Ideal (Chapter 1)
イデアル
概要
Chapter:01
嗚呼、斑鳩が行く・・・・・・
望まれることなく、浮き世から
捨てられし彼等を動かすもの。
それは、生きる意志を持つ者の
意地に他ならない。
本作のChapter01「理想」で流れる曲。作曲家の井内氏は本業の作曲家ではなく、本作のディレクターである。
最初のステージ曲でありながら、ただならぬ緊張感を感じさせ、なおかつ曲展開とステージ展開がシンクロしているのが特徴。
特にイントロの終了と共に上記のステージタイトルとメッセージが表示され、強く打ち鳴らされる音源と共に斑鳩が加速を掛けるオープニングの展開は強くシューターの心を揺さぶらせる。
そして勇ましさの中に感じられる悲哀が作品内では語られないバックストーリーともマッチしており、高い評価を受けている。
事実上本作のメインテーマに位置付けられており、他ステージでも本曲のフレーズが一部使用されることで、ステージ展開の盛り上げや世界観の統一を成している。
長い沈黙の後、風守老人は静かに「…そうか…そうじ
ゃったな…」と制御装置の解除を天内に促す。天内は
「1度…1度しか撃てんのだぞ!この意味がわかっと
るのかッ!」と食い下がるが、森羅の「技師長…あん
たを信じるよ…」の言葉になす術も無く泣き崩れた。
The Stone-Like (Final Chapter)
ザ ストーン-ライク
それ故に・・・悔いの残らぬよう、やり遂げなさい。
我、生きずして死すこと無し。理想の器、満つらざるとも屈せず。
これ、後悔とともに死すこと無し・・・
わかっていたはずだった・・・私達は、自由を見られるかしら?
特にラストバトルの曲「The Stone-Like」は「Ideal」のショートアレンジというべきものとなっており、特に繋がりが強い。
この曲が流れるのは、Final Chapterのボス「
田鳧」第三形態からであり、敵味方双方が属性切替と力の解放を連発する、通称「解放合戦」と呼ばれる本作のシステムを最も体現した戦闘となる。
これを撃破すると、爆炎の中より本作のラストボス
「産土神黄輝ノ塊」が姿を現す。
この最終決戦は、事実上の前作に当たる「
レイディアントシルバーガン」のラストバトルと同様に武装使用不可の中60秒間ひたすら弾幕の雨を耐え続けるというもの。
また田鳧第三形態をスムーズに撃破すると、このタイミングより
心臓の鼓動が鳴り響く、緊迫感と悲壮感そして終末感に満ちたメロディーに移行する。
前作を知るものならば、この「
石のような物体」がどのようなものであるか分かるはずである。
壮絶極まりないバックストーリーも相まって、この死闘を制したシューターは誰しもがこの結末に胸を打たれることだろう。
長らく本作のサウンドトラックは発売されていなかったが、2020年9月にアナログレコードで発売されたことで正式に全曲名も確定している。
過去ランキング順位
「Ideal (Chapter 1)」
「The Stone-Like (Final Chapter)」
サウンドトラック
斑鳩 IKARUGA LPレコード
『斑鳩 IKARUGA』公開トレーラー
最終更新:2024年10月14日 08:30