アイアン ブルー インテンション
概要
ステージ4の「ドイツ兵器工場」で流れるBGM。曲名は直訳では「青い鋼鉄の意志」といったものになるが、"Iron Blue"は青の顔料の一つの名でもあり、その場合「紺青の意思」となる(青鉛筆の色といえばわかりやすいだろうか)。また"Iron Blue"の別名は"Prussian Blue (プロイセンの青)"であり、プロイセンの流れを汲む第一次世界大戦時ドイツ第二帝国を彷彿とさせるタイトルとなっている。
タイトル通りここは鋼鉄に彩られた機械仕掛けのステージで、ゴシックな世界観を持つドラキュラシリーズとっては異色と言える。
まさに第一次世界大戦時を舞台とした『バンパイアキラー』ならではの個性的なステージとなっている。
メロディーは繊細で美しく、一方で他の曲では見られない突き進むかのような力強さを併せ持つのが特徴。
世界大戦へと臨んでいくドイツの物々しくも勇ましい雰囲気がよく表現されている。
『バンパイアキラー』の楽曲の中でも、ステージのインパクトと相まって特に人気のある曲で、後発の作品でもよくアレンジされている。
アレンジされた作品は以下の通り。
『
悪魔城ドラキュラ ギャラリー オブ ラビリンス』ではステージ「魔の13番街」で山根氏のセルフアレンジが使用。
新しいパートが追加されいて、その新パートが全く違和感なく繋がっている名アレンジ。こちらの人気も高い。
またスタッフロール曲である「運命の肖像画」では、この曲のフレーズが使用。エンディングらしくバラード風味になっている。
『
悪魔城ドラキュラ ジャッジメント』では『バンパイアキラー』の主人公、エリック・リカードのテーマとして大抜擢を受けた。
編曲は
浅田靖氏が担当。原曲が持つ勇ましい雰囲気を残した力強いオーケストラアレンジ。ちなみにこれといった追加パートは無し。
パチスロ版である『
パチスロ悪魔城ドラキュラIII』でもドラキュラバトル準備中の曲としてこのアレンジが使われている。
『
大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』では
清田愛未氏による新規アレンジが収録。
大乱闘向けにテンポが速めになっているほか、オルガンやストリングスなどを使った耽美的なイメージを強くしたアレンジとなっている。
こちらも独自の追加パートが加えられている。また途中で清田氏本人と思われるコーラスが入るのも特徴的である。
過去ランキング順位
サウンドトラック
悪魔城ドラキュラX
原曲が収録。
悪魔城ドラキュラ ~ギャラリー オブ ラビリンス~ オリジナルサウンドトラック
悪魔城ドラキュラ ジャッジメント オリジナルサウンドトラック
パチスロ悪魔城ドラキュラIII ORIGINAL SOUNDTRACK
『悪魔城ドラキュラ ジャッジメント』のアレンジ版が収録。
最終更新:2025年04月09日 22:41