対武器ボス戦
たいぶきボスせん
概要
ボクは、天空の使者!
そして星を追う者!!
その星のカケラは、みんなにとって 大事な物だ。 返してもらうよ。
本作の敵である武器世界の住人、カジオー軍団とのボス戦BGM。
カジオー軍団のテーマ曲といえる「武器たちがやってきた!」のアレンジであり、アップテンポなコミカルさの中にかつ重厚なかっこよさを併せ持った、なんとも不思議で怪しい雰囲気を醸す一曲。
その特徴的なメロディは一度聴くと耳から離れず、いわゆる中毒曲ともいえる。
ラストダンジョンの『武器世界』ではボスキャラの量産型がザコ敵として出現するが、BGMは据え置きである。
クラベスをよく聞くと判る通り、パーカッションループは「Welcome! Yo'ster Island!!」のそれを容量削減のために早回しして使用したものであり、同じ理由から「対カジオー戦」でも使用されている。
なおVジャンプ等の販促ビデオで使用されたバージョンでは、0:17からの作中におけるベースのフレーズを、代わりにクラリネットが高い音域で演奏している。
リメイク版ではこのフレーズがまた若干違ったアレンジになっている。
なお販促ビデオで使用されたバージョンはSFC音源に落とし込む前の製作中の物と思われ、当バージョンが存在する他の楽曲同様、SFCの圧縮された音源ではなく通常の音源で制作されている。
ビデオ中では1ループする前にカットされている楽曲、ナレーションが被せられている楽曲が多い中、このバージョンをクリーンな状態かつ1ループをフルで聴ける数少ない楽曲でもある。
カジオー軍団の多くのボス戦で使用されるが、本楽曲を語る際には「すいじょうきばくはつ」という技がよく挙げられる。
これはカジオー軍団の一人である槍を模したボスキャラ・ヤリドヴィッヒなどが使う技なのだが、全体攻撃・高威力・ガード不能という三拍子揃った凶悪な技で、この技に苦しめられたプレイヤーはかなり多いようだ。
ボシュボシュ立ち上る水蒸気とボァオォォォォォォォン!!!!という爆音のド派手な技エフェクトも非常に印象に残る。
リメイク版のPVでもヤリドヴィッヒ共々しっかりとこの技を出してくる辺り、公式も分かっているようだ。
リメイク版ではセルフアレンジ曲が収録されることが事前に発表されていたが、この曲のアレンジは発売の約一週間前に開催された『
テトリス99』のコラボイベント「
第36回 テト1カップ」で使用されたことで先行公開されている。
27年前のSFC時代の曲のアレンジということもあり、音源の量が大幅に増えたことに加え、主にセクション間のフレーズにも修正が入っている。
特にループ直前のフレーズは壮大なものへと様変わりしており目を見張るものがある。
それでいながら原曲のイメージを損なうことなく生まれ変わらせた力量は流石である。
こうなったら ぜんぶのコマンドを きんししてやるニャ!
いいかい、みんな、ボクたちの息も かなり合ってきた。
ここは 3人の力を ひとつに合わせて あいつに とどめをさすんだ!
リメイク版のストーリーは原作準拠が基本となっているが、唯一大幅にイベントが追加されているのが
ハナチャンの森のユミンパ戦である。
この戦闘は原作の時点で、ジーノの加入やスターピースの秘密が明かされる重要なイベント、更には唯一コマンド封印を行ってくるバトルであったりと、印象深い場面であった。
これに加えてリメイク版ではユミンパを追い詰めると、なんと全コマンドを封印する禁じ手を放ってくるのだが、ここで遂に本作の追加システム「3人わざ」が解禁。
このコマンドが封印の範囲外により3人わざ「スターライダーズ」が炸裂し決着となる。
3人が初めて揃うこの場面において、原作からの固有システムをうまく使い新システムのお披露目を行う展開の巧みは見事である。
なおこのコマンド封印、よく考えてみるとメタすぎるシステムであり、リメイク版でも他に使用されるのはメタ発言全開の
エンドコンテンツだけである。
過去ランキング順位
収録サウンドトラック
SUPER MARIO RPG ORIGINAL SOUND VERSION
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最終更新:2024年06月09日 04:38