Ghool1

JTF所属機の空戦技術教習を行うため神室島へ飛来した際の様子
代表国
所属 アル=シオン連合空軍 第39航空団 第8戦術戦闘アグレッサー飛行隊 グール
おもな乗機 Su-37、MiG-29、MiG-21等
所持タイトル
傾向 格闘・ミサイル戦バランス派
名言 <<私がこの空に居る限り 敵に聖都の空は飛ばせない>>
異名 “聖地の守護者”
由来 かつて勃発した首都ミシュマル近郊での空中戦において数多くの敵機を撃退したことから
ランク -/-



Ghool1はジャミール共和国出身、アル=シオン連合空軍所属のパイロット。
Su-27シリーズを溺愛するエースであり、それらの機体に乗せると非常に高い空戦能力を発揮する。
座右の銘は「好きこそ物の上手なれ」。




実力


ミサイル運用能力と格闘能力のバランスに長けている。良く言えば万能型、悪く言えば目立つ面は無い。
自分が好いた機体は完璧にモノにすることを信条としている故にフランカーとの相性は抜群。
その代償として乗り慣れない機体に乗ると新人にすら敗れるといった一面も持っている。
長年「敵役」を務めてきたが故に"こういう時相手はどう動くか"を掴んでおり、その点が教導にも役立っている。

一方、対地攻撃は愛機の特性もあってかあまり得意ではない模様。
対地攻撃は攻撃機に任せて戦闘機隊は空戦だけしてれば良いんだ、とは自身のモットーであったりする。

経歴

国家 所属部隊 活動期間 乗機
アル=シオン Ghool '15~ Su-37

人評


俺も長いことパイロットやってるが・・・あいつの乗るフランカーにだけは追い付けん。
対テロ戦争を生き抜いてきた、それだけの技量はやはりあるんだろうな。
―同空軍パイロット

あのヒトは隻眼ですから、自然と弱点になる向きってのが出来るハズなんです。
でも、それを感じさせない飛び方をしてくれる。それがあのヒトの凄いトコなんですよ。
―機付き整備員

来歴


JTF参加各国で戦技教育を行う眼帯姿の女性パイロット。名前はレイラ・シャバーズィー(ليلا شهبازی)。
空軍でパイロットをしていた父親と教師の母親の間に生まれたごく普通の少女だったが、学生時代、ジバール戦争後急増したテロにより両親を失う。
保護者を失った彼女は知人の紹介で義勇兵として成人まで過ごし後に空軍へと志願、優れた状況判断力と父親譲りのセンスで見事合格する。
その後の対テロ戦争では多くの敵機を葬り"聖地の守護者"という二つ名まで手に入れる活躍をしたものの、作戦行動中に被弾し左目の視力をほとんど失った。
それ以来一線からは退いたが、「鬼教官」と揶揄されるアグレッサー部隊の隊長として友軍の練成に努めている。
アグレッサーとして就任する以前はSu-27に搭乗していたが、今はアル=シオン制式採用色を纏ったアル=シオン航空機製造(Al-Sion Aircraft Manufacturing Industrial Company、ASAMICとも)製のSu-37ASを愛機として溺愛しているようだ。
その鬼神の如き活躍とは裏腹に本人は可愛い物好きなようで、自身のTACネーム「アヌビス」にちなんだキャラクターをシンボルとして愛用している。


パーソナルマーク:冥界の神"アヌビス"

機体


そんな彼女の愛機、Su-37ASはリュドスカヤ・スホーイ設計局で製造され各種試験に用いられたSu-37をベースモデルとし、アル=シオンの防衛事情に合わせASAMIC社にて改造が施されたアル=シオン向け先行量産型だ。
何故このステルス全盛期の現代において時代遅れの格闘戦特化機を採用したのか。そこにはアル=シオン特有の理由がある。
元々JTF109が組織される以前より反政府軍との度重なる戦闘を地上空中問わず繰り広げてきたアル=シオン加盟各国であるが、敵味方の識別やミサイルの信頼性・運用コストの問題から空中戦ではドッグファイトを重視する傾向にあったのだ。
そのような戦場ではミサイルでの長距離攻撃からドッグファイトまで幅広くこなせるSu-37は最適な機体だったのであろう。
現在もアル=シオン(特にツェマク空軍)機の尾翼には識別帯が塗装されており、未だドッグファイトを主眼に置いた戦術が一部で取られている事を伺わせる。

この機体はSu-37の型式名を持つものの本国仕様とは違いSu-27系のボディラインを基本としており、Su-37では大型レーダーの搭載により増加した投影面積が多少ながら小さくなっているようだ。
TAI社製の小型警戒レーダーが搭載されたテールコーンもSu-37に比べ少々小型化されているため、カナードとTVNが装備されている以外はSu-27に近い姿をしているのがよく分かる。
だがエンジンはSu-37に搭載されていた物以上の性能を誇るAL-41F1Sを搭載し、その圧倒的な推力を遺憾なく発揮できるだけでなくTVNを装備することにより機動性も段違いなまでに向上している。
その機動性はファーニケス空軍との合同演習にてF-16と格闘戦を行い互角以上に持っていける程。
また空中受油能力は周辺国への配慮としてオミットされており、JTF109における作戦行動では(元々長大な航続距離を持ってはいるが)増槽を翼下に装備している姿が度々見られる。



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最終更新:2018年03月04日 16:58