細江慎治

ほそえ しんじ

音学歴:独学
日本で活動しているゲーム音楽作曲家。現在は株式会社スーパースィープ代表取締役を務めている。
別名義にsampling masters MEGA・めがてん細江など。
「めがてん」は、Beep誌に掲載された写真 *1 で細江氏の「目が点」のようになっていたものについて、普川隆志氏が言い始めたのが始まり。*2

元々は同級生の伝手で、ナムコのアルバイトとしてデバッグやドット打ちの仕事をしていた。*3
現在までに参加作品として知られる最も古いものは、パズル作成で参加した1986年リリースの『バベルの塔』。*4
ドット打ちと同じ端末で作業できたことや、弓達公雄氏に教わる環境があったこともあり、業後に曲データも打ち込んでいた。
その中で、当初の担当者が辞めてしまい曲が入っていなかった『ドラゴンスピリット』の曲データも勝手に作成。
それが会社にバレたという事もあり、正式に開発チームに加入。『ドラスピ』制作中にナムコに入社する。
本人曰く「バイト中にいきなり呼び出されて面接した、後にも先にもTシャツGパンで面接して入社したのは私以外居ないでしょう」。

リッジレーサーシリーズなどを担当し、ナムコ退社後はアリカへ移籍。佐宗綾子相原隆行等と共にアリカサウンドチームとして活躍する。
その後独立してスーパースィープを設立。beatmania・ポップンミュージックなどに積極的に得意のテクノサウンドを提供している。
ゲームミュージック以外ではOMYや、まにきゅあ団などで活動していた。

『ドラスピ』ではFM音源の音色の素晴らしさも話題になったが、実はDX7のヘビーユーザーだった。

CHUNITHM』のキャラ「DJ-MEGA」のストーリーはほぼナムコ時代から始まる細江氏の半生に「インド人を右に」を混ぜたものとなっている。

担当作品の一例



代表的な曲



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最終更新:2025年05月14日 21:36

*1 とびだせ!スーパースィープ!! - Ver. 29.0 [2019/9/5]によれば、1986年のAMショーに出展された『WECルマン24』(とコンパニオン)を見る細江氏が撮影された写真とのこと。『Beep』1986年12月号 p. 14下部に掲載された写真がそれと思われる

*2 第524回 アーケードアーカイバー VS. バベルの塔スペシャル!より

*3 細江慎治氏インタビュー再録(第1回)|鶴見六百より

*4 第524回 アーケードアーカイバー VS. バベルの塔スペシャル!より。それ以前はアリカ三原氏のポストを根拠として、1987年にリリースされた『ワンダーモモ』のドット打ちが最古と言われていた。