■アナイナ・イレイター
種別:アクター 性別:男 年齢:?歳(外見15歳ほど) 所属:紅蓮の旅団 役職:チームメンバー 職位:黒剣
種族:ヌエ メイン:ヌエ サブ:ウォーリアー(元フェンサー) マスター:ライフイーター
身長:154cm 体重:50kg PL名:サビー
イメージ:ケインツェル(ユーベル・ブラッド)
「ありがとう、可愛い眠り姫。今度はもっと近くで君の眠り顔をみたいな」――とある迷宮の門番フラウに対して。
「僕の薄汚い剣が役に立つなら、存分に振るおう」
外見
左目に大きな切り傷を持つ小柄な少年。
尖った耳に色の薄い肌、濃い赤い瞳をしており、一般的な人間にしか見えないが、れっきとしたヌエ。アズマっぽくないのは血筋と出身の関係とのこと。
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全身の傷◆要ハッキング |
全身に傷跡は一見後遺症がないように見えるが、データ的には右腕と左目に相当する部位は“存在”しない。
ヌエ特有の変化能力で【追加の腕】と【追加の目】を作り出し誤魔化した上で、ハッキング能力でテクスチャを張り付けて異常なくみせかけている。
テクスチャが剥がれれば、みるにも耐えない。
あまりにも見苦しいため、彼は死ぬまではこの姿を晒すことはしないだろう。
ハッキングで見抜かれても相手のことは責めない。恐怖であろうと憐憫であろうと、彼はただ受け入れるだろう。
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戦闘スタイル
片手剣一本で戦うフェンサースタイル。ヌエ特有の敏捷さで相手を翻弄し、一気呵成に連撃を畳み掛ける。
……だったのだが、近頃になって「忘れちゃった」と言い出した。魔法も、フェンサー特有の足運びも"何故か"サッパリ使えなくなった。
それでも自然と別の闘い方――ウォーリアーの荒々しい動きをその小柄な体躯でやってのけている。本人からすると「戦いやすくなった」
ヌエ特有の魔法も扱えるが、命中精度はまずまずで実用には悩んでいるようだ。
当てられない魔法を自らに向け、、右手の篭手“アガートラム”の内側から発生させる“黒剣”を奥の手として使用している。肉体的な付加も大きいのか、黒剣は放ったあとにすぐに崩れ落ちてしまう。
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片手剣◆要ハッキング |
アナイアが使う剣もデータ的な改竄が行われている。
芯には通常の剣が使われているのだが、剣を覆うように“拳”のデータが上乗せされ、剣は体の一部として扱われている。これにより本来拳で打ち出す【異形の連打】や【無間雷鼓】を扱うことが出来る。
攻撃時には外見やデータ的にも剣の属性が付与されるため、剣の技術や装飾品の効果も上乗せされる。
ライフイーターによる摂食も剣で行っており、切り裂いた相手の血糊などは全て剣に吸い込まれていく。
黒剣はその応用であり、右腕を形成する追加の手の形状を剣に変貌させ、雷により巨大な刃とする。
アガートラムはこの黒剣を制御する役割を担っており、アガートラムなしで黒剣を生成しようとすると形状が非常に不安定になり、テクスチャで取り繕うことも難しくなる。
彼が何故ライフイーターの能力を要するのか、ここまで回りくどいことをするのか。それは本人に確かめるしかない。
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人格
飄々とした性格で何かと誰かを茶化している。
見た目のわりに物知りで、話の種に童話やわらべ歌を披露したりして女性受けがいい。
歴史にも造詣が深く、シュセンが出来る以前の数々の王国の成り立ちや町の情景をみたように伝えることが出来る。
彼曰く、両親から聞かされたとのこと。
所持特異点
【有利な特異点】
- 不運耐性:フォーチュンを減少させる特技などの効果を受けない。
「不運じゃないってだけで、幸運の象徴ではないんだよ」
- 人たらし:交渉を行う際の[意志]判定+3。重複可。
「昔は詩人を目指してたんだ――なんてね」
「【ネーム】がたまに【ノイズ】がかる? ……ああ、君はわかる側か」
「見苦しいものを見せちゃったか、ゴメン。前世の天罰で……ね? コレは秘密にしてほしいな」
【不利な特異点】
- 先端恐怖症:「刺突」属性による攻撃を受けると防護点無視ダメージとなる。
「剣士なのに切っ先が怖いなんて笑っちゃうでしょ?」
- 処刑執行人:敵対した相手を必ず殺そうとする。([意志]判定可)
「戦いになると、血が滾ってしまうんだ」
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アナイアの正体 |
アナイアは、戦場で"バグ"によって中途半端にデータを消された人間、魔族たちの"パッチワーク"である。
中途半端に消されたデータたちは、FWOの修正力によって継ぎはぎに統合され『不定形種族なヌエ』として分類されていた。
ただ、野ざらしの彼は人の姿を保つことすら難しく、ジャンナにより確保され手術されることでようやく今の姿となっている。ハッキングの術もジャンナで学んだ。
主人格である"アナイア"は本来の名前も、記憶も覚えていない一番"自己主張の少ない"人格。強すぎる人格が他の人格を潰して存在の拮抗を崩さないように彼が選ばれている。
彼の目的は"バグ"の処理とパッチワークになっている人格との決別。
各人格達には心残り、未練とよべるのがある。それをアナイアは紐解くことで自分自身を見つけようとしている。
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シナリオ◆青薔薇の遺志 |
グランシュタット騎士であるファリルードの未練は【領地に置き去りにしてきたフラウ】だった。
青薔薇のフラウの産みの親張本人が戦場でよくわからないバグに襲われて、有象無象の仲間入りとは笑える。
後回しにしていい未練だったが、青薔薇のフラウ【レイニー】がファリルードの死体探しにアクティブすぎたのと、ファリルードの人格の主張が激しかったので、さっさと処理した。
本来なら一人で済ませたかったが、レイニーがお転婆だったせいでチームハウスの連中にも迷惑をかけることになった。
一部とはいえ、チームメンバーにも事情を知られてしまったが……どうしたものか。
ところでファリルード。お前が抜けたせいでフェンサーの技が一切使えなくなったんだぞ、どうするんだ。
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PickUp
最初の一撃に全てをかけるアタッカーです。何故か三回攻撃します。
最終更新:2020年05月09日 20:09