Falcom Sound Team jdk
古代祐三氏の退社後、石川三恵子氏(現:日本ファルコム取締役)を中心に結成された
日本ファルコムのサウンドスタッフチーム。
ゲームのスタッフロールにて参加メンバーは明かされるものの、メンバー各々の担当曲は伝統として公表されない。
(ただし退社した元メンバーからの情報、ゲームディスク内の曲情報ファイル、などから一部タイトルの作編曲者情報は明るみになっている)
サウンドスタッフはゲーム発売時に在籍していないとスタッフロールにクレジットされない。
よって発売前に退社した場合、例えいくつも曲が使われたとしてもクレジットからは外れる。
ファルコムに限ったことではないがボツとなり過去にお蔵入りした曲を別タイトルに流用したりする場合がある。
例えば竹下遼氏は『
空の軌跡 the 3rd』を最後に退社したが『
東亰ザナドゥ』の頃まで何度もストック曲が使われている。
そのゲーム中で使われてる曲全てがそのゲームのために作られたケースはあまりない。
(最近の唯一の例外は社外メンバー曲以外全て既存曲のアレンジとなった『
イース セルセタの樹海』ぐらい)
ファルコムのゲーム音楽をアレンジして演奏するJ.D.K.BAND(jdkBAND)とは別物であり、在籍者も異なる。
現役メンバー
在籍時期(2005~)
2005年発売の『
ザナドゥ・ネクスト』から参加。以来今に至るまで15年近くに渡りファルコムサウンドを支え続けている。
古口駿太郎
在籍時期(2019~)
『イースIX』ではデバッグを担当。今はサウンドスタッフとして携わっている。
空の軌跡 the 3rd「Overdosing Heavenly Bliss」に衝撃を受けてゲーム音楽クリエイターの道を志したようである。
元メンバー
在籍時期(1989~1997)
jdk初代リーダー。
ファルコム黎明期から楽曲を担当してきたファルコムスタッフ最古参の1人。
jdk結成当時はほとんど1人で作品を担当していた。
現在は一線を退いてファルコムの取締役となっている。詳しくはリンク先参照。
川合将明
在籍時期(1989~1991?)
1989年にファルコムへ入社。jdkでは二番目に加入したメンバー。
ファルコム退社後はフリーランスの作曲家として活動。
中島勝(中島タケオ)
綱島貴博
在籍時期(1993~1995?)
jdkを離れた後もしばらくプログラマーとしてファルコムに在籍。
『
イースV』や『
英雄伝説IV 朱紅い雫』ではサウンドプログラマーを担当した。
ファルコム退社後、ファルコムから独立した富樫克美が立ち上げたGruppo Oneに参加する。
Gruppo Oneの風の探索者シリーズなどのゲーム音楽を制作している。
新井智
在籍時期(1995~1998)
小原要
在籍時期(1997~1998)
在籍時期(1998~2002?)
『
閃の軌跡III』で品質管理として一時的に復帰。
服部麻衣子
在籍時期(2000~2002)
竹下遼(槇タケポン/デッドボールP)
大崎政範
萩生田朋克
在籍時期(2012~2013?)
正式クレジットは『
イース セルセタの樹海』のみだがファルコム公式の『
閃の軌跡』開発中ムービーでは作業中の氏と思わしき後ろ姿が見られた。
橋本鍾愛(ジギル)
在籍時期(2015)
某ゲーム会社にてサウンドを担当後、フリーランスの作曲家として活動してからファルコムへ入社。
ファルコムの音楽では『
イースVI』の「
MIGHTY OBSTACLE」に強い感銘を受けたという。
在籍期間が三ヶ月と非常に短くファルコムでの具体的な担当作は不明。
現在はミクシィに所属しており、『
モンスターストライク』などの製作に携わっている。
社外メンバー
在籍時期(2003?~)
クレジットとしてファルコムとの関わりは『
イースVI』(2003年)から。
jdkメンバーではなくフリーランサーの作編曲家として他社の仕事も請け負っている。
そのため外注スタッフなのでスタッフロールでは名前が離れている(離れていないタイトルもある)。
編曲だけでなく作曲としても長年に渡りファルコム作に関わっている(リンク先プロフィール項目に作曲明記あり)。
公式サイト>
http://www10.plala.or.jp/jincafe/
在籍時期(2015~)
神藤氏と同様ファルコム社員ではなくフリーランサーの作編曲家。
『
東亰ザナドゥ』からファルコムに参加し以後も『イースVIII』や『閃の軌跡III』など引き続き名を連ね神藤氏と並び常連の外注スタッフとなっている。
また『空の軌跡SC』、『3rd』のEVO版の編曲もやられていた。
代表的な曲(jdk名義のみ)
最終更新:2024年11月17日 23:54