*ホドモエシティ 収録作品:[[ポケットモンスター ブラック・ホワイト]][NDS] [[作曲者]]:[[佐藤仁美]] ---- **概要 #center(){&font(15,b,i,blue){ホドモエが あらわしているのは 船の帆と 渦巻く水のこと}} イッシュ地方の港町である「ホドモエシティ」で流れるBGM。 あらゆる意味で他の町の音楽とは一線を画した癖のある曲で、特にイントロは一回聞いただけでも耳に残るほど。 港町の曲だけあって異文化であるオリエンタルな雰囲気が色濃く、音頭を取りたくなるようなメロディーとリズムはとても印象的。 低音を効かしたベースや木琴の音色は実に耳に心地よく、中毒性も抜群でいつまでも聴いていける。 実は1ループ40秒ほどしかない短い曲であるが、その短さの中にキャッチーさをぎゅっと凝縮したかのような濃厚な楽曲である。 その独特さやインパクトから「ホドモエシティと言ったら何はともあれこのBGM」と思い浮かべるプレイヤーも多いはず。 続編である『[[ポケットモンスター ブラック2・ホワイト2]]』でも引き続き使用。 『ブラック2・ホワイト2』ではホドモエシティが再開発されており、港町から観光ホテルが立ち並ぶホテル街へと変化している。 ただホドモエシティの象徴(?)たるこのBGMは相変わらずのため、それほどイメージは変わらないはずである。 ちなみにホドモエシティの「ホドモエ」とは舟の帆を丸くまるめて巴形にした文様である「帆巴文(ほどもえもん)」から由来。 和製用語なので英語では「Driftveil City」という名称になっている。「Drift」と「veil」を合わせた粋な造語である。 『[[ポケットモンスター スカーレット・バイオレット]] ゼロの秘宝 後編・藍の円盤』では、テラリウムドーム内の海岸地帯「コーストエリア」のBGM「ドーム・コーストエリア」として復活を果たした。 コーストエリアの[[四天王>戦闘!四天王]]を務めるタロは、父親がホドモエシティのジムリーダー、ヤーコンであることが作中で示されており、それに関連した選曲と考えられる。 テラリウムドームを管理するブルーベリー学園はイッシュ地方にあり、ドーム内の全てのフィールドBGMは、イッシュ地方を舞台とする[[BW>>ポケットモンスター ブラック・ホワイト]]の楽曲が複数ミックスしてアレンジされている。 コーストエリアのBGMは、曲の中盤から、6番道路→(ソウリュウシティ?)→ホドモエシティ→4番道路&6番道路の流れで展開しており、懐かしの楽曲の数々が自然と融合している点で、BW経験者こそ必聴といえる。 夏の日差しを思わせるギター、軽快なパーカッション、主張の強いベース音が海岸の風景とマッチし、名曲が巧みに融合された主旋律によりノスタルジーを感じさせる一曲となっている。 ---- **過去ランキング順位 ***ポケットモンスター ブラック・ホワイト「ホドモエシティ」 [[第5回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100>第5回の結果3]] 916位 [[第6回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100>第6回の結果3]] 776位 [[第16回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100>第16回の結果3]] 895位 [[みんなで決める2010年の新曲ランキング>みんなで決める2010年の新曲ランキングの結果]] 69位 [[みんなで決める町曲ベスト100]] 37位 [[みんなで決める和風曲ランキング>みんなで決める和風曲ランキングの結果]] 109位 [[みんなで決めるポケットモンスターBGMベスト100]] 185位 [[みんなで決めるニンテンドーDSの名曲ランキングベスト100>みんなで決めるニンテンドーDSの名曲ランキングベスト100の結果]] 56位 ***ポケットモンスター スカーレット・バイオレット「ドーム・コーストエリア」 [[みんなで決める2023年の新曲ゲーム音楽ランキング>みんなで決める2023年の新曲ゲーム音楽ランキングの結果]] 123位 ---- **サウンドトラック ***ニンテンドーDS ポケモンブラック・ホワイト スーパーミュージックコレクション #amazon(B0040IN3HU)