バトル・VSロードブレイザー
概要
その姿… 『剣の英雄』…?
バカな、アガートラームの剣士だとッ!?
ストーリー上の元凶である「侵食異世界 カイバーベルト・コア」を打倒して全てが終わったかと思ったのも束の間、アシュレーの内に封印されていた、かつて世界を滅ぼしかけた「焔の災厄 ロードブレイザー」が聖剣アガートラームの封印を破り復活。
再び世界を滅ぼそうとするロードブレイザーに対し、アシュレーは仲間達の想いの光と共にアガートラームを抜き放ち、剣の英雄として対峙する。
本作のテーマは「英雄」なのだが、アシュレーが戦いの果てに辿り着いた答えは「『英雄』なんていらないッ!!!」。
そして人々の想いを繋げて戦うこのラストバトルは、一騎討ちでありながらファルガイアの人々と共にロードブレイザーへ立ち向かうものである。
人々の想いをのせて放つ「アークインパルス」の直前の台詞はどれもが胸に刺さるものであり、その中でもメリルが語った「誰かが『英雄』になれるなら 誰もが『英雄』になれる」は、「英雄」に対するこの作品からの答えそのものとすら言える。
極めつけが、このラストバトルの曲である「バトル・VSロードブレイザー」が「
WILDARMS 2nd IGNITION ~どんなときでも、ひとりじゃない~」のアレンジであること。
原曲の曲名と歌詞は正しく本作の「英雄」への答えであり、このラストバトルを歌い上げたものとしか言いようがないものである。
物語の根幹に関わる内容をテーマソングに入れて、この最終局面で伏線回収してくるシナリオの妙にはもう脱帽するしかない。
物語を通じて問われてきた「英雄」への回答、自分ひとりではなく世界中の人々と一緒に戦う展開、そしてそれら全てが込められていたテーマソングの熱いアレンジが全て交わり、ゲーム史に残る感動的なラストバトルとしてプレイヤーからの評価が非常に高い。
また『Music the Best-rocking heart-』にこの曲のロックアレンジ版が収録されており、原曲より派手に、疾走感が増したアレンジとなっている。
過去ランキング順位
サウンドトラック
「ワイルドアームズ セカンドイグニッション」オリジナル・サウンドトラック
ワイルドアームズ Music the Best-rocking heart-
最終更新:2024年08月24日 23:37