれた存在である。
ただし、NPCとして作成されるにあたって”不正規”なデータが混入した。
それは「宇宙の外」を描いた、あるいは夢想した記録。
現実でそれが真実であったかどうかはさておき、少女作成の過程で、あるいはそれよりもずっと以前から、それはフォルトウィズにおいてある程度の存在硬度を得てしまった。故に、邪神はフォルトウィズを覗く。
仮に少女があちら側に偏る事があれば、悪意なく世界を書き換えるだろう。覗き込むだけだった邪神たちがまどろみたゆたい戯れる暗黒の庭へと。
そして書き換えられた世界は、異世界からの浸食すら喰らい返す。
ある意味では世界は守られるかもしれない。尤も、その時フィルトウィズの”生命”がどうなっているかは論ずるまでもないが。







──或る、少女の話をしよう
本来存在しない、してはならない筈の
理外より飛来した少女
世界にとって異物であるはずの彼女は、
いつか、当然の帰結として滅ぼされるべきであった
その筈だった
けれども、そうはならなかった そうならずにすんだ
偶然だったのか、必然だったのか、それはわからない
ともあれ、出逢いは彼女を変え
忌まわしい神としてではなく、人として生きる路を示した







────私は、









■『星天の翼』エリス・トライアステル
種別:アクター 性別:女 年齢:不明 所属:紅蓮の旅団 役職:チームメンバー 職位:星の御子
種族:魔族 メイン:スターゲイザー サブ:ソーサルギア マスター:アークメイジ
身長:138.5cm 体重:35kg PL名:檻依
イメージ:Elyss(SoundHorizon)イリヤスフィール・フォン・アインツベルン(Fateシリーズ)

「私は何も手放しはしない」


  • 色々と規格外だった少女が、それでも人として、世界を、恋を、愛を知り、フィルトウィズに根付いた姿。
 彼女が見てきたものが彼女を支え、導き、ついには”人”として新生せしめた。
 この姿のエリスは想いをダイレクトに力に変え、輝かしいまでの絆を翼に宙(ソラ)を翔る。まさに魔法少女。











+ あらゆる世界の外で女神は漂う
『輝ける宙』女神エリシオン

 かつてエリスと呼ばれていた、エリスがいつか辿り着くかもしれない数多の可能性のひとつ。
 ”このエリス”が必ずしもこうなるとは限らないが、可能性がゼロでないなら確定として存在できる規格外の単独顕現能力を持つ存在。
 その経緯は、
 「皆に置いて逝かれて、それでも尚、その想い出を、皆の存在を永遠に証明し続けるために」自らを永遠の存在とした、永遠を定義するもの。




+ 幕間:バレンタイン迷走曲

途方に暮れていた。

料理を習い始めたのも、この時のため。
わたしが、わたしの手で、"普通に"作ったチョコを、最愛の二人に贈るため。
素材はある。今のわたしが入手し得るもので最高のものが。
愛情もある。温度が上がり過ぎてプラズマ核融合しそうな程に。

けれど。けれども。

手が足りない!足りなすぎる!
作るべきチョコが多すぎる!

いやだって家族にもそれなりのものは贈りたいし旅団の皆にも余さず配りたいというか仲間はずれとか言語道断だしプライドが許さないっていうか火力しかない女の子だと思われたくないし
とか考えたものの、
手が 足り ない
悲嘆に暮れながら手を動かす


───エリス(わたし)。あなたの裡より語りかけています。『エリス(私)』です。

え。なに、そのノリ。

───あなたは忘れています。エリス(わたし)にはまだ使える"手"があるという事に。

いや、それは、でも
…これは、"普通"に作りたいし…

───その結果間に合わず、渡せない人が出てくるのとどっちがマシですか。

うぐっ

───それに、よく考えてください。触手なんて今まで散々出してきたじゃないですか。そして世界はそれを許容しています。  つまり

…つまり?

───触手は普通。

普通。

───そうです。触手はエリス(私達)。ヴィヴィもルミも受け入れてくれているじゃないですか。

……そうか。そうだったんだ。

正解は、こんなにも簡単だったんだね──!(虚空より触手が這い出る音)



そうして正気ではなくなった少女は触手を総動員し、なんとか必要なだけのチョコを作り上げ。

自身の両手で、愛する二人に贈る『本命チョコ』を完成させた。

生み出されたその作品は






1/10エリスチョコ

愛も、カロリーも、ひたすら重い。








+ "ドミネーター"
少女は微笑みという仮面を被る
溢れ出しそうな狂気/エゴを抑え付けて
そこにあるのは愛なのだけれども



+ 疑似記憶結晶
エリスの[Memory]に"相当するもの"
通常時は正規のそれと全く同じ挙動を見せ、その状態であれば例え魔将級の権限で検査されようとも異常は見られない。
秘された正体、その銘は
■■■■■■・■■■■■■■■







+ 前世
《魔皇》によって製造された、無量の世界を観測するアルターエゴ、その三番基。
与えられた役割は「終わった世界の焼却処分」
ひたすら世界を看取り、無に還し続ける事に嫌気が差し役割を放棄。
一生命体として世界の中から、自身が見続けてきた結末以外へと辿り着く為に出奔した。
───結論から言うと、彼女が彼女のまま何処かの世界へ入り込む事は無かった。

かつての真名
『魔奏衛星三番基』アザートゥ=シリウス



+ 『■■■』
『エリス』の元になった、とも言える存在。
器を創り、自身とシリウスを境界が無くなる程に攪拌し器に流し込む事でエリスを成立させた。
厳密には『エリス』こそが"エリスというキャラクター"の主人格であり、エリスはシリウスの残滓や環境から自然発生的に形成された後発の人格なのである。
『エリス』はその成り行きを尊重し、一度は自身の消滅を以て新たな生命に全てを明け渡すつもりであったがそれは阻止された。

なお『エリス』は『■■■』の記憶や背景を全て持っているし、前後の連続性を認識しているので前世と表現すべきかは疑問。


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最終更新:2021年09月25日 19:54