ソング オブ ウッズ
概要
ワールド1「妖精の森」とワールド3「くもとり山」とワールド9「ワリオの庭」の三ステージで流れる曲。
曲名は「
スーパーファミコンマガジン10月情報号」の付録CDに収録されたことから判明している。
一面曲にして、本作で唯一複数のワールドで使用されている曲であることから、本作の顔というべき曲の一つである。
最終面のワールド10「ワリオ邸」の曲「Wario Home」がこの曲をダークにアレンジしたものであることからもそれが伺える。
笛の音源が力強く主旋律を奏でるマーチ調の曲である。
またノリの良いメロディーの後ろで響き渡るタンバリンの音が気持ち良く、曲全体のテンポの良さを更に引き立てている。
この作品はゴールまでのルートを開拓するために、忙しないマウス操作が要求される高難易度のゲームとなっている。
特に後半になるほど緻密かつ正確な操作が要求されることもあり、安定した四拍子のテンポが集中力を維持させてくれるこの曲がゲームデザインによく合っていることが分かるだろう。
なおバケツを被ったマリオというツッコミどころしかない絵面だが、これを提案したのはエグゼクティブ・プロデューサーの横井軍平氏だそうな。
増田氏は
ゲームフリーク30周年企画にてこの作品を振り返っており、当時
任天堂に在籍中の
田中宏和氏からダメ出しを受けたことを明かしており、同時に指摘してくれたことに対して感謝の言葉を口にしている。
当時増田氏はガムランにハマっており、和楽器やガムランを取り入れようとしていたそうだが、田中氏が「それはお客さんが望んでいるか?」と指摘したことで軌道修正したようだ。
なお
任天堂作品の曲でガムランの要素を入れた曲としては
25年後の
この曲があったりする。
過去ランキング順位
サウンドトラック
スーパーファミコンマガジン10月情報号特別付録
最終更新:2024年01月08日 20:40