えんまのちぎり
概要
桐生一馬の前に何度も立ちふさがる東城会直系堂島組若頭補佐・久瀬大作との戦闘で流れるBGM。
「怨魔」とは久瀬の背に彫られた入墨である閻魔大王を文字ったもので、その名の通り久瀬の怨念を表したような攻撃的な曲。
まるで叩き伏せるかのようにギターとシンセが怒涛の勢いで押し寄せてくるような音使いは、ただ聴いているだけでも圧倒されてしまう。
久瀬は桐生一馬のシナリオに登場する中で、桐生とは序盤から対立するようになり、その結果執拗に桐生を付け狙うことになる。
「命ある限り 何度でも這い上がってやる」という台詞を吐くように、通算5回にもわたって桐生と戦う執念深さを見せつけることとなる。
そのためプレイヤーにとっても何回も聴くことになるボス戦曲となるため、とても印象に残りやすい。
最終章における最後の久瀬との戦いはこの曲のアレンジである「閻魔の誓い」が使用。
「怨魔の契り」と比べて攻撃的な雰囲気がかなり抑えられており、主旋律にピアノなどが新しく使われている。
この時の久瀬は桐生への恨みや執念を捨て、「男の意地」だけで桐生と対峙している。そんな澄んだ久瀬の意志をこの曲は新しく表現しているのかもしれない。
久瀬大作という極道の執念、戦い、そして生き様。そういった久瀬自体の魅力もBGMの人気の要因の一つになっているのは間違いないだろう。
過去ランキング順位
サウンドトラック
龍が如く0 誓いの場所 オリジナルサウンドトラック Side A
最終更新:2025年04月19日 22:57