THE WORLD REVOLVING
概要
* カオスのニオイがする。
* あたりの空気に 自由が満ちる。
* 世界が回る 回るよ世界。
本作のChapter1の裏ボス「Jevil」との戦闘で流れるBGM。
不気味ではっきりとしないメロディや「ピロピロピロ…」と流れるアウトロ、曲の最終盤で
Field of Hopes and Dreamsのパートが何回も繰り返されるところなど、特徴が数えきれないほどあるボリューム満点の一曲。
バトル直前の「サーカス」という曲や、バトル中の青と紫で構成された回転する
画面酔いしそうな背景、Jevilの道化師のような見た目も相まって異質な曲となっている。
が、それでもちゃんとメロディが上手く噛み合い成立しているあたり、
Toby Fox氏の手腕を感じる。
ちなみに20秒ごとにメロディーが変わる「秩序」的な一面もある。
なお、Jevilはムチャクチャな倒置法などで喋ったり一人称がコロコロ変わったりと狂ったような喋り方をするが、よろず屋の店主Seam(ヌイ)によると、「元は一緒に宮仕えをしていたがある人物に出会い、この世界がゲームだとわかってしまって狂ってしまった(意訳)」らしい。
また、続編・Chapter2の裏ボス「
SpamtonNEO」戦で流れる「
BIG SHOT」や、Spamtonの店などで流れる「黒電話」にもこの曲のフレーズが入っている。
SpamtonはJevilのことを知っており、「ある人物」とも関わっているようだが、これらは何を意味するのか、そして、果たしてこれが今後のストーリーにどう関わってくるのか…?
Jevilを巡る意味深なストーリーと合わせて評価の高い一曲である。
余談だが、2024年にてToby Fox氏がかめりあ氏と共同で作曲した「Theatore Creatore」という曲が
CHUNITHMに収録された。
これはSEGAより「これに近い曲を作ってほしい」と参考音源と共にリクエストされて生まれた曲なのだが、その参考音源はまさかの「
THE WORLD REVOLVING」。
担当キャラの「ムッシュ・シャポー」もJevilと同じように道化師の姿をしており、カオスを司る邪神という設定から見ても色々とこの曲を意識したものとなっている。
過去ランキング順位
最終更新:2025年03月08日 09:32