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「君たちの未来に――正しき世界が、真理があらんことを。」
研究都市ジャンナの暴走派閥『真理派』の実質的指導者。
紳士的な口調を崩すことのない落ち着いた性格をしており、またその肝の座りようはある種のサイコパス。 男性だと思われていたがその正体は真っ白な外観の幼い少女。肉体の成長が、ではなく「実際に幼い」。 フィルトウィズにおけるクラス:サイキックの最初のひと(あるいは、クラスとして最初に定義されたひと)。 知識欲の怪物であり、すべての価値観は『自分が新たな知識を得ることができるか』に集約されるている狂人であり、様々な異常や奇跡を起こし続ける紅蓮の旅団のメンバーを『特異点』と見做しており、様々な手段で研究、観察、実験――可能であれば捕獲を試み続けている。 彼女にとって『紅蓮の旅団』のメンバーは自らの知見を破ることができる唯一無二の存在であり、会話をすれば一見良識的に、かつ強い敬意を感じるように思うだろうが、前述の価値観のことを考えると……そういうことである。 『【超】能力』と呼称する異次元のスペックを誇るサイキックを複数――あるいは大量に――保有しており、直接戦闘能力は「評価不能」の領域。
『真理派』とは第六魔将が機能不全になったことで生まれたジャンナの派閥であり、つまるところ「すべてのアクターは虚構を破り、世界を真実を理解すべきだ」「そして真実を理解し、より強力な力を行使すべきだ」という思想を持った集団。
彼らにとって犯罪規定やセキュリティや検閲は全て「欺瞞の世界を維持するための呪い」であり、セーフティを破ることに一切の躊躇がない。概ね全ての(善良な)ゲスト・アクターと相容れることのない行動を取る。 例えば「疑似浸食腔」によるゲストのログアウト封印、ハッキングによる情報改ざんなど。 組織構成としてはフィッツジェラルドを頂点に「戦闘班」「研究班」に分かれており、更に戦闘班には
が存在する。
現在研究所都市ジャンナの最深部にて自身を対象とした「長期実験」をしているため、本人が直接出ることはないが、戦闘班Ⅲ課に自身の補助ユニットを装備させることで自身の保有する『【超】能力』ひとつを貸し出させることが可能。これにより様々な『テスト』を地上でも行う。
生まれ自体は10年前の大侵攻における大ボス。所謂コピー能力保持者でその頃は試験管の中にいる胎児の姿をしていた。本来はそこで討伐される運命だったが自身をコントロールするものがいないことに気が付きジャンナの最奥にて待ち受けるボスとして自身を再定義、大侵攻に出撃せず生き残っている。上記の長期実験は再定義の際の枷であり、出てこないのではなく出れないのが正しい。また、【超】能力もコピー能力の果てであり、本来フィッツジェラルドが「短期運用」であったことが破綻した故のイレギュラー事態の結果である。
【超】能力
フィッツジェラルドのもつサイキック――あるいは「権能」。それはフィルトウィズ最果ての力。あるいは、行き詰まり。
フィルトウィズの現在の制限範囲内で起こし得る現象を具現化する能力。彼女の知識を表面化させる特技。 そのひとつひとつが戦場のバランスを崩壊させるほどの力を誇り、フィルトウィズというゲーム内においての「横」の広がりの限界、であったはずの力。 フィッツジェラルドが紅蓮の旅団に強い興味を示すのは行き詰まりの力が敗れることが出るようになったため。本人の考察によるとそれは「フィルトウィズサーバーが君たちの求めに応じて縦の拡がりを開放したから」だそうだが。 ちなみに厳密にはサイキックではなく、スーパーアビリティと訳するのが正しい。サイキックの特技として起動しているためどちらの意味も通るが
『――制限を、可能性を拡げるということは、外からの驚異もまた拡げるということ』
『ストームレイン』
【超】能力が一つ。ゼインとツヴァイを捕獲しようとしたアッシュヴェインの切り札として貸し出された能力。
その能力は『気候操作』。少なくとも華氏マイナス100度(-138℃)まで気温を低下させた後、強烈な雷を伴う『超大型台風』を戦場に作成、紅蓮の旅団メンバーをギリギリまで追い込んだ。 『パラドクスウォーカー』
【超】能力が一つ。ゼインとツヴァイを今度こそ捕獲しようと送り込まれたウカノコルナの持ち技として貸し出された能力。
その能力は『二重化』。超近似次元にもうひとり自身を設置することで不要なものはすべて半減、都合のいいものはすべて二倍にしてしまう。これによりメンバーの攻撃をことごとく半減化したが【超】能力に覚醒したツヴァイの『マテリアル・ハイ』によって並行次元の空気を爆縮され、その力を失った。 『ワームホール』
【超】能力が一つ。『エリス』との遊戯で言及されたものであり、現状詳細不明。
『クラウドエアレイダー』
【超】能力が一つ。『エリス』との遊戯で言及されたものであり、現状詳細不明。
『バッドネスライアー』
【超】能力が一つ。『エリス』との遊戯で言及されたものであり、現状詳細不明。
『ボディスフィア』
【超】能力が一つ。『エリス』との遊戯で使用されたものであり、現状詳細不明だが肉体保護を行うもの。少なくとも、フィッツジェラルド自身のデータが破損しなくなる。
『ヴィクティムサニティー』
【超】能力が一つ。『エリス』との遊戯で使用されたものであり、現状詳細不明だが精神保護を行うもの。少なくとも、フィッツジェラルド自身のアカウントが破損しなくなる。『ボディスフィア』と組み合わせることで、存在への攻撃を無力化する。
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