てんよりくだりしちから
概要
イベント戦闘やF.A.T.E.等様々な場面で流れる、『FINAL FANTASY XIV』の看板曲。
王道一直線というべきファンタジー色全開のオーケストラ曲である。
壮大な世界観を緩急をつけて余すことなく表現しており、前半の雄大な弦楽器の音色と終盤の力強い管楽器の音色は特に圧倒されるものがある。
イントロの時点からその迫力に驚かされるだろうが、実はこのイントロは
すべての始まりの曲にして、シリーズの代表曲の一つである「プレリュード」のアレンジである。
『
暁月のフィナーレ』におけるアレンジ曲「地より昇りし力」のイントロは「プレリュード」そのものであり、こちらを聴くとより分かりやすいだろう。
この事実からもこの曲の役割がどのようなものであるかが分かるはずである。
この曲は『
旧FFXIV』の終了と『新生FFXIV』の開始の狭間で作曲された曲である。
Gamescom 2012で初めて公開されたリミットブレイクトレーラーの曲や、ベンチマークソフトの曲等は事実上のプロトタイプにあたり、これらをまとめ上げることで完成に至っている。
祖堅氏は『旧FFXIV』の時代から開発に携わり作品の立て直しに奔走した最古参のスタッフの一人であり、この曲は特に思い出深い曲として幾度も語っている。
ゲーム史に残る壊滅級の失敗を遂げた『旧FFXIV』の終焉を見届け、奇跡の復活への端緒となった『新生FFXIV』への橋渡しをしたこの曲は、紛れもなく『FINAL FANTASY XIV』の顔というべき存在であり、ファイナルファンタジーシリーズの代表曲の一つである。
『
モンスターハンター:ワールド』では、『FFXIV』とのコラボで「魔獣ベヒーモス」が異世界であるエオルゼアの地より襲来し、モンハンシリーズ前代未聞の企画で各界に激震が走った。
前半の曲は「雷鳴」だが、後半になると「天より降りし力」に曲が切り替わる。
公式から「マルチプレイ推奨」とまで言われるほどの圧倒的な戦闘力を誇り、中でも一撃必殺技である「エクリプスメテオ」に多くのハンターが吹き飛ばされトラウマを刻みつけられることになった。
このためモンハンシリーズのハンターにとってこの曲は「ベヒーモス」と「エクリプスメテオ」の印象が強すぎるようだ。
原曲及びアレンジ曲
過去のランキング順位
天より降りし力
空より現れし者 ~次元の狭間オメガ:アルファ編~
サウンドトラック
A REALM REBORN:FINAL FANTASY XIV Original Soundtrack
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最終更新:2025年04月06日 22:51