VS.スタードリーム

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VS.スタードリーム - (2016/10/31 (月) 01:00:12) の編集履歴(バックアップ)


VS.スタードリーム


概要

「アイツを もう… とめて…………っ!」


ハルトマンのせいしんとゆうごうし、
宇宙最高のコンピュータがじがをもつ。
永遠なるはん栄という、かつてのあるじの
ねがいのために、自ら下したはんだん…
それは、全ての生命体をほろぼすことだった!


本作のラストボスである「星の夢」の第一形態戦及び、真・勝ち抜きボスバトルにおける「星の夢.Soul OS」第一形態戦で流れるBGM。
正式な曲名はスタッフルームにて明らかになった。


恒例と化した熊崎カービィにおける安藤氏作曲のラスボス曲。
「宇宙(そら)からのファーストコンタクト」、「銀河に名立たるハルトマン」、「戦艦ハルバード:艦内」、「GREEN GREENS」という豪華4曲を組み合わせたアレンジとなっている。
CROWNED」や「狂花水月」に比べると、疾走感が強く、とても勇壮的なメロディであるが、
前述の二曲と同じく、「銀河に名だたるハルトマン」の泣きメロなどもあって、どこか悲愴的にも感じられる。

狂ってしまった実父を討つ事をカービィに任せたスージーの覚悟や、
ロボボやメタナイト達の共闘などのストーリーも相まって非常に評価が高い。
第10回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100では、第8回での「狂花水月」と同じく初登場にして1位という快挙を成し遂げた。

ムービーとBGMがシンクロした構成となっており、最初の静かなイントロ部分で星の夢が登場するムービーが入り、
戦闘開始とともに一気に曲を盛り上げるというものになっている。

曲構成はオープニングムービー「宇宙(そら)からのファーストコンタクト」で使われたフレーズと、
「銀河に名立たるハルトマン」のフレーズを交互に組わせながら、どんどん曲を加速させ盛り上げてゆく。
前半は星の夢をイメージしていると思われる電子音主体の無機質な曲調、
後半は電子音がオーケストラに代わりカービィをイメージした感情的な曲調、
そしてクライマックスでは「戦艦ハルバード:艦内」と「GREEN GREENS」のメロディで締めるというもの。
過去作品を意識したのか、熊崎カービィとしては珍しい「VS.〇〇」である。
なお、戦艦ハルバードのメロディは言うまでもなくメタナイトとの共闘を表しているが、このメロディにはもう一つ隠された意味がある。
…『銀河に願いを』において戦艦ハルバード:艦内のBGMは常夜の星ハーフムーンで使用されているが、ハーフムーンの次の星は何だっただろうか?
20年前の偶然を利用して星の夢の正体を示唆しているという意味でもこの曲の完成度は非常に高いと言えるだろう。


この星の夢戦はカービィやロボボが戦う通常のボス戦とは違い、いわゆるシリーズ恒例のシューティングステージとなっている。

その演出がとんでもないもので、カービィは星の夢に対抗するために、応援に駆け付けたメタナイトの戦艦ハルバードを丸ごとスキャン。
「最終決戦艦ハルバードモード」となって星の夢を迎え撃つ。
カービィシリーズとしては異例なほどスケールの大きい戦いに発展し、
戦闘の背景も眼下にポップスターの惑星が広がる宇宙空間という壮大なものとなっている。

第一形態を無事に倒すと「新たな星の誕生」から第二形態「主のいないインテルメッツォ」に繋がる。

ちなみに、星の夢の第一形態は強くはなく、初見でも簡単に勝てるものとなっているが、
とにかく固い為、タイムアタックを詰めない限りは曲を全て聴くこととなるだろう。
「ココロを持ったキカイ」という設定を反映してか、「回歴する追憶の数え唄」と違い、
電子音を交えつつも生楽器をふんだんに用いたオーケストラ風の曲調である。


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