ゆうゆのクイズでGO!GO!

ゆうゆのクイズでGO!GO!

機種:AC, SFC, EGRETII mini (アーケードメモリーズVOL.2)
作曲者河本圭代
音響効果:殿村裕誠
サウンド (SFC):河本圭代禎清宏、稲田昌子
開発元:タイトー (AC)、ナツメ (SFC)
制作協力 (AC):大永製作所
発売元:タイトー
発売日:1991年3月 (AC)、1992年7月10日 (SFC)、2023年12月21日 (EGRETII mini AM2)

概要

当時タイトーのイメージキャラクターであった「ゆうゆ」こと岩井由紀子が司会を務める業務用クイズゲーム。
ノルマ制でなく、1分間の出題のうちボーダーライン以上の正答率でステージクリアというシステムを採用している。
タイトル命名は、田代まさしが司会を務めたバラエティ番組「パラダイスGoGo!!」に由来しているとのこと。*1

作曲は河本圭代氏が担当。
1分間ではとても味わいきれないほどお洒落で爽やかなクイズBGM、何故かアジアンミックスなボーナスゲームBGM、
声ネタ炸裂のスタッフロールBGMと、どの曲を取っても完成度が高く聴きごたえは十分。
公式なサントラ音源が少ないのが惜しいが、芸能人を大々的に取り扱ったゲームなので今後も音源化は厳しいか。
なお当時ゆうゆはスタジオに呼ぶ時間もないほど多忙を極めていたため、ゆうゆの撮影現場に乗り込み、何もない所でマイクで声を録ったという。*2

AC版稼働の翌年にはSFC向けに移植された。AC版で美術など *3 を担当した沼田和博氏によれば、
SFC版はAC版の試作品(未完成)を移植したもので、色々まずい箇所があるらしい。*4

(タイトークイズゲーム 前作:クイズH.Q. 次作:クイズクエスト -姫と勇者の物語-

収録曲

曲名と曲順 *5 はほぼ全曲を網羅している沼田和博氏のツイートでの表記に準拠する。
サントラ収録があるものは正式曲名としてボールド表記とする。
曲名 補足 順位
提供ジングル (はじめ) アトラクト 提供デモ
CM アトラクト アイテム紹介デモ
リハーサル風景 アトラクト プレイデモ~本日の結果
前口上 タイトルバック ルール説明
Co-Co-Nuts Hi! ジャンル選択
「ジャンルセレクト」 *6
「SELECT」? *7
ゲームスタート コーススタート
「それでは参ります クイズで 「GO!GO!」」
FIELD WALK クイズBGM 1
「BGM 1 (FIELD WALK)」 *6
「WALKING DOGHT」? *7
BGM 2 (CHÉZ CAFÉ) クイズBGM 2
BGM 3 (MILKY EXPRESS) クイズBGM 3
BGM 4 (PEPPERMINT BLUE) クイズBGM 4
BGM 5 (CARAMEL A-GO-GO) クイズBGM 5
ステージクリアー 合格っ!
「CLEAR」? *7
不合格 「あったま、わるいんじゃな~い?」
最終ステージ (BETWEEN THE NIGHT)
最終ステージクリアー
賞品選び 豪華賞品
ハイスコア 名前入れ 名前入力コーナー
NA・ZE・KA ASIAN MIX ボーナスゲーム (滝登り、カレー)
「ボーナスステージ1 (ノーマル)」 *6
「KING OF CURRY」? *7
ボーナスステージ2 (カエルレース) ボーナスゲーム (かえるレース)
ボーナスステージ3 (崖っぷち) ボーナスゲーム (崖っぷち)
Japanese fare-well こんてにゅう
コンティニュー*6
提供ジングル (おしまい) クリア後提供デモ
スタッフロール 曲名不明 (収録なし)
感想をひとこと 曲名不明 (収録なし)

サウンドトラック

スーパーファミコンマガジンVOL.4特別付録 SUPER FAMICOM NEW GAME SOUND MUSEUM

スーパーファミコン版から「カレーの王様」(=「NA・ZE・KA ASIAN MIX」)、「エンディング」(=「スタッフロール」)の2曲を収録。

ZUNTATA HISTORY L'ab-normal 1st

「Co-Co-Nuts Hi!」、「FIELD WALK」、「NA・ZE・KA ASIAN MIX」、「Japanese fare-well」を収録
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  • 1992年
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最終更新:2024年01月20日 13:41

*1 沼田和博氏のツイートより

*2 第409回 アーケードアーカイバー ドンドコドンスペシャル! - YouTubeより

*3 沼田和博氏のツイートより

*4 沼田和博氏のツイートより

*5 内部データアドレス順でもある

*6 沼田和博氏所有のカセットテープでの表記

*7 カセットテープ版『ZUNTATA RARE SELECTION』での表記