ディジャブ 悪夢は本当にやって来た

ディジャブ 悪夢は本当にやって来た

ディジャブI&II

機種:FC, GBC
作曲者:増野宏之
サウンドプロデュース(FC):KENTO'S GROUP *1
リードサウンド(GBC):KOUJI NISHIKAWA
サウンド(GBC):MASAOMI MIURA
開発・発売元:ケムコ
発売日:1988年11月22日(FC)、1999年10月15日(GBC)

概要

ケムコがファミコンで発売したミステリーアドベンチャーゲーム。
元はICOM Simulations社が海外PCで展開していたMacVentureシリーズの一作で、原題は『Deja Vu: A Nightmare Comes True』。
同シリーズからは後に、『シャドウゲイト』・『悪魔の招待状』もファミコンへと移植された。

音楽は増野宏之氏によるファミコン版オリジナル。
増野氏によると、本作と『シャドウゲイト』・『悪魔の招待状』の3作は「本格Jazzをファミコンで」のコンセプトで作成したとのこと。*2
また、本作以降の作品ではエコー効果の手法*3を多用したとも語っている。

1999年にゲームボーイカラーで、ファミコン未発売の続編とセットになった『ディジャブI&II』が発売された。

収録曲 (仮曲名)

曲名 作曲者 補足 順位
FC版・GBC版『I』
タイトル 増野宏之 GBC版は『II』とタイトル画面を共有
メイン1 開始地点のトイレ、非常階段、車内など
メイン2 バー、ペオリア通り、ケジー通りなど
カジノ・下水道 カジノ、下水道
記憶 自分の顔のアップ
事件現場 殺人現場、エースのオフィス前
エンディング
ゲームオーバー
GBC版『II』
ラスベガス1 ホテル、クリーニング店
ラスベガス2 ホテル前、ラスベガス駅、砂漠など
シカゴ1 増野宏之 シカゴ駅、タクシー、アディソン通りなど
『I』の「メイン2」と同じ
シカゴ2 増野宏之 ペオリア通り
『I』の「メイン1」と同じ
死体置き場
危機 ストージーなど
記憶 自分の顔のアップ
思考 クリーニング店の洗濯物入れの前など
エピローグ ラスベガスタイムス
エンディング 増野宏之 『I』の「エンディング」と同じ
ゲームオーバー

+ タグ編集
  • タグ:
  • FC
  • GBC
  • 増野宏之
  • KENTO'S GROUP
  • ケムコ
  • 1988年
  • 1999年
最終更新:2025年06月17日 23:12

*1 パッケージ裏に記載

*2 『ROM Cassette Disc in KEMCO』でのインタビュー

*3 「ファミコンの音数が少ないことを逆手にとって、主旋律を少し遅らせて(8分音符1.5個分)音量を小さくし、副旋律に使う手法です。」 ※原文ママ