ボンバー・ガール
概要
『
ぐるみん』の終盤の中ボス、クリームとの戦闘シーンの曲。
このボスが非常にクセモノで、戦闘よりも想定外な嫌がらせを得意とする、何故か平成初期ぐらいの女子高生口調のちょ~まじムカツク奴。ルーズソックスとかはいてそう。
戦闘でも主人公の姿をコピーしたりそのまま分身したりなど、強さ以上に行動が大変えげつない。
そしてこの曲も、間違いなく作中で最大の問題作。作中どころかおそらく
ファルコム全楽曲中トップクラスにカオスな楽曲という評価で差し支えないだろう。
イントロから調子はずれのブラスから入ったと思うとその裏から突然"Tremendo desafío!" "Come on!" と何故かシャウトが重ねて入り、そこからは一貫して冷静な低音パートを横目にフォアグラウンドで出鱈目な演奏やら合いの手やら、そのうちテンポもぶっ壊れ、更にはまともに吹く気がない軋むようなラッパの騒音やら叫び声やら謎の警報サイレンやら、サビの手前まで訳のわからない音を緻密に計算した上で無造作に放り込んでくる。
そして終始アップテンポで全体としては確かに戦闘シーンらしい曲でもあるが、むしろ「最高に不愉快な相手がデタラメをやりたい放題」という状況をまさしく完璧に音楽で表現した凄まじい完成度の一曲とは言える。
が、ニコニコ動画なんかだと「なぜベストを尽くしたのか」タグが付きそうな方向性で、人気の作品とは言い難い。
過去ランキング順位
サウンドトラック
ぐるみん オリジナルサウンドトラック(初回限定版付属・ダウンロード/単品発売)
最終更新:2025年01月24日 09:51