ニンテンドウ64

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ニンテンドウ64 - (2021/08/01 (日) 03:25:18) のソース

*NINTENDO64
開発元:[[任天堂]]
発売元:[[任天堂]]
発売年:1996
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**概要
[[任天堂]]が発売した[[スーパーファミコン]]の後継となる家庭用ゲーム機。
略称は表記では「N64」、呼称では「ロクヨン」。
名称にもある通り64ビットのCPUを搭載しているが、64ビットモードでは動作クロックが下がるため、32ビットモードで動作しているソフトがほとんどである。
発売時期の遅さやCD-ROM全盛の時代にROMカートリッジの採用、参入[[メーカー]]およびソフト不足などが影響し、[[プレイステーション]]に覇権を奪われることとなった。
自由度の高い開発環境を設計理念としたために開発労力の高いハードウェア設計となり、それはサウンドにも影響している(後述)。

音源はステレオADPCM。
これまでのゲーム機のように音源を搭載してハードウェアで処理するのではなく、ソフトウェア処理ですべての音を管理している。
GPU(画像処理用のプロセッサ)でグラフィックとサウンドを一緒に処理する構造のため、ゲーム中の処理配分で性能が変動する。
描画処理側の負荷状況にもよるが、同時発音数は効果音も含めて20ch前後が実用レベルと言われている。
またサウンドの処理変動が描画側に影響するのを避けるため、負荷が一定となるストリーム再生をBGMに使用している作品もある。
ただし採用メディアがROMカートリッジのため潤沢に容量を使えないこともあり、モノラル化されるなど音質は良くない。
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**参考
-[[ゼルダの伝説 時のオカリナ]](状況に応じてBGMがシームレスに変移)
-[[F-ZERO X]](モノラルBGMをストリーム再生)
-[[スター・ウォーズ 帝国の影]](モノラルBGMをストリーム再生)
-[[ゼルダの伝説 ムジュラの仮面]](ドルビーサラウンド対応)