ニュークリア フュージョン
概要
最初のダンジョンである滝の洞窟のボス「フルメタルハガー」との対決で流れる曲。
主旋律の笛とヴァイオリン以上にバックのドラムの主張がかなり強い曲であり、テンポの良いドラムの音色がプレイヤーのテンションを高めてくれる曲である。
なお、最初のフレーズは前作の「
聖剣伝説2」をクリアしたプレイヤーには聞き覚えのあるものとなっている。これは、前作のラスボス曲である「
子午線の祀り」のイントロ後のフレーズとほぼ同じものである。
この曲をバックに戦う「フルメタルハガー」は
聖剣伝説シリーズにおいて超巨大なカニとして知られる常連ボスだが、今作のコイツは最初のボスにもかかわらず、画面の約3分の2を占める作中屈指の巨体の持ち主であり、視覚面のインパクトの強さもあり曲共々印象に残るボスである。これだけの巨体から繰り出される大ジャンプからの「ダイブアタック」は圧巻。
またこの曲はこの他、ケヴィン・ホークアイ・リースのオープニングイベント、「マシンゴーレムR」「マシンゴーレムS」とのボス戦、フォルセナ防衛戦、ローラント奪還戦、ミラージュパレス、ドラゴンズホール等でも流れ、聞く機会は以外と多い。
特にローラント奪還戦は、長期戦の上前哨戦のジェノアと初見殺しで悪名高いビル&ベンとの2連戦が控えており、作中屈指の難所としてこれまた印象深い。
またこの曲は、
ロード オブ ヴァーミリオンRe:3で聖剣伝説3とのコラボが行われた際、リースの称号の曲として「
Swivel」「Decision Bell」とのアレンジメドレー「聖剣の守護者」が作曲された。
原曲のイメージを崩すことなく電子楽器が追加されており、原曲ではドラムが強かった後半部の主旋律が特に前面に押し出されている。
フルリメイク作の「聖剣伝説3 TRIALS of MANA」では山﨑良氏がアレンジを担当。
主旋律が笛からエレキギターに変わっているが、原曲のイメージをあまり崩すことなく構成されている。バックのドラムが全体的に落ち着きより主旋律が分かりやすいものとなっている。
なお、3Dとなっても「フルメタルハガー」は相変わらずのデカブツである。また固有技だったダイブアタックは、神獣フィーグムンドやラスボスの
ヒュージドラゴンまで使ってくるようになったが、ただの跳躍からそのままぶちかましてくるのはコイツくらいであり、巨体と相まって迫力満点である。
そして問題のローラント城は、原作ではモンスターが大量に出現する途中から流れていたが、今回は初めからこの曲が使われている。相変わらずの長丁場の上、前座のはずのジェノアに色々凄まじい調整が入ったため相変わらずの難所である。更にアップデートで追加されたノーフューチャーモードでは、ビル&ベンが他の難易度とは比較にならない強さに変貌しており、前半の山場として立ちふさがることになる。
過去ランキング順位
サウンドトラック
聖剣伝説3 オリジナル・サウンド・ヴァージョン
関連動画
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最終更新:2024年11月02日 19:26