MEGALOVANIA
概要
it's a beautiful day outside.
きょうは ステキな日だ。
birds are singing,flowers are blooming...
はなが さいてる ことりたちも さえずってる。
on days like these, kids like you...
こんな日には お前みたいなヤツは…
Should be burning in hell.
じごくで もえてしまえばいい。
エンディング分岐の1つである、モンスターを皆殺しにしながら進む「ジェノサイドルート」のラスボス“Sans”との戦闘で流れるBGM。
重厚かつハイテンポで、昇りつめるような激しい曲調のハードロックとチップチューンを組み合わせた楽曲。
チップチューン音源のイントロから一気にバンド音源が加わり盛り上がる展開、後半のエレキギターソロなどが特徴的。
いかにも「強敵と対峙する」というような曲だが、本作では他のどのBGMとも意味合いが大きく異なっている。
他のルートでは主人公と戦うことはないキャラクターが、このルートでは悪鬼と化した主人公から世界を守るために死力を尽くして立ちはだかるのである。
そして『UNDERTALE』に登場する他の楽曲がすべて、それぞれ関連する人物・場所などのテーマのフレーズを組み込んでいるのに対し、この曲は唯一どのテーマ(ライトモチーフ)も組み込まれていない。
(彼のテーマを組み込んだ戦闘曲は別に存在しているが、他ルートでは戦わないためか未使用曲となっている。)
「“サンズ”戦の曲」と言うより、『化物に立ち向かう決意』と『それに行く手を阻まれたプレイヤー』の関係そのものを描いた曲であると言えるかもしれない。
彼との戦闘は作中でも異彩を放つ流れであり、
また難易度では最強と言って相違ない強さのボスなので、挑んでは何十回も殺されるなど、印象にも十分残りやすい。
余談
実はこの曲はこのゲームが初出ではなく別の作品に使用されていた曲のアレンジである。
本作のリスペクト元の1つである『
MOTHER2 ギーグの逆襲』の改造ハックロム『
EarthBound Halloween Hack』のラスボス戦で使われたのが最初。
他にもウェブコミック『Homestuck』で『UNDERTALE』よりも前にアレンジしたバージョンを出しており、作者の思い入れの強さがうかがえる。
この『Halloween Hack』、『Homestuck』、そして『UNDERTALE』において、この曲は「殺戮を繰り返す主役」と「それを許さない敵」同士の戦いに流れているという共通点がある。
なお厳密にはバージョンによって曲名表記が異なっており、『Halloween Hack』版は最初のみ大文字の「Megalovania」、『Homestuck』版は大文字と小文字が入り混じった「MeGaLoVania」、『Undertale』版は全て大文字の「MEGALOVANIA」となっている。
作曲者によると「MEGALOVANIA」という曲名は「
MEGALOMANIA」と「Transylvania」という2つの単語から由来している。
「MEGALOMANIA(メガロマニア、誇大妄想狂)」の部分は『
LIVE A LIVE』の同名のボス戦曲「
MEGALOMANIA」のことで、メロディーは当然ながら全く違うが、音使いや曲調は同曲をリスペクトしており共通するものがある。
そこにハロウィンのイメージがあるルーマニアの地名「Transylvania(トランシルヴァニア)」を組み合わせたものとのこと。
(「-vania」の部分のみを組み合わせる前例は「
キャッスルヴァニア(Castlevania)」等がある。)
意訳すると「誇大妄想郷」とでも言うべきものかもしれない。
他作品では
『
大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』では追加Miiファイターコスチューム 第3弾において、“
サンズ”がまさかの配信となったのみならず、購入時に「MEGALOVANIA」の新アレンジ曲が追加されることになった。
Miiファイターコスチュームの配信でこのような事例は当然初であり、しかもToby Fox氏直々のセルフアレンジという凄まじいまでの力の入れようである。
なおこのサプライズ発表が行われた「Nintendo Direct 2019.9.5」では桜井政博氏が直接解説したのだが、その際桜井氏の自宅でToby氏とスマブラで対戦したことを明かしている。
その時のToby氏のスマブラの実力は、かなりのゲーマーで知られる桜井氏と勝率が五分五分以上で「すごく強かった。こういうゲスト系の中では一番強かったんじゃないかなと思います」と語るほどだったとか。
コナミのBEMANIシリーズでは『DanceDanceRevolution A3』と『SOUND VOLTEX EXCEED GEAR』に原曲、『GITADORA HIGH-VOLTAGE』『
pop'n music UniLab』『
ノスタルジア Op.3』では「BEMANI Sound Team」の1人であるYvya氏のロックアレンジが収録。
また、
タイトーの『
GROOVE COASTER for Steam』『同 4 STARLIGHT ROAD』、バンナムの『太鼓の達人 ニジイロVer.』、セガの『
CHUNITHM NEW』にも原曲が収録されている。
グルコスでは原作の戦闘を再現した背景演出、DDRやギタドラでは原作の戦闘シーンをそのままムービーで流す、チュウニは譜面に原作を意識した仕掛けがあるなど、各機種それぞれで凝った演出が施されている事が多い。
特にポップンでは“
サンズ”が曲の担当キャラとしてゲスト出演するというこだわりよう。
彼は他に
Hopes and Dreamsと
Battle Against a True Heroも掛け持ちで担当しているため、一見さんに対しての彼が担当であることによるネタバレも一応避けられた形になっている。
『東方ダンマクカグラ ファンタジア・ロスト』では「
U.N. Owen Was Hero?」に引き続いてのコラボ第2弾として、Toby氏と
ZUN氏による互いの作品のアレンジが行われた。
Toby氏が選んだのは『
東方妖々夢』の「ネクロファンタジア」で、それを「MEGALOVANIA」風の曲調にアレンジした「
Necrolovania」。
それに対して、ZUN氏は「MEGALOVANIA」を選曲し「
空しき
骸のメガロヴァニア」を書いており、奇しくも今回は両方とも本曲がフィーチャーされた形となった。
なお
ZUN氏曰く「正式な依頼が来る前にね、僕もう作っちゃった。」だそうな。
過去ランキング順位
UNDERTALE「MEGALOVANIA」
大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL「MEGALOVANIA」
GITADORA HIGH-VOLTAGE「MEGALOVANIA」
サウンドトラック
UNDERTALE Soundtrack
関連動画
ZUN - 空しき骸のメガロヴァニア(Megalovania of the Empty Corse)プレイ動画 【東方ダンマクカグラ ファンタジア・ロスト】
外部リンク
「MEGALOVANIA」に関する詳しい解説が記載。
最終更新:2025年02月17日 20:47