フレスベルグの少女~風花雪月~ / フレスベルグの少女
概要
本作の主題歌。シリーズとしては『
if』の「if~ひとり思う~」に続いて主題歌を設ける形となった。
「フレスベルグの少女~風花雪月~」と「フレスベルグの少女」の2つのバージョンが存在し、曲調と一部の歌詞が異なる。
基本のバージョンと言える「~風花雪月~」の方を指して「フレスベルグの少女」と表記されがちなため、混同に要注意。投票の際は特に。
主役格の1人にして物語の鍵を握る人物である「エーデルガルト=フォン=フレスベルグ」の名を冠したタイトルの通り、歌詞は彼女を想起させる要素が見られる。
前例の「if~ひとり思う~」ほどではないが、ゲーム中での扱いは大きく、
「
フォドラの暁風」「天と地の境界」「
この世界の頂で」など、他の楽曲にこの曲のアレンジやライトモチーフが多数使われている。
この曲とは別に「ファイアーエムブレム 風花雪月 メインテーマ」という楽曲が存在するが、
そちらはイントロには「
ファイアーエムブレムのテーマ」のフレーズが使われているものの、それ以外のほとんどの部分はこの曲のアレンジになっているため、この曲は実質メインテーマも兼ねていると言って良いだろう。
英語版では英語詞のバージョンが作られており、
「~風花雪月~」にあたる方が「The Edge of Dawn (Seasons of Warfare)」、「フレスベルグの少女」にあたる方が「The Edge of Dawn」というタイトルになっている。
フレスベルグの少女~風花雪月~
こちらは本作のオープニングデモにて使用される。
本作の世界観を象徴するような壮大な中に物悲しさを秘めた曲調であり、Caro氏の力強い歌声も相まって非常に印象深い曲になっている。
特に、フルバージョンの最後の盛り上がりは圧巻。
ただしゲーム中ではオープニングデモ用のShort.versionしか収録されておらず、フルを聴くには別途シングルCDや配信音源を購入する必要があった(後に発売されたサウンドトラックには収録されている)が、
『
大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』では、ベレト(べレス)が追加ファイターとして参戦した際にフルバージョンがゲーム内収録された。
曲名に風花雪月が冠されているだけあって、歌詞には風、花、雪、月の字がそれぞれ散りばめられている。
フレスベルグの少女
こちらは本作のスタッフロールにて使用される。
ただし「紅花の章」だけは例外で、この曲のアレンジである「あなたのいる朝焼け」が使用される。なぜこのルートだけ別の曲が使用されるかは、プレイして確かめてもらいたい。
~風花雪月~版とはうって変わって、ピアノをメインとした物悲しい曲調になっている。
Caro氏の歌声も切なさや哀愁を感じさせるものになっており、クリアしたプレイヤーに大きな喪失感を与える。
かつての級友と袂を分かち、誰もが救われる結末は存在しない本作の物語を締めくくるのにこれ以上なく相応しく、強い印象を残す曲で、ランキングでも~風花雪月~以上の人気を博している。
なお、こちらは曲名から風花雪月が除かれているからなのか、歌詞には花と雪の字が使われていない。
過去ランキング順位
ファイアーエムブレム 風花雪月「フレスベルグの少女~風花雪月~」
ファイアーエムブレム 風花雪月「フレスベルグの少女」
ファイアーエムブレム 風花雪月「ファイアーエムブレム 風花雪月 メインテーマ」
大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL「ファイアーエムブレム 風花雪月 メインテーマ」
歌詞
収録サウンドトラック
フレスベルグの少女~風花雪月~ (通常盤)
ファイアーエムブレム 風花雪月 オリジナル・サウンドトラック
関連動画
Caro「フレスベルグの少女〜風花雪月〜」
最終更新:2025年10月04日 17:14