*ピアノきょうそうきょくだいいちばん さそりび 収録作品:[[beatmania IIDX 11 IIDX RED]][AC/PS2] 作曲者:virkato([[脇田潤]]) ---- **概要 『beatmania IIDX 11 IIDX RED』のONE MORE EXTRA STAGE専用曲、所謂ラスボス曲として登場した楽曲。 作曲者のvirkatoはwacこと脇田潤の別名義である。 「蠍火」という題は宮沢賢治作『銀河鉄道の夜』の一節「蠍の火」からの引用とのこと。 また、ジャンル名のDIRGE(ダージュ)とは葬送曲の意。 曲名の通りピアノメインのクラシック調の楽曲であるが、『beatmania IIDX』はDJシミュレーションゲームであり、収録されている楽曲もハウスやトランスといったクラブミュージックがほとんどであった中、この楽曲は極めて異質なものであった。 当時のプレイヤー達は、その世界観を無視した楽曲の場違いさに困惑しつつも、その重厚なサウンドと、ゲーム内の最高難易度である☆12の中でも上位の難しさに圧倒されたという。 現在では高難易度の楽曲が多く登場し、☆12内でも中位クラスに落ち着いているが、1P側と2P側のすべてのボタンを使用してプレイするDPモードでは未だに最上級の難易度である。 段位認定モードでは、最高の段位である皆伝の一曲としてシリーズ内でも長期間君臨し続けていた。 また、暫くしてからwacがサウンドディレクターを務めていた「[[pop'n music]]」シリーズの『[[20 fantasia>pop'n music 20 fantasia]]』に移植されたが、本家の譜面を更に強化したようなものとなっており、シリーズ内でも1,2を争う最強曲となったことで話題になった。 『IIDX RED』のサントラではLONGバージョンが収録されたが、ゲーム内では2分弱程度に収められていた楽曲が、8分近くにも及ぶ大作に仕上がっている。 後にwacの1stアルバム『音楽』にも収録されたが、前述のLONGバージョンを更に上回る9分を超える曲の長さと、オーケストラアレンジによるその旋律は圧巻の一言。 ---- **過去ランキング順位 [[第3回みんなで決めるゲーム音楽BEST100>第3回の結果]] 52位 [[第4回みんなで決めるゲーム音楽BEST100>第4回の結果2]] 271位 [[第6回みんなで決めるゲーム音楽BEST100>第6回の結果2]] 598位 [[第7回みんなで決めるゲーム音楽BEST100>第7回の結果3]] 713位 [[みんなで決めるKONAMIのゲーム音楽BEST100>みんなで決めるKONAMIのゲーム音楽BEST100の結果]] 18位 [[みんなで決めるピアノBGMベスト100]] 3位 [[みんなで決めるゲーム音楽歴代ベスト100ランキング]] 98位 [[みんなで決める2000年~2007年の名曲ランキング]] 149位 [[みんなで決める音ゲーBGMランキング>みんなで決める音ゲーBGMランキングの結果]] 3位 ---- **収録サウンドトラック ***beatmania IIDX11-IIDX RED-ORIGINAL SOUNDTRACK #amazon(B0006TPHPS) ***pop'n music 20 fantasia ORIGINAL SOUNDTRACK #amazon(B0085DWG7E) ***音楽 #amazon(B008CQCCKK) ***試聴PV #video(https://www.youtube.com/watch?v=5tyMBtI_Uno)