PlayStation2
概要
ソニー・コンピュータエンタテインメントより発売された
プレイステーション(以下PS1)の後継機となる128ビット家庭用ゲーム機。
略称は「PS2」「プレステ2」。
3Dグラフィック性能の大幅向上に加え、当時まだ専用プレイヤーが高価であったDVD-Videoの再生機能、PS1用ソフトがそのまま使える互換機能を有し、世界的標準機となった。
音源はSPU2によるADPCM 48chに加え、CPUのソフト音源により任意にチャンネル数を追加可能。
ソフトウェア媒体としてCD-ROMにも対応しているが、容量効率等の観点からCD-DAは使われていない。
圧縮ストリーム再生は圧縮技術やドライブ速度等の性能向上により、音質劣化も軽微で、BGMにおいて切れ目のないループ処理が使用されているものもある。
SPU2はPS1に搭載されたSPUの後継に当たり、同時発音数が2倍、メモリが4倍に強化された。
またMIDIの統一規格「General MIDI」にも引き続き対応している。
この世代のゲーム機は内蔵音源とストリーム再生の差も少なくなり、音楽表現において性能面での制約はほとんどなくなった。
DVD-Video再生時のデジタルサラウンドにも対応しており、本体にデジタルオーディオ用の光デジタル出力端子を搭載。
これによりゲーム音も無劣化でデジタル出力が可能。
ただしデジタルコピーを制限するため、光デジタル出力をカットしたソフトがわずかながら存在する。
またゲームソフトにおいてもデジタルディスクリートサラウンドを採用したものが多数発売されている。
参考
- バウンサー(ムービー部にドルビーデジタル5.1chをゲームで初めて使用)
- SSXトリッキー(DTSインタラクティブによりゲーム全編でデジタルディスクリートサラウンドを初採用)
- 頭文字D Special Stage(avexのユーロビート曲を多数使用しており、デジタル出力が制限されている)
収録曲(仮曲名)
曲名 |
作曲者 |
補足 |
順位 |
本体起動音 |
金子昌晃 |
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PS2用ソフト起動音 |
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PS1用ソフト起動音 |
藤澤孝史 |
プレイステーションのものと同じ |
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非対応ディスク警告音 |
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最終更新:2023年04月28日 04:44