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海と陸の共震/ラギアクルス

うみとりくのきょうしん/ラギアクルス

収録作品:モンスターハンター3[Wii]
作曲者:小見山優子

概要

『モンスターハンター3』のパッケージを飾る看板モンスター、海竜ラギアクルスのテーマBGM。
ハイテンポなオーケストラで構成されており、プレイヤーを一気に引き込んでくる力強いイントロが特に印象的。
フレーズの1部には本作のメインテーマである「生命ある者へ」が含まれている。
ラギアクルスは看板モンスターの名に恥じず髙い実力を持ち、特に水中戦では圧倒的な戦闘力を発揮する。
そうした強敵と対峙する戦闘曲に相応しく、『モンスターハンター3』を代表する1曲として人気が高い。
またラギアクルス戦以外でも、本作の主要舞台である孤島(モガの森)の汎用大型モンスター戦で使用。

この曲は『モンスターハンターポータブル 3rd』でも使われ、引き続き孤島の汎用大型モンスター戦で使われた。
ただし『3rd』では水中戦が実装されなかったため、ラギアクルスは未登場となっている。
『3』は未プレイで『3rd』をプレイした人にとっては、ラギアクルスよりも他の孤島モンスターの方がイメージは強いかもしれない。
自分のテーマは収録されたのに、肝心の自分自身は登場できなかったと苦杯を嘗めさせられたラギアクルスだが、
モンスターハンタークロス』にてついに復活。再びこの曲と共にラギアクルスが登場することとなった。

なおそれ以降のラギアクルスであるが、水中戦特化のデザインを原因とする技術的な問題から、永らく本編作品への復活を逃し続けていた。
このため『モンスターハンターワイルズ』にて復活し、本編作品でこの曲がアレンジされたのは、最後に登場した『モンスターハンターダブルクロス』から8年後のことである。
汎用戦闘曲が固有戦闘曲としてアレンジされたのは、前作エスピナス戦と今作のリオレウス戦、そして今回で三度目となる。
「海と陸の共震/ラギアクルス (Wilds version)」は基本的には原曲の構成に沿っているが、終盤には「生命ある者へ」のフレーズが組み込まれている。
元々原曲の段階である程度のフレーズが含まれていたのだが、ヴァイオリンが奏でる今回のサビの追加フレーズはハッキリと「生命ある者へ」の曲構成であることが分かるものとなっている。
実はこの曲構成、『モンスターハンター3』のオープニングムービーの流れそのままであり、当時を知るハンターであれば間違いなく懐かしさを感じることができるはずである。

なお技術的制約が本編ほど高くない派生作品では普通に登場していることもあり、この曲のアレンジが最初に行われたのは、意外にも『ワイルズ』の半年前に実装された『モンスターハンターパズル アイルーアイランド』だったりする。

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サウンドトラック

モンスターハンター3(トライ) オリジナル・サウンドトラック



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最終更新:2025年07月14日 08:31